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野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

里山ガーデン

2010-06-30 22:33:04 | 山野草
初夏の花が咲き出して心配していた蝶の姿も賑やかに

スジグロシロチョウ


モンシロチョウ

咲き始めたヌマトラノオのお花にも


キチョウ・・・ピンクと黄色の組み合わせ・・・なかなかいいね~


イチモンジセセリとウツボグサ・・・シックな色の組み合わせ


キアゲハ・・・なんとも艶やか~ですね


さてこれはクロヒカゲかな?

こちらはヒカゲチョウかな?

図鑑を見たらクロヒカゲ、ヒカゲチョウ、さたにクロヒカゲモドキまで
ますますわからないな~

素敵な模様の蜘蛛の巣・・・なんていう蜘蛛なのかな?

悲しいことに名前がわかる蜘蛛は2種類だけ・・・息子に教えてもらったオニグモ
そしてジョロウグモ

ウツボグサの花影にも・・・

さては蜜も求めてやってくる虫を狙っているのかな?

ハナアブ

クガイソウの花が重そうですよ~

隣りのクガイソウにはトラマルハナバチ

こちらも重そう

昨年はトリアシショウマの花には沢山のニホンミツバチがやってきたのに

今年はハナアブの姿だけ・・・

ミツバチの姿がないと思っていたら

ヌマトラノオの花にハナアブ、蝶、やっとミツバチの姿が・・・でも西洋ミツバチでした

池を作ってからトンボの姿を良く見かけるようになったけど
まったくもってわからない

イトトンボ科?

山ユリに止まっているのは

サナエトンボ科らしいけど・・・?

よく見かけるこの黒っぽいトンボは?


淡いオレンジ色のトンボ・・・

トンボ図鑑を買わなくてはね
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自然が嫌い?

2010-06-25 04:17:33 | 花藍
那須には都会からの脱出組が多く住んでいる
何人かと知り合って・・・

先日久しぶりに訪れた知人宅
単身赴任していた夫が定年退職をして帰ってきてた

雑木林の中の家
知人が一人で住んでいるときは
緑に囲まれ春にはシュンランが咲き、センボンヤリの可愛い花も
夏にはヤマユリが咲き乱れ
秋にはサルトリイバラが真っ赤な実をつけていた

ところが家のまわりは枯れ草色
家に通じる林道沿いも枯れ草色
ヤマユリも茶色にになって立ち枯れ状態

「なにこれ~?」

「除草剤をかけるのよ~」

「除草剤は使わないでと何度言っても聞かないの」

「考えられない、頭おかしいんじゃないの」

あまりのかわりようにアゼン!

やっぱり都会から2年前にやってきた知人

山の中に住んで野菜を作っている
畑の土壌改良とかで
アカツメ草を畑に植えて
「アカツメ草が5,60センチに伸びて畑はアカツメグサだらけなのよ~」

アカツメ草はヨーロッパ原産の帰化植物
田んぼの畦を埋め尽くすようにワンサワンサ伸びピンクの花をつけている
変わってしまった畦の風景にいっも心を痛めているのに
それをわざわざ山の中の畑に植えるなんて

「逃げ出しで・・・林道にアカツメ草なんて勘弁してよ」

「刈るようにと言っても、もっと増やすんだと言って刈らないのよ~」

自然を求めて都会脱出人間まで
自然破壊を促進中

本当は自然嫌いなのかな?


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里山ガーデン

2010-06-24 09:27:23 | 山野草
強い陽射しの降り注ぐ日が続いている
それでも夜から朝方にかけて温度はグ~ンと下がる
そのせいか庭の草の伸びも悪い
ふんわり小山のように連なって地べたを覆うヤハズソウ

やっといつものように緑のジュタン模様になってきた

ヤハズソウ草にかこまれて咲き始めたウツボグサ

以前は田んぼの畦で群生している姿を目にしたけれど
最近はさっぱり
小砂利のなか、枕木の裂け目、どこにでも姿を現す強いはずの草なのに
姿を消している原因は
背丈長く伸びる外来種に駆逐された?
それともこまめな草刈りで種のこぼれるひまがない?

ノシバの中で咲き始めたのはモジズリの花


やっとここにきて虫の姿を見かけるようになった

コバネイナゴの生まれたて~・・・そこここに

私の大好きなシモツケの葉っぱの根元、花の先

チョキンチョキンと切る奴は誰?

一斉にお日様に向かって咲き始めるアサザ

こんな強い陽射しでは目がくらんで・・・・日傘が欲しいよ~・・・おもっているかも

池の淵に植えたクガイソウが一番初めに咲き出した


だらしなく伸びるナンテンハギ
花は可愛いのにな~

だらしないなんて言ったら、「どう伸びようとかってでしょ~」
そんな声が返ってきたような?

6、7年前花屋で買って湿地エリアに植えたエゾミゾハギ
増えることを期待していたけれど数年咲いて消えてしまった

ところが大きく伸びたススキの陰で今年また・・・1本だけ

ミゾハギを見ていたら甘い花の香りが・・・

振り向くと岩ガラミの花1輪
イワガラミ花の香りがこんなに素敵とは・・・今の今まで知らなかったよ~

昨年知人に貰ったミズチドリ
よい香りがあるのでジャコウチドリの別名があるという
ラン科の花は気難しいそう・・・根付いてくれることはあまり期待せず

ところが2本とも開花


姿に似合わず丈夫な花?
ほのかな優しいかおり・・・です

鉢の中に植えた小さな1本

これも蕾が・・・さらに小さい2葉がもう1本出ている・・来年は花芽は2本?

鉢受けに小さな穴を2つあけて湿地の植物を挿し芽、種蒔き
2年、3年たったもの

春先にロゼット状の見かけぬものが芽をだした
いったいこれはなに?・・・抜いてしまおうか迷ったあげく暫らく様子をみることに
花芽が上がって・・・ミズギク

挿し芽をした覚えも、種を蒔いた覚えもなし
ミズギクが一面咲いている光景を目にしたのは駒止湿原
もう遠い昔のような・・・・
あたり一面ミズギクの香りが漂っていた・・・そんなことを思い出して
今年、庭に植えたいと思い立って
何軒か山野草の店に行ってみたけど花はナシ・・・

沢山作ってある鉢の中で1本だけ・・・いったいどこからやってきたのかな?


樽の中が緑で覆われ
タヌキモの小花が鎌首をもたげるよう一斉に咲きそろう
そんな光景がここ数年見られない
原因は陽射しの強さ
タヌキモの葉は日に焼け緑から黄緑、赤緑へ
それに大きな樽にもかかわらず水の温度が上がってしまう
花数はグ~ト少なくなった

もう花が咲く揃う姿は見られないのか?

「日陰にいどうすれば~」なんて言われるけれど
ところが日陰になるとさらに花芽は上げって来ない

陽射しの強い時間帯は傘を差しかけて・・・
無駄な努力だとは思うけどね~
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里帰り

2010-06-21 12:51:06 | 山野草
昨年の春、只見の友人のところからもらってきたカキツバタ,ヒオウギアヤメ
一緒に花をつけ,花はすでに終わって種をつけている
この季節,池の周りで咲いているのはノハナショウブ
ところが数株バッチリ蕾をつけているものが
葉の形から時期のずれたヒオウギアヤメかな?

雨の中で蕾がふっくら膨らんでいる
ヒオウギアヤメじゃない
カキツバタの色でもない

ふと、思い出した

春になると時々遊びに行く
田んぼで水性の花の栽培をしているおじさん

花ショウブ、コウホネ、ハス
田んぼを埋め尽くすように咲きそろう

昔からこのへんに自然に生えていたカキツバタが植えてあるとか
「自然のものは花持ちが悪いから商品にはならない、欲しければ抜いてあげるよ」

「ほんとにほんとに自生していたもの?」
花はすでに終わっていたけど
「間違いない、葉っぱを見れば一目でわかる」・・・と言うことで1株貰って来た

蕾のつきがすこぶるよくさらに茎の横から伸びたものにまで蕾をつけている
蕾の色はグラデイション・・・
これって公園なんかでよく見かける花と似ている?

ハッキリしたことは花が開かないと解らない

雨がやんだのでおじさんの家へと出かけた

「昨年もらったカキツバタ、ほんとうに在来のもの?」

またまた自信たっぷりに「昔からあったやつだよ」

「午後には花が開くから、カキツバタじゃなかったら返すからね」

「園芸種の花は増えるんでしょ」

「4倍にはなるな~」
4倍づつ増えていったら我が家の池の周りは・・・

在来のカキツバタであることを期待しながら家に帰ると
4倍に増える花でした


子供を連れてもとの田んぼへ里帰りで~す。
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2010-06-19 22:24:05 | 花藍
種をまきすぎて
食べごろになったカブを抜いて友人知人に配って歩くことに


昨年知人からもらった麦の種
適当に蒔いておいたら、
黄色く実って・・・でもいつ刈ったらいいのかな?


昨年の食べ残しのジャガイモ
「小さいからそのまま植えてね」
ところが
「マニアル書には2つに切ると書いてある」
「それは買ってきた立派な種芋のこと、こんな小さいの切ったら皮だけになってしまうでしょ」
どうやらそんな説明は右から左に抜けてしまって
「だって本には書いてある」
めんどくさくなって
「お好きなように」
畑にまな板、包丁持参
小さいジャガイモは更に小さく・・・ほんとうに皮だけって感じに

ところが青々繁茂、薄紫の花をつけている
これで芋をつけたら、ジャガイモって皮だけでもOK?

ゴマの種を撒いたけど日照り続きで
芽が出たけれどなかなか伸びない・・
ところがここにきて雨のおかげでグ~ンと大きく成長


いじけていたキャベツの苗も一気に伸びた

軟らかい春のキャベツは虫も大好き
そこで農薬の多使用はかかせない
「秋のキャベツは食べても春のキャベツはあんまり食べないほうがいいよ~」
そんな話を農家の人から聞いたのを20年前
それから春のキャベツを食べるたびその言葉が頭の隅でチラチラ
手作りキャベツを食べる時そんな言葉とはオサラバ・・で~す

取り残しのニンジン見事に成長、大きな花から種が採れるかな?

以前読んだ本に穀物メジャーの長期戦略
種はF1にして毎年高価な種を買うことに
種の値段は徐々にアップ
そんな戦略には乗りたくないよ~


春先に蒔いたゴボウこれもいつまでたっても小さいまま
これでゴボウになるの~
ところが成長し始めたら伸びる伸び~る
引っ張ってもビクともしない・・・シャベルをもって収穫
果たして根っこの方も同じように伸びているのかな?


春先に花芽を摘んでせっせと食べたカキナ
咲き始めた黄色い花に蜜蜂が蜜をあつめにやってきた
蜜蜂のために抜かずに、刈り込み再び花が咲き始めた
今度はモンシロチョウが蜜を求めてヒラヒラ・・・
そして新芽にはアブラムシもバッチリと集まってきている

回りの野菜には虫食いの穴はほとんどなし
これってカキナに虫が一極集中なのかな?
それとも一緒に伸びている雑草のおかげ?

晴れると強い陽射しで野菜はグッタリ
時々バケッをひっくり返したような激しい雨が降る

そんな厳しい気象の中を寄り添いながらなんとかしのいでいる野菜たち
間引いて1列にしてしまったら、もろに強い陽射しや激しい雨を受けてしまう
そう思うと気の毒でカブ、大根、ゴボウetc・・・間引く時期を逸してしまった

ところがなんの問題もなくカブはおしくらまんじゅう状態でも
はみ出したカブはカブの上に乗っかってちゃんと成長している

押し出された大根は斜めになって5,6センチに成長
チビ大根を抜いて、大根おろしにしたら
辛味があって味は濃厚・・・美味し~

100坪の畑に肥料はホームセンターで買ってきた198円の鶏糞4袋
友人からいただいた薫タン2袋

たったこれだけで野菜は立派に育ってくれるのですね~

耕さず残しておいたワラビ原野
春先には隣りのおじいさんがせっせと摘みに来て
ワラビの姿はチラホラ
いち早く展開するワラビの葉っぱのおかげで
篠や外来の植物の成長を抑えているのに
採りすぎると篠原野になっちゃうよ~心配していたけれど
さすがここにきて食べ飽きたようです
ワラビの葉っぱが展開しはじめた

ワラビは食べるより夏の緑、秋の黄金色に紅葉した姿を見るのが好き

我が家の畑のスモモ植えて10年以上経つというのに
毎年実は10個前後
熟す頃には鳥のお腹におさまって
酸っぱいのか甘いのか一度も味見したことが無い

今年は早春の霜で梅も枇杷も実つきが悪い
ところがどうしたことか

青い実をどの枝もビッシリつけている
無事に赤く熟したら
なんせこの数、鳥だって食べきれないでしょう
私のほうにも回ってきそう?
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思い出の1日に?

2010-06-18 20:59:57 | 山野草
庭のあちこちでフキが伸びているけれど、
山のフキはアクがなくやわらかい
山菜は調理がめんどうで
あまり食べないけれど

毎年6月始めに花見を兼ねて
フキ採りに出かける、
今年は夜になると冷え込んで
なかなかフキが伸びない

昨日花見を兼ねてフキ採りに
とりあえず行ってみようと、
お弁当を作って知人と出かけた
昨年行った沢沿いは大雨のせいなのか
沢のさいどが削られてフキもろとも消えていた

晴れたおかげでスゴ~イ暑さ
木陰のないところでは立っているのが辛い
お弁当も車の中でクラーをつけて
いったになんという6月なの・・・嘆くことしきり
マメ桜は終わって、

タニウツギの季節となっていたけれど
ピンクの花も元気がない、
こんな暑さでは無理もない

フキ採りも花見の気分もなくなって
も~帰ろ~
帰り道、いつも寄る田島の道の駅
お目当てはソフトクリーム

車から降りようと思ったら
靴は右足だけ・・・

暑がりの私は車の中で靴を履いていることができない
脱いだ靴はたいてい座席の下にでももぐり込んでいる
ところがいくらさがしても左の靴が見つからない

どうやらお弁当を食べるため
車を止めた林道へおいてきてしまったようだ

さてどうしょう・・・・
ここから庄和村の林道まで戻るには遠すぎる

でも靴はお嫁さんからのプレゼント
2足もらって、1足のほうはもうだいぶくたびれているから諦めもつくけど
ところが今日に限って古いほうが見つからず
新しいのを履いて来た

迷った末、結局林道まで戻ることに

林道の真ん中に1足・・・車のほうを向いて
まるで迎えを待っていたよう・・・

早起きしてお弁当を作り
暑い中、庄和村の林道までお弁当を食べに行った
その上往復までした

忘れられない思い出の1日となることでしょう









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里山ガーデン

2010-06-14 22:37:37 | 山野草
久しぶりの雨
雨に濡れながら1輪だけノハナショウブが咲いている

山野に生えるアヤメ、
湿地に生えるヒオウギアヤメ
水湿地に生えるカキツバタ
草原や湿地に生えるノハナショウブ
アヤメ科、紫の花
それぞれが個性的

私はノハナショウブの花が一番好き
まるでビロードのような赤紫、基部は黄色
紫と黄色、思いもつかない色の組み合わせ

高層湿地のヒオウギは身近で見ることはできない

絶滅危惧種に指定されているカキツバタ
栽培品はよく目にするけれど
野生のものは身近で見ることは出来ない

山野に自生するアヤメ
那須でも以前は身近に放置状態の山野が存在して
アヤメの群生を目にすることが出来たのだろうけど
今では人の手のはいらな山野は皆無に近く
庭に植えられたアヤメを目にするだけに・・・

わずかに残った湿地だけど
そこでは今でも見事なノハナショウブの群生を見ることが出来る

ノハナショウブが咲き出すと初夏の到来を感じる
キスゲも咲き出し続いてノカンゾウ、トラノオウ、クサレダマ、シモツケ、
アカバナ、シロネ、そして夏の女王コオニユリetc・・・

私にとってはノハナショウブが一番身近な野生のアヤメ科の花
地域によってはノハナショウブも絶滅危惧種に指定されているとか
栃木でも絶滅の仲間入りにならないように・・・そんな思いが
一番好きと感じる理由になっているのかもね~




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里山ガーデン

2010-06-12 23:43:23 | 山野草
真夏のような暑い日が続いている
中庭のカントウヨメナが5センチぐらい延びたところで止まってしまい
赤みをおびた緑色をしている
庭中にちらばったコモチマンネングサが黄色の花を付け始めた
も~抜くのは諦めようと思ったけれど
黄色い花を目にするとついついしゃがみ込んでマンネングサ抜きが始まってしまう

午前中2時間ばかり草取りをして昼をつげるチャイムで家に入る
しばらくしても顔のほてりが取れず
アイスノンを頬にあてソファーに横になって休憩
とても6月の陽射しとは思えない強さ
人間のように体を冷やすことも日陰へ逃げ込むことも出来ない植物
これではまともに成長なんてできるはずはない

この暑さのせいなのか?
池の周りのシモツケの花が咲き始めた

黄色のクサレダマ、白いヌマトラノオ、ピンクのシモツケ
3色揃って咲くはずなのに
クサレダマはまだ蕾も上がってきていないというのに

池の中でアサザが咲き始めたけれど

葉っぱは黄ばんだものが多く綺麗な緑にならによ~

エゾナデシコも咲き始めた

株数がだいぶ減ってしまった
今年は苗床を作って種を撒かなければ

可憐なハクサンフウロウの花は強い陽射しでアットいうまに散ってしまう


ノアザミはだらしな~くヒョロヒョロ伸びて株は巨大化
なんでこんなに大きくなるの?


庭のミヤコグサが満開

いつものなら河原に群生しているミヤコグサを見にいくはずなのに
この暑さでは日陰のない河原には出かける気分にはなれなよ
それに暑さに耐えてる花を見るのは忍びない
昨日雨のはずなのに・・バケツをひっくり返したような強い雨がほんの2,3分降っただけ
地べたはバサバサ、カラカラ
たまりかねて午後から池の取水ようのホースを
あっちに引っ張り、こっちに引っ張り
でもホースの届かない所の草は赤茶け枯れたようになっている

伸びの悪い植物、ヒョロヒョロだらしなく伸びる植物
それでも皆寄り添いながら強い陽射しから身を守っている・・そう思うと
たとえバランス悪く伸びていても草刈りなんてできない

ところが野菜をを持ってきてくれた近所のおじさ、
我が家の庭を眺め
「草取り大変だろ、犬がいなければ除草剤かけちゃえば楽なのに~」・・だって!

この気候変動いったいどうしたらいいのだろうか
庭を眺めながら毎日ため息をついているというのに

田んぼをたくさん持っているおじさん
「お米の伸び具合悪くない」と聞いたら
「今んどころ悪いな~、でもそのうち雨でも降れば伸びだすさ」・・・だって!

「脳内革命」の本でも読んでいるのかな?
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再び会津へ

2010-06-10 16:43:27 | 山野草
知人に頼まれ再び会津へと出かけた
春の花が終わり初夏の花の季節にはまだ早い
ちょうど花の端境期だけどなにかは咲いているはずということで
4~6日の2泊3日の花巡り

初日に訪れた駒止湿原では水芭蕉が咲いて

芽吹き始めたサワフタギ、ズミのあいだからちらほら見えるムラサキヤシオ早春の色


我が家のにはではとっくに終わってしまったムシカリもここでは満開


ショウジョバカマは終わってワタスゲの蕾はウサギの尻尾のような姿


今年の冬は雪が十分降ったはずなのに
ここにきて雨が少ないせいかそれとも陽射しが強いせいか
湿原はかなり乾いた状態だった

20数年前1人でせつせと通った駒止湿原
埼玉から片道4時間
湿原に着いたときにはもう日が暮れ始めなんてこともあった
林道沿いのヤマブドウの葉っぱの大きさ巻きヒゲの立派さに感動
秋に紅葉した山葡萄の葉っぱはそれは見事だった

湿原の入り口にあった蕎麦屋さん「峠の茶屋」
御主人に頼んで店の周りのヤマブドウの蔓をいただいた
ライトバンの後ろに詰め込み帰り道
車の中は山葡萄の甘い香りが溢れ・・・
蔓がこんなに良いか香りがするなんて始めて知った
その後ご主人が亡くなり峠の茶屋は取り壊され
跡地は自然の一部へと帰って・・・
今ではモウセンゴケが群生して
そこに家があった形跡はなし

湿原の駐車所に大型バスが止まるようになって
湿原中にロープが張られ
入り口に監視のための小屋ができ・・・

以前のように湿原を訪れることが無くなってしまった
籠を担いで長靴を履き首にはタオルをかけて
湿原をブラブラ・・・もう遠い遠い昔の思い出・・・

昭和村に抜ける林道沿いでヒメシヤガがちょううど見ごろを迎えていた
こちらでは道端、林縁などて時々見かけるけれど
これも準絶滅危惧に指定されているとは


昨年に続きトチの木がどれもビッシリ花をつけている
そんなに沢山花をつけたら疲れちゃうよ~


いつも寄る駒止湿原の裏の林道
美味しい湧き水を汲んでいこうとペトポトル持参
水汲み場は水不足も乾燥化もナシ
人の力では作り出すことの出来ない一級の芸術品

苔に混ざってネコノメソウも岩を緑で包んでいる
どんな花をつけるのか何度も訪れているけれど
花の姿をまだ一度も見たことが無い

会津も晴れると昼間は真夏のような暑さ
日が落ちると寒く泊まった旅館では暖房が入っていた
稲の伸びも悪く・・・・この温度差では無理も無い

田んぼに来ていた老人に声をかけてみた
「稲の状態はどうですか」
「いや~だめだね、こんな状況が続いたら今年は米の収穫はのぞめないね~」

何処へ行っても気になる米や野菜の生育状況
数年前から顕著になりだした自然の変化
花見を楽しむ気持ちより心配事が大きくなった
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