時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

洋服感覚のキモノは洋服とは違う

2010-01-18 00:43:34 | キモノ
ようやく雪がやみ、キモノ着る。
出かけ先のことを考え、洋服感覚というか、肩のこらないコーデ。

キモノ:くるりデニム
帯:ボーダー化繊?名古屋
帯留:自作の梅
半襟:梅柄手ぬぐい

帯揚2枚使い。
「白と桃色系で『梅』っぽいか?」と思いながら、
「かさねの色目の『梅』は・・・紅白だったか」と気がつく。
梅=白×蘇芳色、だったか。
今は「紅白=慶事・お正月」のイメージが先にくるか。
このキモノと帯の組み合わせに紅白はちと違うし。
そもそも「かさねて」ないし!(笑)

この2枚はたしか「灰桜色」と「灰桃」色?(着用後のシワ画像ですみません)

調べると「白×紅梅」なら「雪の下」というかさねの色目。
いや!そもそも「かさねて」ないからっ
梅が終われば桃でも、そして桜の季節でも使ってやろうかなー
・・・縮緬2枚で結ぶのはやっぱりモコモコ。次はいりくにしよう。


「洋服感覚なんて言って着物着るぐらいなら、洋服着ておけばいいのに」
「洋服感覚の着物なんて意味ない」
そう書いている人をたまにお見かけする。
もちろんご自身のブログ等で何を言われようとご自由なのだが、いつも言いたくてたまらなくなる。
「洋服感覚のキモノと洋服は全然違うがなっ!」
「では、和柄の洋服を着るぐらいならキモノを着ろ、なのか?」
「和柄の洋服と和服は全然違う!それと一緒のことだとなぜ思わないのか」と。

着物と帯との組み合わせ、小物の組み合わせの面白さ。
身にまとったときの気持ちの華やぎ。
背中がシャキッと伸びる感覚。
どれも着物ならではのもの。

古典柄よりも洋服感覚のコーデのほうが好みな人間もいる。
サイズの関係でアンティークになかなか縁がない人間もいる。
他にも色々な事情があるだろう。
それでも「着物が好き♪」だから着ているのになァ。
好みは人それぞれなので「洋服感覚の着物には興味がない」のはかまわないが、「意味ない」とか言われるのはちょっと悲しい。
ワタシはどっちも好き、ですヨ☆☆☆
「懐石料理もイタリアンもフレンチも好き。でもいつもそれならゲップが出るし、普段は軽いランチでいいかな」というところで。(え?ちょっと違う?)









4 コメント

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洋服だと (鞠花)
2010-01-18 18:03:17
洋服だと「着る意味がない」なんて言われることはないだろうに、キモノは難しいワ、いくたん。
それだけ非日常のモノになったいるということなんだろうけれど。

昨年末に大阪に帰省したとき、梅田のアクティでキモノ女子数名発見。
どうもオフ会だったみたいで、楽しそうにエレベーターに乗り込んでいってはりました。ああうらやましいー
今週末、金沢の着物クラブさんの新年会に混ぜていただくことに。加賀友禅の華麗なる世界だったらどうしよう(爆)。でもオフ会はたまには必要でしょ、ね~

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個人の好み (いくたん)
2010-01-18 17:29:56
そうそう、自分はどれが好きというならともかく、意味がないというのはおかしいよね。
私も洋服感覚の着物と洋服は違うと思ってます。
普段に着物を着るって本当に一般では稀有なことなんだなぁってちょっとがっかりすることあるわ。職場で私的な話が出てもキモラーさんの認知度の低いこと低いこと・・・そういう話を出来る人は皆無です。
最近は私もオフ会とか全くいってないし、寂しいわ~。
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そうですよね~ (鞠花)
2010-01-18 10:27:52
みこりんさん、ぜんっぜん違いますよね!

時と場合によって色々なキモノを楽しんでもいいはずなのに、と少々遺憾に思います。
洋服でもキモノでも、いつも典雅なものばかり身にまとっているわけにもいきませんし~
(そういうご身分になってみたいとは思いながらも、それはそれで大変そう)


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ぜんぜん違うね。 (みこりん)
2010-01-18 09:21:04
そうそう、確かに。洋服とは全く違うよね

洋服にローブデコルテ(一般人には関係ないか)から、ジャージまで有るように、着物だって留袖から木綿の絣まで、色々有るのよね。
場所や気分に合わせて着たい
アンティークも素敵、ただし自分では着られない

今日のこんなさりげないコーデも大好き
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