野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

労働の価値

2022-06-05 23:02:33 | 田舎暮らし

今日で2週間

2週間の間、庭の草は初夏の日差しの中で

伸びるは伸びるは~~~~

切り倒してもらった大きな二本の枇杷の木

枝切玉切りはそのうち少しづつと思って

電動ハサミを買って準備万端整えて

ところが軽い眩暈がなかなか抜けず

結局草刈りも玉切りも頼むことに

一週間は家の中の掃除も自信がなくなり

民間家政婦派遣所からパンフを送ってもらい

24時間体制で頼むことが出来ることを知った

人にすべて頼んだ場合の料金合算は

日常これ全て一人でこなしていたんだな・・・

労働をお金に換算したら

私って超高給取だったことに気が付いた

今日記念館へ行ったら

今年も変わらずヤマグワが沢山の実を付けていた

ヤマグワは甘さと酸味が程よく美味しい

でも実が小さく集めるのが大変

暫くジャムづくりはしていなかったけど

さて今年はまた作ってみようかな

労働時間をお金に換算したら

超高級ジャムをね~~~

 

 

 

 

 

 

 


変化する環境

2022-04-02 08:31:58 | 田舎暮らし

薄曇りの寒い一日

温度が低いせいなのか

それとも十分な日差しがないせいなのか

昨年のカタクリの満開は

3月24日前後

ところが今年は蕾が揃ってきているのに

なかなか一斉に花開く姿を見られない

せっかく灯篭の下に防護センサーを設置したのに

そろって咲くはずのショウジョバカマ

一足先に

 

昨年は花まで鹿の被害は受け,ガッカリしたけど

今年は神社へ行く道沿いで

無事に一面落ち葉の中から

別名かんざし花

白、ピンク、オレンジ、赤

色の変化も多く

里山から高山までと分布も広く

 

田んぼの畔、湿り気のある雑木林の中で群生している姿を

よく見かけた

友人の実家の斜面では子供のころ一面に咲いて

花を摘んで遊んだとか

昔はありふれた花だった

 

3月15日で猟期は終わり

銃の音で奥山へ移動していた鹿が

音がやみしばらく様子見をして

また里へと下りてくるとか

 

7月になると今度は山百合の蕾に被害が出るようになった

動物の被害を心配することもなく

野菜の種をまき花をめで

移り行く季節を過ごしていたのに

数年前から動物の被害が深刻となり・・・・

 

きっと山にエサが無くなり

数も増えているのだろう

遠めにながめる山姿は変わらず

なのに・・・・

 

 

 

 


今日の記念館

2022-03-03 05:53:18 | 田舎暮らし

記念館の裏山

「地元の人は福寿草山と呼んでいたんだよ

40年前裏山から数株持ってきて

俺が植えたんだよ」

記念で庭仕事をしていた今は亡きМさんと

入り口に腰を掛け

お茶を飲みながらそんな会話をしたのは十数年前

先日館の近くに住む年配の人

「昔は裏山が一面黄色に染まるぐらい福寿草の花が咲き

何度か掘ってきて庭に植えたけど消えてしまう、

記念館はキット環境があっているんだね」

Мサンが数株植えたのは事務所の裏

それから50数年の歳月が流れ

見事な群生地となり

種はあちこちに飛んで

川の斜面・石の間・石段の下で

1つ2つ3つ・・・・

福寿草の種は発芽率が悪く開花までには4,5年かかるとか

種は風に運ばれたのか

それとも虫が運んだのか

石組みの間から伸びたシノの根元でポッポッ黄色の色を発見

篠をプッンプッンと切り払い

アーチ形の石組みが現れた

入植が始まったのが明治17年

敷地内で資料に記載されている

一番古い建物は明治25年

石組みもそのころに作られたものなのかな?

手頃な石を一つ一つ拾い集め

コツコツと積み上げ・・・・・

 

今ではシノや草に埋もれてしまっているものも多いけれど

明治大正昭和平成令和と時代は変化して

それでも変わらずこれから先も

時を刻み続けるんだろうな

 

フト気が付くと

ショウジョバカの花芯がピンク色

でも先っぽも葉っぱも鹿がムシャムシャ

鹿対策なんとかしなくては~~~~~~~~~


三寒四温

2022-02-27 23:11:05 | 田舎暮らし

カーテンから差し込む明るい陽射し

外へ出たら寒さは緩み

テーシャツにカーディガンを羽織って家を出た

記念館へ着くと

中庭で

川沿いの斜面で

ブッシュの根元であちこちに飛んだ福寿草の花が一斉に

お日様に向かって黄色の花が全開

凍っていた地面も緩み

中庭の緑の苔があちこちでモコモコ

モグラ道で盛り上がり

それを一つづつ踏みつけて

ここにトンネル作ってはダメでしょ~~~

 

館の中に入り

開館の準備をしながら

ふと気が付くと

明るかった空は雲に覆われ

強い風が吹き始め

雨までパラパラ落ちてきて

アッと言うまに冬再登場

明るく開いていた花の姿は消えて

 

まだまだ三寒四温は続きそう

そして福寿草の花も開いたり閉じたりと


イカル

2022-02-23 20:41:35 | 田舎暮らし

門を出たら

目の前の土手にチュウサギが並んで

家の周りの田んぼには雪景色はなかったのに

記念館は車で5,6分の所なのに

標高が少し高いせいか

記念館へ着いたら

薄っすら雪景色

緑だった苔はまた雪の下

 

仕事が終わり事務所に行ったら

机の上の小さな段ボールの中に

窓ガラスに衝突

群れでやって来たその中の一羽

ネエネエ~~

アンタっておバカさんなの

それとも注意力がないの

遠目に眺めるイカルは

黒い覆面をかぶったイカツイ面構えだと思っていたけど

     

真ん丸な瞳が可愛い~~~

これどうする?

とりあえず家に連れて行って様子を見るわ

大きな段ボール箱に入れて

ガサゴソ段ボール箱を見つけて

移し替えようとしたら

あ~飛べた

部屋の中を飛び回り壁にぶつかり

再び床に落っこちた

拾い上げて

事務所の裏のサワラの枝に乗せ

しばらく様子見・・・・

枝から枝へ移動

この調子なら大丈夫そう

今回の事故で学習したかな?

これからは窓ガラスには要注意ってね

 

 

 


雨上がり

2022-02-22 16:45:03 | 田舎暮らし

久し振りの雨

雪ではなく雨が降るとは

一晩中降っていた雨は朝には上がり陽が射して

記念館の苔はどこも緑がとても綺麗

前庭

水琴窟の周りの苔

石の苔

水を含みモコモコの緑が美しイイ~~

朱色の屋根瓦も一段と色鮮やか

朝日に向いて開いた福寿草

花びらの上には

どの花にも小さな真珠のような水滴が

小雪がパラつき

風花が舞う寒い日が続いているけど

でも自然界は確実に春向かっている

 

まだ私とココは炬燵の中で丸くなっているけど

サクラは座布団からはみ出して

お腹を見せて寝ていることが多くなった

若いサクラはいち早く春を感じているのかな?

 

6か月目に入ったサクラ

人間の子供だったら6,7歳ってところ

女の子だったら

私ってもっとかわいい

こんな写真撮らないで

言われそう~~~

 

 

 


厚い重い本

2022-02-20 07:56:58 | 田舎暮らし

昨年の12月

大学に勤めていると言う人が来館され

明治の開拓史の中で分からないことがあったので

尋ねたら

帰りに博物館に寄って

「分かりましたよ~本がありました。私も買って帰ります」

電話を頂いた

そこですぐに博物館へ飛んでいき教えてもらった本を手に取ったら

660ページ、重い厚い

とりあえず図書館へ行って借りてくることに

時間の出来た時受付で

2週間の借りた期限が来ても数ページだけ

そこでまた2週間

3度繰り返しても・・・

集中力が続かずちっとも進まない

専務が来たので

買って記念館の本箱へ置いておきたいとお願い

快くOKが出て

早速買いに行ってきた 

これで図書館へ通う必要はなくなったけど

すぐに読み終えなくても大丈夫

そう思うと更に

歩は遅くなりそうな予感が・・・・・


案内板

2022-02-14 05:45:10 | 田舎暮らし

平成4年にオープンした山縣有朋記念館

案内板は長い時が過ぎ根元が腐ってしまった

そこで新しい案内板に

午前中に工事は終わり

古い案内板はお役御免となった

新しい案内板はスマートなデザイン

物置の方に片づけられた案内板

根元が腐り傾いていた

早く新しいのをと思っていたけど

 

木の板に書かれた文字は

30年経つった今でも褪せることなく

新しくなることを望んでいたのに

事務所の人と

「ねえ~木板は味があったよね」

「俺もそれ思っていた」

「あれはあれでまた使いたいと思っている」

そう聞いてホット

30年もの間お役目御苦労さまでした

チョット休んで

今度は違う場所で活躍お願いします

 

昨年事務所の人が作ってくれたトイレの案内板

杉板で目が粗く

雨、雪で

文字が滲んでしまった

そこで杉版も文字もそのままにしてリメイク

斬新さもスマートさもないけれど

カツラの葉っぱと欅の葉っぱを足して

木は素朴でイイな~~~

それに自然の中の記念館には

自然の素材が良く似合う

取り外されてみて気づくなんてね

 

 


友人

2022-02-10 17:41:26 | 田舎暮らし

寒いと犬の散歩もサボりたくなってしまう

外気が緩むと

庭に出てなんとなく片付けが始まる

手付かづになっていた裏庭も

綺麗になっていくのは気持ちがいいけど

一人では広すぎる庭

これっていつまで出来るのかな?

フト不安がよぎる

大先輩の友人

「先のことをクヨクヨ考えず

今日出来ることを

自分の持っている力を最大限使って働く」

雪や雨が降らない限り

毎日のようにトラスト地へ通い

その日の段取りをして

オジサン、子供たちと

時には先に立ち指導しながら

八十半ばを過ぎても第一線で前向きにパワフル

そんな彼女が時々送ってきてくれる写真

      

それを見ると

私も頑張ろう~~~

 

パワフルとは行かないけれど

せめて前向きに

庭仕事&犬の散歩

携帯の歩数を見たらなんと一万歩超えていた

ワ~働きすぎ

明日疲れがドット来たらどうしよう

こんな寒い中散歩して風邪でも引いたら

無理して膝痛、腰痛になったら

ヘタレの私は

ついついサボる言い訳を探してしまう

今日は小雪もパラッキ寒いから

やっぱり犬の散歩サボろ~~~

 

 


ケーキとお喋り

2022-02-09 17:57:17 | 田舎暮らし

明日は雪予報のようだけど

今日はとても暖かく

友人に電話

近くのケーキ屋さんでお茶することに

 

コロナ感染が始まって

どちらともなく何となく声を掛けるのが・・・・

メールや電話でのやり取りが多くなった

数カ月ぶりの対面でのお喋り

ケーキ専門店だから

お茶する場所があることに気づいていない人が多いのか?

いつもお客は私達だけ

「ねえ~ワサビパスタ美味しかった?」

「サクラちゃんココちゃんより大きくなったね」

「え~~何で知っているの」

「だってブログに書いていたでしょ」

友人が覗いてくれていることをスッカリ忘れていた

お昼を知らせるチャイムが聞こえてきて

お喋り終了にした

携帯,パソコンと通信手段は色々便利になったけど

でもやっぱりね

顔見ながらのお喋りが一番

笑い上戸

泣き上戸

久し振りに炸裂の2時間だった