時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

日本民藝館へ~「カンタと刺子ーベンガル地方と東北地方の針仕事」☆

2014-11-14 17:38:12 | 文化・芸術
ひさかたぶりに駒場の日本民藝館へ。

いつ以来だろう。
幟家の北村さんのライフワークの「日本の幟旗」展の時だから。
7年半ぶり。

「カンタと刺子 ーベンガル地方と東北地方の針仕事」展。
~11月24日(月)まで。



インドの旧ベンガル地方で作られた刺し子=カンタ。
東北の刺し子。
趣きは随分違うが、どちらも一刺し一刺し、長い時間をかけて作られたもの。
裕福とは程遠い暮らしの中で、美しい模様を形作ることで日常に華やぎを添えていた女性たちを想う。

鮮やかな毛糸が何色も使われた前掛け。
刺し子は藍×白の印象が強かったが、そうばかりでもなかったようだ。
子ども用の小さな足袋にビッシリ刺し子がほどこされている。
寒さを防ぐためにここまで!
今ならフリースがあるのに!(←俗っぽいが正直な感想)

儀式用の大きな敷物、全面ビッシリ刺し子・・・
柄を刺繍するのは甲斐がありそうだが、地の部分をビッシリ刺すのは地味で大変そう(←身もフタもないが正直な感想)。
眺めるのは非常に楽しいし、欲しくもあるが、自分で刺すのは御免こうむりたい。



今月入ってから不調で、無理やり頑張ってキモノdeオデカケ。
なんとか髪をまとめられるまでに腕を動かせるようになりました。
五十肩ではないです、悪しからず。