時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

立山博物館・まんだら遊苑~曼荼羅の地獄へ

2012-06-25 18:32:24 | レジャー
日曜、かねてから行きたかった立山博物館・まんだら遊苑へ。

立山曼荼羅の世界を五感を通して体感できる、まんだら遊苑。
ユキノシタが茂る坂道をくだり、布橋を渡る。
布橋、橋板の数は108枚。
他にも宗教的な数を関連させて造られている。


いよいよ「地界ゲート」。
ビビる小鞠。


閻魔堂へ。さらにビビる。


内部は残念ながら撮影禁止。
地獄百景・音階閻魔(閻魔の憤怒の声の梵鐘)。
餓鬼の苦しむ声、鬼達の叫び。

最初はダンナの後ろに貼りつき、および腰で歩いていた小鞠。
「すっごく楽しかった!もう1回行く!」
なんと3回も入っていた。
予想どおり。
怖い怖いと言いながら、子供はこういうのが大好き。

外に出ると、餓鬼の針山。


地唸鬼(じてんき)。
底を覗き込んで声を出すと、地界に響き、野太い鬼の声になって反響しながら返ってくる。
面白くて、色々叫んでみる母子。
「宿題はさっさとやれー」
「ビール飲みすぎやー」


水窟(すいくつき)。
地獄の蓋を覗き込むと、地獄の寒さを伝える5種の匂いと音が聞こえてくる。
うんこらしょ。
重い戸を開けると、なんとも良い香り♪


水泡鬼(すいほうき)。
鬼の憤怒が気泡となってブクブクブク。


八寒地獄のもっとも恐ろしい地獄をイメージした精霊橋。
常願寺川の河原に突き出している。
風が強いので、それなりに怖い。


橋の先端の鐘は、現世復帰への救済の鐘。
カーン♪

地界を抜けると、天界へ向かう陽の道へ。
続く。