時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

最後の読み聞かせ☆『トマトさん』『あかにんじゃ』~のべ160冊

2012-07-20 06:17:23 | 読み聞かせ
昨日の2年生読み聞かせ☆

『あかにんじゃ』(穂村弘・木内達郎、岩崎書店)

歌人の穂村弘さんが初めて手がけ、先月発売されたばかりの絵本。
短歌絵本のほか、翻訳も多数てがけてらっしゃる穂村さん(翻訳は「ほむらひろし」名義)。
『はなおとこ』(シュワルツ・ヴィヴィアン、スチュアート・ジョエル、偕成社)を読み聞かせしたことがある。
この『あかにんじゃ』、とにかく楽しめる。

「忍者は何色の服を着てるか知ってる~?」
「黒ー」「くろー」「クロー」
「そう、黒です。でもね♪」
サッと絵本をかかげる。
子供たち、タイトルに釘づけ。

どんどん変身していく あかにんじゃ。
おじさんになった時は笑い声。
ラスト、わかりやすいところ(←グッドアイディア♪)に隠れているのを見つけて大喜び。
忍者なのにね。
超オススメ本。


『クラゲゆらゆら』(楚山いさむ、ポプラ社)

写真絵本。
暑い夏、涼しげに海を漂う美しいクラゲの写真でも、と思って。
本当は3年生向けに用意していた絵本。
2年生にはまだ早かったかな?「ふーん」という印象だったかも。
でも、エチゼンクラゲ(画像左側)には
「デカッ」
と驚きの声。


『トマトさん』(田中清代、福音館書店)

7月の読み聞かせの鉄板絵本!!
3年連続で登場させる(1年生・5年生・2年生)。
表紙の段階で
「すごっ」
キモ可愛いトマトさんの顔はインパクト大。

2年と1学期続けてきた読み聞かせ。
毎週毎週、のべ160冊!
残念ながらこの日が最終日。
雨と雪と孤独でブルーになっていた時に声をかけてもらい、本選びからすべてまかせてくれる楽しさと責任に発奮。
大雪でも通った。
松葉杖でも通った。
ボランティア養成講座を受講、昨年度は大学生になり、図書館司書の資格をとった。
読み聞かせのおかげで、富山での生活はとても幸せなものになった。

特に小鞠の学年は、入学時から担当していたので別れが寂しい。
卒業を見送りたかった。
ずっとここで読み聞かせできたらいいのに。
転校先の小学校では読み聞かせはないらしい。
小学生相手の読み聞かせ、どこかでできないか、落ち着いたらチャンスを探すつもり。

今月末、東京に戻ります。