報道は

　

最近福島原発の報道がめっきり少なくなってきて
寝たきり状態の母まで
ベットでテレビのチャンネル片手に・・カチャカチャ
「最近原発の報道してないね～、くだらない番組ばかりだよ～」

１か月前にＰＣが使えなくなって
イライラ
数日前にやっと繋がった
これでテレビからの情報は必要なくなった

もともとテレビの偏向報道にはうんざりしていたけれど
人類史上初めてと言われるぐらいの凄い事故が進行中にもかかわらず

政府と一体になって
放射能は大丈夫はたまた体にいいなんて
頭のおかしいおじさんまで登場させて…ほんとうにテレビなんて見ていると百害あって一利なし

昨日は　内閣官房参与で原子力の専門家
・東京大学大学院教授（工学系研究科 原子力専攻）の小佐古敏荘氏が辞任会見を開いたようだけど
しっかり報道したのかな？・・・たぶんしていないんだろうな～

報道内容をネットで読んでみると・・・やっぱりね～
文部科学省所管の日本原子力研究開発機構によるＷＳＰＥＥＤＩシステム（数１０ｋｍから数１０００ｋｍの広域をカバーできるシステム）のデータを隠さず開示し、福井県、茨城県、栃木県、群馬県のみならず、関東、東北全域の、公衆の甲状腺等価線量、並びに実効線量を隠さず国民に開示すべきである。

知る権利も奪われて
日本て民主国家じやなかったんだ…今頃気が付いた？

楽観主義の蔓延

福島の原発事故でこの国の危機管理の欠如には呆れてしまう
技術科学トップの日本のはずが
事故処理のロボットはアメリカから借りて
放射能の汚染水の処理の機械はフランスから借りて

日本でとった事故処理のた行動は
目薬作戦、紙オムツ作戦、あげくの果てに汚染水を海に垂れ流し
事故管理能力ゼロということが世界中に知れ渡ることになった

クリーンでコストの安いエネルギーと言いう原発が
実はダーテーでコストの高いエネルギーということが証明されたわけだけど

レベル７に事故になっても
世論調査によると半分近い人が原発は必要とか？

確かに私の周りにも「原発止めたら今の生活維持できなくなっしまうよ」
そう答える人はいる

事故の結果これから日本経済は益々窮地に追い込まれることになる
そしたら原発を止めなくても今の生活を維持することなんてできないのに

「生活レベルを落としても安全で安心して生活できるほうがいい」
そういう声が聞こえてこない

無数の活断層が縦横走る上にところかまわず原発を建設しても「どうにかなるさ」
事故が起きても「どうにかなるさ」

根拠のない楽観主義の蔓延に
開き直って諦めるしかないのかな・・・

命より大切なものって？

こんな狭い国土に５４基の原発、そのうえ使用済み核燃料棒冷却用プール・・いったい幾つあるのさ
燃料棒の寿命はたった３年その後ただのゴミになるまでいったい何年何十年かかるのよ～
危険な原子力、危険なゴミをしこたま抱え・・・
その上に築かれた便利な生活
家族を失った男性が「蝋燭の生活だっていい」て言っていたけれど
命より大切なものっていったいなんなのよ
「生活レベルを落としても安心して暮らせる生活を」・・・変わっていくことをただ祈るばかり

３月１１日

地震、原子力発電所の事故からもうすぐ１ヶ月
テレビをみていても最悪の事態についての話はまるでなし
大学の教授、準教授とかが「ただちに健康被害はありません」の繰り返し
「だったら自分で人体実験してみてよ」
事故を押さえ込む方法もみつからないというのに
復興一色ムード

思考停止状態に陥っているのか
それとも最悪状況は考えることはできないのか
あえて考えないようにしているのか
テレビを見てはイライラ

こんな状況下でもゴルフの誘いの電話
場所を聞くと「那須」・・・能天気に答える夫に
目まいがしてきちゃう