野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

碁石チャボ

2009-03-31 20:08:13 | 花藍
二羽の碁石チャボのうち黒のカラーが強い1羽が
小屋の中の1メートルほどのところに作った棚の上で
自分が産んだ卵1つを抱き始めた

たった1つでは・・・・ということで
他のチャボが産んだ卵を
碁石のそばに置いて・・・様子を見ていると
嘴で上手に引き寄せ羽根の下に・・・1つ2つと
知人から緑のアロウカナの卵も1つ貰って傍に置いてみた
チャボの卵の2倍はある・・・・

暫らく様子を見ていたけれど
他の卵のように羽の下に抱え込もうとしない

いくらなんでも大きすぎるかな?

だめなら諦めよう・・・・
用事を済ませて再び見に行くと

胸の下に・・・ところが半分はみだしている・・・

友人が庭で放し飼いで飼っていたチャボ
ある日庭から姿が消えて
イヌか狐にでも食べられてしまったかと思っていたら
ある日14羽の雛を連れて現れたとか・・・
「あんな小さな体でよく14個もの卵を抱えていたもんだ」・・・友人も驚いていた

我が家のチャボが抱えている卵の数は
5個?6個?
何個置いたか忘れてしまったけれど・・・まだまだいけるぞ

ところが置いている卵が有精卵か夢精卵かハッキリしない
皆、夢精卵だったら
碁石チャボは「くたびれもうけのほねおりぞん」になってしまう
それも心配だけど
孵った雛が皆、雄鶏だったらどうしょう





日本ミツバチ健在

2009-03-28 23:36:39 | 花藍
友人の裏の家でミツバチを飼っていると前から聞いていた
「ミツバチが消える」という最近のニュースが気になって

友人に案内してもらって裏の家にミツバチを見に・・・

巣箱の形は始めてみる縦長
お兄さんの手作りとか・・・

西洋ミツバチかと思っていたら

なんと日本ミツバチだった

お兄さんは西洋ミツバチを飼っていたけど全滅してしまったとか
でもここで飼われている5箱の日本ミツバチは健在
日本ミツバチは分蜂して逃げ出してしまうので飼うのは難しいと聞いていた
こんな近くで日本ミツバチを飼っている人がいたなんて・・・オドロキ

庭には山桜、コブシ、梅、花の咲く大きな木が沢山植えられている
蜂の偵察隊が新住みかを見つけてきて
そこえ移動する前に近くの木に分蜂した蜂が止まり
それを網ですくって箱の中に戻すと新しい巣と勘違いする?
「分蜂するところは大体決まっているので戻すのはそんなに難しくないよ」

「最近花が少なくなってね~」
「それに農薬も心配だし、いつまで飼っていられるかな~」

田んぼや畑の畦、林縁で見事に群生していた花も最近めっきり減ってしまった
除草剤、農薬、ラジコンヘリによる空散と悪条件のオンパレイド
それでも何とか生き延びている日本ミツバチ
住処とする大木の室も少なくなって
最近では墓石の下に巣を作っているとか
それを専門に狙う趣味のおじさんも増えて・・・
これでは西洋ミツバチに続く・・・になってしまうよね

裏のおじさんが言うことには「栃木では地蜂は絶滅してしまった」
原因は「農薬による土の汚染」
プラス趣味のおじさんによる乱獲

すべての蜂がいなくなったら・・・どんな結果が待ち受けているのか
お腹に納める前にチョットは考えてほしいよね~






続く憂鬱気分

2009-03-25 16:47:28 | 花藍
今日も雨
昼ごろには雪もみぞれも混ざって

今日で4日目の朝の温泉
温泉の効果なのか紫外線アレルギー症状はだいぶ改善してきたけれど
天候不順の空の下露天風呂に入っていても
周りの雑木林を眺めながら・・・鳥の姿がない、賑やかなさえずりが聞こえてこない・・・頭に浮かんでくるのはそんなことばかり

昨夜のニュースでミツバチがいなくなって、メロンやスイカだったかな?
被害が出てきそうだなんて言っていた
とうとう野菜に影響が出てきたか

庭でミツバチの賑やかな羽音が消えたことが気になり始めたのは2007年の春
たまに花に止まっているミツバチを目にしても
固まって死んでしまっているような?
気になって指で弾くと死んではいないけど
動きがとっても鈍い

我が家の小さな池は春になるとカエルの卵がラッシュアワーのように浮いていた
ところがアッというまに・・・
昨年は1つになって、それもカエルになることはなく白くなって腐ってしまった
ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、カタツムリ、幼いころから目にしていた
身近な虫の姿が消えて
あんなに沢山いたイナゴ、コウロギさえも数はグ~ンと少なくなった

枯れ木に鈴なりのスズメの姿もここ数年目にすることがなくなったな~・・思っていたら
なんと80パーセント減とか
10羽いたものが2羽になってしまったのだから
鈴なりは過去の風物詩か・・・

三年前の春、うるさいぐらいいつまでも家の周りで囀っていた鶯
去年は春先に何度か耳にしただけでパタリと止んでしまった
今年も2度ほど初鳴きのへたな囀りを聞いたけど
これから無事に賑やかな囀りを耳にすることが出来るかな?

エガラの姿を最近目にしないな~と思っていたら
これも激減・・・・地域によっては絶滅危惧種になっている

目にする虫は花を食い荒らす緑のカメムシ、
葉っぱを食い尽くすマメコガネムシ
なんだかありがたくない虫ばかりが鈴なりに

長年の夢だった田舎暮らしが
消えていくものに心を痛める憂鬱な日々の暮らしになるなんて・・・ね

紫外線アレルギー

2009-03-23 21:38:28 | 花藍
昨日は朝からず~と雨
夜になって雨は強い風へと変わったよう
朝になっても風は止まず

強い日差しの下での草取りで
首から肩にかけて赤くなって湿疹ができて
腕にも赤くブツブツと・・・
体が温まるとそれが痒い
暫らく朝の温泉に通うことにした・・・効果があるのかないのか?

風が強いせいか温泉には誰もいない
読みかけの単行本を持って・・・1時間半・・・読書半分居眠り半分
広い露天風呂には落ち葉が浮いて、さざ波がたって
時々鳥のさえずりも・・・やっぱり朝の温泉は気持ちがいい

お昼に行きつけのお蕎麦屋さんへ行ったら
奥さんの額の上の方が赤くなっている
「どうしたの?」
「湿疹ができちゃつたのよ、ほら腕にも、痒くってね」
「わ~同じほらほら私も」

彼女は数年前から「治ったと思ったらまたできるのよ」
「医者でもらった薬をつけているけれど、効かなくてね」
「体が温まるとたまらなく痒くなるのよ」
腕のブツブツ症状は私と同じ
草取りは手袋ナシ・・これも同じ
原因は虫・・・なのかな?

太陽アレルギー・・・始めて耳にしたのは5年前(たぶん)
ある日知人が真夏だというのに首にスカーフを巻いて現れた
「どうしたの暑くないの」
「太陽アレルギーになって医者に通っているのよ」
スカーフの下の首は赤くなって湿疹が・・・

異常な日差しの強さを感じ始めてもうだいぶたつ
晴れた日に車に乗ると目をしつかり開けていられない
今ではサングラスは必需品
そしてとうとう太陽アレルギーに・・・予防策の必需品はなに?

とりあえずしばらく温泉通い・・・これで効果がなかったら
次の手は・・・のらりブレンド薬湯

春の幕開けは太陽アレルギーと共になんて・・・・





里山ガーデン

2009-03-19 23:31:51 | 花藍
あつ~い
まるで6月が突然やって来たよう
いつも7,8月に油断をすると太陽アレルギーになって
皮膚が赤くなって汗疹のように痒くなる

ところがまだ3月だというのに
屈んで草取りをしていると直射を受ける首の後ろから肩にかけ
あか~くなってボッボッ発疹して痒い・・・

この暑さも1日だけ明日は例年どうりとか
3月が戻ってくるということでホッとしたけど

あまりの暑さで咲いたカタクリ1輪

いったいどうしたらいいんだろ・・・戸惑っていることでしょう
開いた花は小さくいじけてる

知人の庭のオキナ草これも伸びずに根元の方で花をつけている
温度の乱高下その上空気の乾燥でダブルパンチときては
可憐な春の花たちはまともに花をつけられない
小春日和と言う言葉は死語になってしまいそう

里山ガーデン

2009-03-18 22:51:23 | 花藍
オオイヌノフグリが咲き始め

土筆もニョキニョキ

あらあら、
カタクリの蕾まで

午後には半開きになって
最近は花の順番が狂ってきて
頭の中の花暦も混乱気味だけど
3月半ばにカタクリが咲くなんてね~??これはやっぱり早すぎだよな~

石の間からこぼれ種の濃ピンクのユキワリ草

紫色の花も咲いている・・・これもこぼれ種

石の間がお気に入り?
鉢の中の雪割り草はとうとう消えてしまったのに

築山の端っこでは白い雪割りそう

殖えもせず消えもせず今年も2輪だけ

ポッリポッリと咲き始めたカキドウシ

シロツメグサの強靭さに
さすがのカキドウシも形勢不利だったけど
今年は時間が出来るとせっせとシロツメ草抜き
庭の隅では抜かれたシロツメ草が山となっている
さてその成果は?・・・

数年前に植菌したホダ木がヘボヘボになってきたので

ナメコ、クリタケ、シイタケを植菌
でもこの乾燥では・・・水道水はかけられないし
小川の水をくみ上げてそれをかけるのは大変すぎるし・・・
天にまかせるしかないか・・・さて2年後、
無事に収穫できるかな?

希望的観測

2009-03-16 00:17:17 | 花藍
11年間の気ままな一人暮らし
お互い一人暮らしのペースが出来上がっている
1年ぐらいは色々有っても仕方ない・・・覚悟はしていたけれど
6ヶ月が過ぎイライラは曲線を描いて上昇

すべて時間どうり計画どうりに行動したい夫
従って食事の時間も1日3回時計に合わせて

すべて気分しだいで行動したい自分
食事はお腹に合わせて1日一食二食etc・・・

年をとると穏やかになって丸くなる・・・なんて
年をとってない人が思いまねく希望的観測

イライラしはじめるとその落としどころがなかなか見つからず
さらにイライラ増大
順応性のないことには自信がある?
1年で何とかなんて・・・希望的観測・・・だよね~

魔女狩りみたい

2009-03-12 19:07:18 | 花藍
テレビを消して今日で何日めかな?
献金報道が始まって
いつものパターン
一斉に同じような内容が繰り返し繰り返し1日に何度も・・・
あ~またか
1つのことに集中報道・・・これを見ていて
初めて魔女狩りみたいと感じたのはいつごろだったかな~
どうでもいいことまでチヤンネルを回してもどこも同じ
金太郎飴、幕の内弁当みたい
新聞も似たり寄ったり
那須に引っ越したときに新聞を取るのをやめた
自分が新聞を取らなくなる日が来るなんてね~

自然保護のボランテァーに参加するようになって
初めて記事がどうやって書かれるかそして紙面に載るかということを知った
若い20代30代の記者さんは一見素直な優等生
わが息子と同じぐらいな年
大きな力に立ち向かい気骨のある記事を書けって言ってもね・・・
M新聞のエリート記者、とっても好青年だった
「10年後にはきっとあなたは大幹部に抜擢されているかもね」
「いや~そのころには会社は潰れているかも」
そんなに会社の内情が悪いのかな・・・チラッと頭に浮かんだけれど

それならおじさん記者は気骨のある記事が書けるのか?
定年まじかのおじさん記者
取材をしながらせっせと副業
奥さんが保険のセールスマン、付き添いで保険のセールスにやってきて
普段記事を書いてもらっている弱みで
とうとう保険に入ることに
もちろんその前に新聞もお付き合い
別れ際「最近の新聞記事って面白くないよね~
だから我が家では新聞は犬のトイレに必要なだけ」
腹立ち紛れに言ったけど・・・

もう一人同じく定年まじかのおじさん記者
会社の名刺を出した後
定年後始める仕事の名刺まで・・・
それから15年いまだ会社は潰れずにけどね

那須に越して
取材に来てくれたA社の若い記者さん
「いずれ新聞はなくなるでしょう、大学時代の友達に会うと誰も新聞を取っていないんだもん」・・・な~るほど
契約社員はいけないとか報道しているテレビ局
やっぱり取材にきてくれた若いレポーター、プロデューサー
話を聞いたら3年限りの契約社員

魔女狩り報道に腹を立てているのって私だけかな

花便りのはずが
腹が立つ便りなってきちゃったよ~



嘆かずにはいられない

2009-03-12 08:13:16 | 花藍
春のような初夏のような暖かい日
次の日には雪が舞って真冬のような寒い日
それでもダンコウバイの蕾は黄色に色づき
藪椿はポツリポツリと咲き始めた
自然界は確実に春の準備に入っている

もうすぐ土手や河原でエンゴサクやアマナの姿を目にすることができるだろうけど
無事にかわいい花を見ることが出来るかな
ワクワクしながら待っていた春の訪れ・・・ところが
最近では心配事が満載・・・なのに

昨夜埼玉の友人から電話
「スーパー堤防の計画でアマナの群生地がひっかかってしまうのよ」
可憐でかわいいアマナの花

、埼玉では希少種のはず
那須でも一部の場所でしか見ることが出来ないのに
サワトラノオウの次はアマナか~

その前はキンランの群生地
さらにその前はレンリソウの群生地
どれも今では絶滅寸前の希少種ばかり

利便性、安全性の為
理由は色々あるけれど
大切な環境というところはどうしていつもないがしろにされるのか
時代は確実に変化してきているのに
一向に変化のない土木事業・・・・

心配事満載さらに憂鬱満載に・・・



気候変動は

2009-03-10 23:01:24 | 人形
晴れ、
お日様が顔をだすとまるでセットのように風が吹く
あっというまに空気はカラカラ

車の中は暑くってクーラーをつけ・・・
庭で草取りを始めると背中が暑く麦藁帽子を探しに・・・まだ3月上旬だよね~

庭中にシロツメ草がはびこって、
ミチタネツケバナが白い花をつけ始めている
ハルジオンは地べたにへばりついて活躍の時を待っている
昨年あんなにセッセト抜いたのに
コモチマンネン草、今年はさらに拡大・・・

庭には那須の在来種だけ・・・思っていても
外来種をすべて排除するのはもはや不可能
それにすべて抜いたら緑はハゲハゲ、穴だらけ

これからさらに日差しは強くなる
日本の春の植物達は強い日差しと乾燥に耐え抜くことが出来るかな?

強い日差しや乾燥から大地や小さな虫たちを守ってくれる雑草達
強いつよ~いシロツメ草やハルジオンが頼り・・・そんな時代が来るのかな?