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野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

最後の一枚

2013-10-30 22:37:03 | 人形

2010年縁あってオーストリアの美術館で藍染の展示会をすることになって

その時会場のデイスプレー用に作った

幅60センチ長さ3メートルの長い布

北海道へ行った時一日中ホテルで型起こし

春夏秋の那須に咲くお気に入りの野の花をビッシリ詰め込んだ

オーストラリアに渡って沢山の人に見てもらい

そして我が家へと来場してくれた人の嬉しい感想のメモと一緒に帰ってきた

同じ型紙を使って染めた2枚

一枚は手織りの綿に・・・・

これは友人のお店のテーブルクロスに

そしてもう一枚は

我が家の玄関ホールに飾って

何人かの人に譲って欲しいと言われたけれど

「ゴメンネこれは商品じゃないの」と断ってきた

一枚ぐらい記念に・・・・そうおもって

そして今私と共に宇治の家へ

嬉しいことに今でも忘れず「藍染なにかありませんか」・・時々携帯にかかってくる

 

とうとう譲ることに・・・・

物には執着しないと決めたはずなのに

思い出が一杯詰まっていて・・・・・

今いる場所で今出来ることを始めよう・・・・そう思いながら留まっている自分がいる

思い出に浸っていたら前には進めないよ~~~

綺麗に仕立て直しして送り出すことにした

 

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なにが問題かって・・・

2013-10-30 20:13:58 | 人形

http://www.dailymotion.com/video/x16htki_%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%81%8B%E3%82%89%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E3%81%B8-%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%AD%94%E6%A1%88_news

↑これも削除されちゃうのかな?

福島とチェルノブイリの違い

何が問題かって

チェルノブイリでは事故当時の責任者は罰せられ

福島では誰も罰せられない

責任ある人の給料が高額だってことはそれだけ責任が重いってことじゃないの

ところが日本では

誰も責任をとらない、とらされない

その結果・・・・緊張感の欠如、無責任

時の経つのを待っていさえすれば・・・・高額の退職金、高給の年金を貰いその上天下りが保障される

これが解決しない限りこの杜撰さは続いていく・・・・・そう思うのだけどな~~~

 

 

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この空気感

2013-10-30 15:01:05 | 人形


※ フジテレビ系(FNN) 10月29日(火)19時19分配信
福島第1原発4号機の使用済み燃料プールから取り出した核燃料が、落下したことを想定した訓練が行われた。訓練は、4号機の使用済み燃料プールからの燃料の取り出し中に、5階から核燃料が落下したという想定で行われた。
さらに、燃料が落下したことで、再臨界したときに発生する「キセノン」という気体が発生したと想定し、5km圏内の住人に、避難警報を出す訓練も行われた。
・・・2013/11/8からは、いつ避難警報が出るか分からない状況となる。燃料棒が破損したときに出るのはキセノンだけではない。もちろん気体の方が飛びやすいが。より遠方の住民にはどうやって警報を知らせるんだろう。ちゃんと警報を出すだろうか。警報も出さずMPの表示を止めるということにならないか。

いよいよ始まる核燃料とりだし、経験したことがないことが行われる

失敗すればどんなことが起こるか・・・・予想しかないなかで

たった5キロでいいの?

とりだしに熟練のスキルがある人なんて誰もいない

それじゃなくても最近ウッカリミスが連続している

もし失敗して作業員に避難警報がでたら・・・・その後誰が?

とても重大で危険な作業が始まろうとしているのに

この危機感のない空気感・・・・なんなんだろう?

 

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少しのものを大切に

2013-10-30 00:02:53 | 人形

知人について山の中の養鶏場へ行った

知人の指導で今年から西洋ミツバチを2箱飼い始めたという話を春先に聞いて

緑の中でノビノビ蜜集めをしているミツバチ達を想像して・・・一度見てみたいと思っていた

一般の人は入ってきそうではない林道を走って

道の両側に植えられている樹齢数十年はたっていそうなソメイヨシノの木は

全てテングス病に冒させて無残な姿

着いた養鶏場は車から降りると酷い悪臭

マスクをしてこなかったことを後悔しながら後を付いていくと

きたない養鶏場の間に置かれた2箱の巣箱の前には無数のミツバチの死骸

3日前まではなかったとか・・・・・

想像していたのとは雲泥の差・・・・ミツバチが可哀そう~~~

たくさんの死骸が山積しているほうの箱を開けると・・・・もぬけの殻

もう一つの箱の中はミツバチはいたけれど幼虫が巣板の中で死んでいる

あまりの悪臭と汚さに気分が悪くなって・・・・先に帰ることにした

帰り際、人影のない鳥小屋の中を覗いてみたら

薄暗く鶏の姿がハッキリ見えなかった・・・・でもたくさんの鳴き声

ヘボヘボの鳥小屋のまわりの金網には白いくもの巣のようなものが垂れ下がり

なんだか見てはいけないものを見てしまった気分に

そして以前読んで心を痛めた記事を思い出した

「命あるものとして産まれながら空を見上げることもなく地面を歩くことも無く短い一生を終える鶏達」

大規模養鶏場について書かれていた・・・・・

我が家で飼っていた鶏

嬉しい時、怒った時・・・豊かな表情多様な動作・・・心がある命なんだよ

大量生産大量消費の中で

命がまるで物のように取り扱われている現実

きっと鶏だけじゃない牛だって豚だって・・・・・・

ルンルン気分で家を出たのに

帰りは深いため息をつきながら・・・・・

過酷な状況下で飼われている鶏の卵には悲しみや苦しみが詰まっている

喜びや幸せの詰まっている卵を食べたい・・・・感謝してそして大切に

 

 

 

 

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何をするにも・・・・

2013-10-29 11:25:38 | 人形

突然の電話・・・・・久し振りに聞く声

「今兵庫県にいるの、明日泊めて~」

「わ~久し振りきてきて大歓迎」

郡山の知人、兵庫のとある集まりで福島のお話を頼まれたとか

次の日我が家に泊まって伊勢神宮によって帰りたい

私は神社、仏閣にはまるで興味なし・・・・したがって伊勢神宮に付いての知識ゼロ

「なにか神様にお願いしたことでもあるの?」

「ご利益はないと思うよ~だって昨年知人が選挙の前に行ったけど落選しちゃったしね~」

「伊勢神宮は願掛けしてはダメなんだって、だからただ境内を歩きたいだけ」

「へ~そうなんだ~」

郡山で新しくお店を始める知人

心中色々複雑・・・・歩きたくなる気持ちもわかる

「新しいことを始めるって楽しいよね・・・・でもね」

「事故っている原子炉になにかあったらいつでも投げ出す覚悟も忘れないでね」

何をするにも心の底から喜べない、没頭できない

これから社会に出る若い人・・・こんな状況下で

「少年よ大志を抱け」・・・・なんて大人が言えないよね~~

 

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柿の季節がやって来て

2013-10-29 10:44:16 | 人形

近所の知人から電話「柿くれるって、いま取り来られる?」

「行く行く」

 先日お茶しながら知人に「昨年は柿酢作るのに岡山の家まで渋柿貰いに行ったけど~

高速、ガソリン代で一万以上かかるし、今年はどうしょうかな~」

そんな話をしていた

 知人の隣の家、道路にはみ出し、たわわに実をつけている柿

昨年もカラス、ヒヨドリのご馳走になっていた

柿の木の持ち主、ご夫婦揃って腰痛で木の剪定ができない

 「道路にはみ出したところ切ってくれる~」・・・と言うことで

友人が脚立、鋏、鋸を用意して

もちろん脚立に上って切るのは私

 柿木は折れやすいからたいして固くない・・・・・勝手に思って

ところが日ごろの運動不足・・・・・最近ココの散歩さえ時々サボってる

脚立の天辺に立って両手を伸ばし

4,5センチの枝のなんと固いこと、その上枝先にはビッシリ実を付け重い

その上その上錆びた鋸の切れ味最低

自分の家のなら時々休んで・・・よそ様のではそんなわけにもいかず

 

直立不動の足がカクカク・・・・日ごろの運動不足を反省しながらどうにか・・・・

切り終わって

実をダンボールに入れながら・・・・「柿酢は渋柿がいいのよね~」・・・・と言ったら

「家のは甘柿よ~とても甘くて美味しいよ~」

「え~~~」

確か甘柿でも作れるって書いてあったと思うから・・・ま~いいか

「でももっと熟してから欲しかったな」・・・・そう言ったら

 「ダメダメそれまで待っていたら皆カラスのお腹に収まってしまう」・・・・だって

そうか今や郊外だけでは無く町の中でも

人間と自然界の生き物の競奪戦が繰り広げられているのね~~~

ダンボールが持ちあがらないくらいの沢山の柿を頂いて

とりあえず来年の柿酢の材料は確保したけれど

でも・・・・柿酢のお味は?

 

 

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窒息寸前

2013-10-28 11:44:40 | 人形

秘密保全法案可決のくもいきだけど

秘密保全なんて嫌な言葉だな

もう十分国は国民に対し秘密だらけなのに

更に秘密~~~~なんて

秘密だらけのムードは・・・・法律なんて無くても

 

たわいない女同士のお喋りの中でも良く耳にした

「これ言わないで」「これ内緒ね」・・・たいした秘密じゃないのにね~

そして届いた封筒にも〇秘なんて判が押してあるのもあるよね~たいした秘密じゃないのにね~

原発事故が起きて益々本音を言えなくなって・・・秘密秘密

ブログもツイッターも停止、閉じてしまった福島の知人

「なんだかさみしいな~」・・・・言ったら

「書けない事、呟けないことが増えてきちゃって」・・・・・・

そういう私も色々聞いても・・・・書けない話せない

でもこれって事故前から田舎では漠然と感じていた閉塞感だったんだよね

それが益々・・・ってこと

秘密保全法なんてなくっても

日本の社会ではすでに秘密秘密だらけだよ

法律まで作って更に酷秘密社会にしたいのね

なんだか息が詰まりそう・・・・もうすでに詰まっているのに

 

 

 

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懲りない面々

2013-10-28 10:53:37 | 人形

ここのところ何度も塩原のゴルフー場から年会費の請求書が

めんどうさい~~ということでほって置いたけど

何度もでは切手代だって掛かるし~気の毒

そこで電話

 

5月になると県内で一番の山ツツジが咲き乱れるゴルフ場

そして濃ピンクの八重桜、山桜も多数コース内にはあって

まるで花畑の中でゴルフをしているようだった

スッカリ魅了され会員になって一人せつせと埼玉から通ったのは

30代後半から40代の始めまで

ところがゴルフをしていことでゴルフ場反対運度が行われていることを知って

予定地は素晴らしい花が咲き乱れる山・・・・・またまた花に釣られて

反対運動の一環の現場ハイキングに参加してみた

ゴルフ場の花畑より数倍、数十倍魅力的

ゴルフ所の花色は急速に覚めて

会員権は凍結

 

預託金の期限はとっくに過ぎて

「預託金返してくれる~」

「沢山の申し入れがあって順番に返していますが、いつになるかハッキリ言えません」

・・・・とのこと

「ゴルフ会員権を取り扱っている会社では・・・非常に安くなってしまいましたが

すぐに買い取りますよ」

「いくらぐらいなの~~」

「え~~と非常に安くなってしまって2,3万です」

ブ~ムに湧いていたころは2500万ていっていたよね~~

ブ~ムの前に買ったのでそんない高くはなかったけど

それでも2,3万とはね・・・ま~紙くずよりましか~

「とりあえずいつになるかわからなくても預託金返還の書類送って~」

「いつになるかわかりませんがお返しする時にはいままで未払いだった年会費引かせてい

ただきます」・・・・だって

でもゴルフ場も同じ被害者なんだよね

バブルに乗せられ投資ということで高いゴルフ会員権を何本も買った知人が

周りにいたけれど・・・ちり紙交換に出すより少しましかな・・・って程度に皆なっているのかな?

バブルの終わりと共に株価暴落なんてこともあったよね

損出補填されたのな大株主だけ

庶民は泣き寝入り・・・・・

それなのにアベノミックスだかウソノミックスだか

株価がちょっと上がったとか喜んでいるオジサン、オバサンが周りにもいるけれど

再び泡をって期待しているのかな?

「懲りない面々」・・・なんてタイトルの本を以前読んだような?

原発事故が起こっても危機感はすぐに薄れ再稼動

株券がゴルフ会員権が紙くずになっても・・・株のバブルをもう一度

反省ナシの懲りない面々だらけなんだよね~・・・・・・キット!

 

 

 

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魚はえいや~と

2013-10-26 18:39:00 | 人形

「鯖寿司と海苔巻き食べる~」・・・知人から電話

一瞬「どうしょう~」・・・・「海苔巻きいただく、鯖寿司もチョットいただく」

京都ではなにかお祝い事の時に鯖寿司を食べる習慣があるのかな?

時々スパーで「鯖寿司の予約」の張り紙を見かけることがあるけれど

2年半買ったのは一度だけ

もともと鯖の味噌煮が大好きで震災前はよく作っていた

もちろん〆鯖も大好き

でも原発が事故って海が汚染されて・・・それから大好きだった魚介類を食べる回数は激変

海に流れ出る放射能汚染された水は発表ごとに数値が上がって

ストロンチウム、トリチウム・・・調べた結果を発表せずに「基準値以内だから安全です」

・・・・・元々信用できない人達にそう言われてもね~~~

これから益々海の汚染は深刻化していくのだろうけど

このまま死ぬまでお魚を食べない・・・・なんて寂しすぎる

そこで最近では四葉のパンフを見て・・・・産地は書いてあるけれど

それでも迷いながら注文している

もちろん子供の食事作りの時にはメニューからお魚料理は外しているけど

知人が届けてくれたお寿司

海苔巻き4つ鯖寿司3つ・・・・一つ一つが大きくって夕飯には十二分

久し振りに食べた鯖は油が乗ってとても美味しかった・・・・・でもね~~~

大好物だったイクラ、白子、鱈子・・・・どれも迷いながら勇気をもって

えいや~って食べる時代になってしまったなんてね~~~

 

 

 

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台風は?

2013-10-25 17:54:06 | 人形

年に一度の再開

雨の中茨城からやって来た花友の友人2人

「昨年行ったお店へ葛餅食べに行きたい」

家にも入らず

「とりあえず小雨の中先に行こう」

と言うことで彼女達が借りたレンターカーに乗って

滋賀と京都の境にあるお店まで・・・雨は強くなったり弱くなったり

その足で今度は宇治の郊外の山野草のお店に直行

店に着いたら凄い土砂降り

「大丈夫、ほら合羽も持参だから」

店には誰もいない・・・電話で「〇〇だけど来てくれる~」

「え~なんでこんな雨の日に」

そりゃ~そうだよね強い台風の予報も出て・・・その上大雨続行中

なにもこんな日にこのんでこなくっても・・・・誰だってそう思う

「でも茨城からだからまた明日・・・・ってわけにはいかないの~」

土砂降りの雨の中合羽を着て傘をさして

ビショビショになった鉢を抱えて・・・・・・あ~じゃない、こ~じゃない

これって花好きじゃないと理解不可能だよね~

でも甘味処のお店では「こんな雨の中を有難う」・・・帰りに可愛い楊枝立てをいただいた

そして山野草のお店では同じく「こんな雨の中を有難う」・・・・帰りに沢白菊をいただいた

どちらの店もお客さんは私達だけ・・・・・そりゃそうだよね~

流されずもせず無事に家にたどり着き・・・ホッ!

いつものように時間を忘れてお喋りしていたら

雨は上がって薄日がさして

あれ~台風どうしたの?

 

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