時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

製作の日々~コレ何に見えますか?

2009-02-16 10:00:43 | コドモ
花粉症で目のかゆみ・まぶたの腫れ・頭痛・吐き気の諸症状に苦闘中。

2月13日(金)。
ムスメとバレンタインのチョコ作り。
「パパへ」の文字などコーティング。
バレンタイン当日、ダンナは相好を崩していた。
「え~っ コレ○○が作ってくれたの?」
「うんっ パパいっしょに食べようね」
ムスメにとってバレンタインデーとはまだ「パパにチョコをあげて『自分も一緒に食べる』日」なのだ。
「MくんJくん(隣宅兄弟)にはあげないの?」
「しーっ ダメダメッ まだ『パパにあげる』モンだと思ってるんだからっ」(小声のワタシ)
→それを聞いてまたも やにさがっているダンナ。おめでたい。いまのうちだけだヨ、こんな幸せ。
小学生になれば、配りまくるチョコ作りに付き合うお母さんも大変らしいからねー

2月14日。
お遊戯会の衣装作りにとりかかる。
コレ何に見えますか?



答え:「エビちゃんダヨ~♪♪♪」
今年は「エビカニクス」とかいう、海の生き物がダンス大会で競い合う話。
エビは女の子ばかり。対抗するカニは男の子。


画像のコレにまだブルマーを作る。
一部仮縫い状態です。
今晩はブルマにとりかからなくては~~~ 母頑張るべしっ

ついでに帯留もいくつか作ってみた。
キモノ画像は次の日記にて。












ふたたび木綿展へ~黄昏の二姫と襦袢だった着物

2009-02-12 23:07:50 | キモノ
お馴染み(?)着物姫&着物ママが来るというので、またも「こだま木綿展」へ。
今日は姫は2人。
平日の夕方。他にお客様もほとんどいなくなり、黄昏時のギャラリーMADOの玄関前で「誰かこないかな~」と2人身を寄せ合っている。
・・・この画像を見る限りではお行儀良いねー君たち・・・

ところで、昨日あきらめた伊勢木綿。ない。ない。どこにもない。
残っていてほしかった気持ちと、なくなっていてホッとした気持ちが交錯。
今日売れてしまったんだとか。アレもよかったな~
そうそう。
今日着ていった鰹縞伊勢木綿と色違いの反物がまだ残ってます。
ほとんど同じ色で、一番濃いグレーの部分が黒。
「黒のほうが着やせしたかも」と鏡の前であわせてみる。
うーん、ワタシにはやっぱり今着てるほうか?
ほんのり桃色や薄グレーの効果で、黒があるのに可愛いカンジ?
色違い君、どこかにお嫁にいくのかなー 

今日のムスメの着物。どこでだったか、東京にくるかこないかの時に入手したモノ。
着物として売られていたけれど、少し薄手だし、色的に襦袢っぽい。
しかし一応胴裏と八掛はついている。袖口も着物っぽいといえば着物っぽい。
肩あげ・身あげもしてある。
どっちなんや~~~~~っ
「襦袢の気がするけど」とためらいながら、今日はじめて着せてみる(←プロ(こだまさん)に見ていただこうという魂胆)。

ご主人がさりげなくおっしゃる。「襦袢?」
やっぱりかーーーーーーーーーっ
裏がこんな風についている襦袢も昔はあったんだとか(昔は寒かったから?)。
「『可愛いモスリン』(こだまさん取り扱い商品)も子供の着物にした方がいますけどね」
フォローありがとうございます~
モスリン襦袢(母の)持っている人間としては、やっぱり「白地モスリンは着物じゃなくて襦袢にするものだろう」という先入観がある。
同じように、この子供キモノも見る人が見たら、
「いやー あのお母さん、襦袢着せてはるわ~」
と思うんだろうな。危ない危ない!

散々骨董市とかのキモノ着てきたワタシだけど、お古が平気なのはあくまでキモノや羽織。
襦袢は絶対NG、なのである。下着と上着は違うしっ(ワタシなりの価値観)。
このキモノ、もとい襦袢どうしたものか・・・・・うーむ

鰹縞伊勢木綿に「ガンダーラ」紬名古屋。
薄藤色ちりめん無地半襟。ペパーミントグリーン帯揚。レインボー帯留。
体重かわってないはずなのに、なんだか太ったような。
お尻と背中あたりの肉がゆるゆるになっているような。冬太り?
それともついにおばちゃん体型?!
花粉症とあいまって、ちょっと憂鬱になりました。
















染織こだまさんの木綿展♪

2009-02-11 17:42:49 | キモノ
やっぱり行ってきました。染織こだまさんの木綿展(本日よりスタート!)。
迷いながらも考えた木綿コーデ、3日分(おいおいっ)。
→これはもう行くしかないだろう~~~

オープンから40分後に到着。予想どおりの盛況っぷり。
でも中に子供がいるのが見える。
うちよりも大きい女の子2名(帰るところ)。うちよりもだいぶ小さい女の子2名(ママさん堀り堀り中)。
ムスメを見て「あたしもキモノ着たいー 着たいー」と言っていた2~3歳ぐらいの女の子のママさんは自分で子供キモノ作る方のようだ。
どこのどなたか存じ上げませんが。お仲間がいるのは心強いです、はい。

まずは片貝コーナーへ(鏡の反対側なので比較的空いている)。
綿麻紅梅の型染を見る。
うーん。良い。良い・・・のだが、コレはあと10年後15年後のほうが良さげ。
ムスメ曰く「ママに合わないー」。
そ、そう?やっぱり?渋すぎる?

ココで好みドンピシャ!ツボ!しかもハデすぎず(ホンマかいな)地味じゃない反物発掘。
「コレならいいー」
おお。いっちょまえなアドバイザーだ。ムスメ連れてきてよかったかも。
もう1点、伊勢木綿で暖色系の縞を堀り出す。こっちも良いぞっ
「どっちも新作ですヨ」BY蓮さん(「こだま」さん若旦那)。
そうだよね~ 見たことないもん~~♪♪♪
どっちにしよう・・・2つはムリやし。
泣く泣く伊勢木綿を戻す。ああ。アレも欲しかった。
やっぱり実物を見ると物欲と煩悩は果てしないものだなー 
「もう木綿はいっぱい持ってるし」って自分に言い聞かせていたのは何だったのやら。
しかし綿麻小千谷か・・・また夏モンを・・・
いや、夏モンは洗えるのが一番やし(と自分に言い訳)!

ブレイクタイムで駅前に向かう途中で、お懐かしい「着物de銀座」でお馴染みの方々に遭遇。3年以上ぶり!
「コージーコーナー」で「お二人でもどうぞ」なイチゴデザートにムスメ喜色満面。
ママのお買い物におとなしく付き合ってくれたからねー 
いや、君の着物を見繕うつもりもあったんやけどね(そこまで考える余裕ない混雑っぷりだった)。

今日はもちろん「こだま」さんコーデ。
昨年作っていただいた滝縞伊勢木綿&モス羽織。
帯はしょうざん紬名古屋。梅文手ぬぐい半襟。
あせって着付けたからか、羽織紐はゆがんでいるし、キモノにもシワが。
ムスメは木綿の袷(幟家さん)にリンゴ柄シフォン(?)帯揚を帯替わりに。
薔薇羽織に花柄被布。
やっぱり親子で着るのは楽しいです。
















明日から木綿展~お雛様の並び方

2009-02-10 12:29:33 | 季節
明日から宮崎の「染織こだま」さんの木綿展。
西荻窪「Gallery MADO」にて12時オープン。
今回は初日が祭日なので、お勤めの方などは喜んでいらっしゃるかと。
我が家は、明日もやっぱりダンナは仕事。お留守番頼めない。
初日は混むだろうから子連れはムリかなぁー
もう聞き分けができる年なので、隅っこでおとなしく待っていることはできるのだが。
アンティークに再び目が向きつつあるし。
もう木綿けっこう持ってるし。
いや、でも片貝の型染めとか綿麻とか、実際の反物を見る機会はなかなかないし。
今回は初日でいいモノは出てしまうかなぁ。見るだけでも見たい!
めちゃくちゃ思案中。
初日堀りするか、2日目に単身ゆっくり行くか。
う~~~~~ん~~~~~~~

ところで。
立春から少し遅れたが、昨日お雛様を出す。
転勤族ゆえ、コンパクトサイズの親王雛。
「逆!」と思われた方いらっしゃいますか?
「男雛は向かって右、女雛は左」。
『永い歴史のある京都を含む畿内や西日本では、古くからの伝統を重んじ、現代でも男雛を向かって右に置く家庭が多い』(抜粋)
実家でもこの配置。

以下、抜粋。
『明治天皇の時代までは左が高位という伝統があったため
天皇である帝は左に立ったものです。
しかし明治の文明開化以降は日本も西洋の影響を受け、
文化的にも戦勝国である西欧文化を受け入れざるを得なかったため、
その後に最初の即位式を挙げた大正天皇は西洋式に右に立ちました。
以降はそれが皇室の伝統となり、近代になってからは
昭和天皇は常に右に立ち香淳皇后が左に並んでいました。』

「絶対男雛は向かって右やったのに、なんで反対なんやろ?記憶違い?」
と不思議に思っていた理由はこういう訳でした。

お雛様といえば
「女の子が生まれたら、初節句には嫁の実家がお雛様を用意するモノ」
と母が言うので甘えたのだが、それも関西だけの風習なのだろうか?全国的?
義母は何も言わなかったので、北陸でもそうなのかも?

画像は昨日のもの。
そろばん玉ウールに「水玉だけ目に入っていたけれど桜?と扇柄だった」昼夜帯。
ウサギ帯留。
あまり気合はいらず、目についたモノをさくっと着て出かけました。












織の帯は難しい・・・椿の帯と子供ケープ

2009-02-08 11:22:36 | キモノ
一つ前の「一張羅コーデ」との落差に自分でガックリ。
同じ椿なのに・・・・・
いや、あれは勝負キモノだから。普段はこんなもんだろう。
自分で自分を慰める。

帯は染め帯が好き。織の帯はどうも苦手。
紬の軽くて締めやすい帯は好きなのだが。
アンティーク系で、ごつくて締めにくいのにあたると悲しい。
そういう帯は結局使用頻度が極端に少なくなり、お嫁に出す運命になる。
ひさびさにヤフオクで「織だけどコレはなんかイイ♪」という帯に出会う。
手元に届いたところ、色あせ・スレはあるものの工夫して締めれば大丈夫。
ウキウキして締めてみる。

あかん。何この堅さ!
触れた感じではそれほどぶ厚さはないように思えるのに。
キュッと締めたつもりが何度やってもズレる。
一巻き目の緑色をパキッとアクセントで出したつもりがゆがんでる・・・
親指の先っぽのアカギレが痛い。流血しそう。もう限界。
お太鼓の形も決まらない。すべてがダメダメな気分。
せっかく好みの色&柄なのになー
帯芯を替えてもらって仕立て直してもらえば締めやすくなるかもしれないが、そこまでお金かけるほどに状態が良くない帯だし。
教訓:「織の帯はヤフオクでは手を出さないでおこう。実物を見ないで買ってはいけない」
これで何度目の失敗だ・・・今度こそ懲りた!はず!

ムスメもキモノ。
ウールに薔薇モス羽織。その上からミキハウスのケープを。
出産祝いにもらったこのケープ、ヨチヨチ歩き時代に大活躍していた。
ムスメ1歳半。東京に引っ越してきた頃の画像。

とんがり帽の小人みたいな方は、下がり藤柄の綿入りキモノ。
クマちゃん耳つき帽子(ミキハウス)かぶっているほうは、ピンクのアンティーク綿入りキモノ。
さすがに洋服の時はもうこのケープだと赤ちゃんっぽくてNGな気がするが、キモノだとまだいけそう。
しかしヨチヨチの頃と比べるとさすがに「董が立ったな」感がある(笑)。
本人は「あったかいヨ」と喜んでおりました。
ファミリアのケープも今度着せてみよう。

豆千代モダン「パールドロップス」ポリ着物
椿柄名古屋帯(ヤフオク)
椿(だろうかと)帯留はいただきモノです。











冬の一張羅!椿を着る~銀座へ

2009-02-05 23:04:33 | キモノ
通常ほとんど家にいないダンナがインフルエンザで家ごもりして6日目。
あいかわらず食欲はあり元気だけれど、微熱が残るので「出てこなくてよい」と上司からのお達し。
「着物部屋と目と鼻の先で寝てられたら、なんやキモノ着る気おこらへんわー」
「いてはるうちはキモノ着るいうわけにもねー 落ち着かんし」
いつもはそう思っているけれど、さすがにダンナがずっといるコトに慣れてきた(笑)。
書斎にいる時を見計らって、パパパパパッ
コーデは先週から準備してあったモノ。

「幟家」(「のぼりや」。「幟屋」ではありません)さんで一昨年お嫁にいただいた椿柄錦紗。
大人アンティークな色と柄にひとめぼれ。地紋は糸巻き柄。
幟家さん曰く、
「これは私が2番目に好きな着物でねー」
(確か1番目はワタシにはサイズ小さすぎた)
地色は黒か墨色に見えるが、紫だそう。言われてみれば紫がかっている?
長い袖を切ると袂に咲いている椿がなくなってしまい、お袖が寂しくなってしまう。
思いきれずに今年も長いまま着用(コート着るし)。
「コレ」という帯がいままでなく、イマイチと思いながら白黒鱗帯を合わせた一昨年。昨年はたぶん着用せず。
今年はある!コレならおかしくない・・・はず。
「さらさ」さんネットショップで即ポチした松葉文名古屋♪
どっしりとした縮緬の作家モノ。キモノとの質感もOKかと。
キモノも帯も「とっておき」。私的「冬の一張羅」!
半襟は無地グレーでスッキリさせておきました。

この椿を着て、先週渋谷の催事に出てはった「幟家」さんに会いにいくつもりだったが、家ごもりしているうちに催事終了。
お嫁にいただいたもう1枚(藤柄)は見ていただいたから、椿も見ていただきたかったなー
今日はひさびさに銀座アンティークモールへ♪

催事のない平日お昼間のモールは空いている。
ちょっとしゃべるとフロア中に自分の声が聞こえそうなぐらい。
「さらさ」さんにイナバさんがいらっしゃったので、ヅラの大先輩として自分のコントっぽい前髪ウィッグにアドバイスいただきたかったが・・・
ヅラのヅの字も言い出せず(笑)。
自然なイナバさんのウィッグに比べ、動くたびにバサバサ落ちてくる鬱陶しい我が前髪ヅラ。
もうちょっと短くカットしたほうがいいのかなー?

「ゆっくりしてきー」というダンナの言葉に甘えて、いつもなら飲まず食わずの銀座でランチ!

もちろん「おひとりさま」。店内、他にもいましたヨ「おひとりさまランチ」。
待っている間が少々手持ちぶさたではあるものの、一人は気楽。
デザートにモンブラン(コレが目的!)をつけて。
は~~~ 人さまが作ってくれたごはんはおいしい~~~~っ
明日から始動する「お遊戯会衣装作り」に向けての活力源になった気がします。


















椿と山茶花の違い~ミノムシのいない冬

2009-02-04 17:55:16 | 季節
家ごもりしている間に、梅が随分咲いてきた。
沈丁花の蕾も随分ふっくら。
数日ぶりに一人で外の空気を吸う。キンと冷えた風がここちよい。
外に出られるって幸せなコトだなー

椿と山茶花の見分け方。
自分ではバッチリと思っていた。実家に山茶花が2本あるので。
「椿は潔くポトっと落ちるのに、山茶花は(花びらが)ハラハラ落ちるからかなんわ(かなわない)」
庭を掃く母の愚痴を聞いて育ったからか、椿のほうが好きだ。
武士は「首が落ちる」から嫌うというが。
花びらの落ち方のほかにも、
「花びらとオシベが離れているのは山茶花、基部でくっついているのが椿」という大雑把な見分け方もあるんだとか。ふむ。わかるわかる。

コレはどっちだ?!
八重だとわからんやん~~っ 自信喪失。

ところで、子供のころはしょっちゅう見かけたのに、最近とんとご無沙汰なモノ。
ミノムシ。
暖冬の影響だと勝手に思いこんでいたが。
日曜の朝刊を読んでビックリ!
「代表的なミノムシのオオミノオガが外来のハエに寄生され、駆逐された」らしい。
「徳島など一部をのぞいて、西日本では全滅に近い」んだとか。
そうなのか。
ガは嫌いだけど、冬枯れの景色の中、ぶらりと揺れているミノムシはなかなかに風情のあるものだったのに。
関東ではまだいるのかなぁ?(今のところ発見できず)
図鑑を見ているムスメに実物を見せてやりたいものだ。

格子ウール。マトリョーシカ作り帯。水色薔薇ポリ羽織。
羽織紐、先月分裂したので自分で修復。
珠が2つ足りなかったのでエメグリ色のを買い足す。

テグスの端っこの処理はどうしたらよいのだろう?
結び目が見えたままの状態でそのまま使用。ひとさまはここまで見えまい。
帯留は自作というのはおこがましい、薔薇ブローチを改造したモノ。

ムスメは今日から幼稚園へ。
案の定うつったダンナは先週末からずっと仕事休み。
熱があるものの三度三度の食欲はガッツリバッチリで、主婦大忙し!
普段お昼ごはんは抜いたり、ちょちょっと済ませるのに、一緒にちゃんと食べているので腹部張満感がひどすぎる。
インフルエンザのおかげですっかりまるまる太ったワタシです。とほほ。