ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

Music Stories(5/22)3

2021-05-26 18:52:00 | メディア
曲が明けると…「イイですね、やっぱりね、新鮮です、ね?
こうやって聴くと、あのー、曲の構造がまた判りますね
あのー、聴く方にしても『あっ!この曲って、こういう構造になってたんだ!』って…」と萩原さん

甲斐さんが「やっぱり、そのー、どうしてもこう…むき出しな感じ…
あのー、編成が少ない…人数が少ないと、むき出しにしといて
そこで、一番…ナンか、骨太なヤツを差し出すみたいな…になるから」と話されると

「大事な所を強調したい訳ですもんね
やっぱり、まっ、余分なもの無しの…つまり、4つ(4人)しか要素がないんだったら
その大事な4つ全部、ここに集まっちゃう訳ですもんね」と返され

「装飾とメッキを出来るだけ剥がすみたいな方向に行きますよね
あの…肉体に近い方に…どうしても選ぶから、やっぱり…」という甲斐さんの言葉に
「うん!でも、だから強くなりますよね?面白いなあと思って…
こういうの聴けるのも、またちょっとソロのアコースティックライブの楽しみですよね

あと、やっぱりそのカラーだよなあ、楽しいのは…
これまでね、ホントさっきも、あの…色んな曲名出てましたけども
あのー、今後またあるんですよね?ソロのアコースティックライブ…」
…と、本当に今後の展開を楽しみになさってるご様子?

甲斐さんは「そうです!そうです!そうです!
あの…だから、今年、無事に赤レンガ倉庫…7月10日なんですけど
その7月10日の赤レンガ倉庫をやったら
また、もう翌年からは、晴れてまた(元のビルボードシリーズに)戻って…
『はれのひ』…みな騙されるなよ!着物で…『はれのひ』でね(笑)」…って、ナンで今?(笑)

萩原さんが「そうすると、また色んな…『こんな曲、歌ってみようかな』とかね」とおっしゃると
「そうなんですよ!あのー、やっぱ、どうしても甲斐バンドのメンバーで
ビルボードライブ(で)とはいえ、やると、やっぱりどうしても
そこ(甲斐バンド)の曲を差し出さなきゃいけない

(『カバーって訳にもいかないですもんね、あんまりね』と萩原さん)
…とは言いながらも、今年…今やってるビルボードライブの、甲斐バンドでやってるヤツ
1曲目『野生の馬』ですからね(笑)」…と、いわゆる「甲斐バンド縛り」に
風穴を開けておられることを明かされてましたが(笑)
それを言うなら、今ツアー「4曲目」の方が、更に大きな風穴じゃないかと…?(笑)

…で、萩原さんが「マジすか!?シローとブレッド&バター!」と驚かれると(笑)
「しかも、しかも(甲斐バンドの)3人だけで、もうバックなしで…
3人でバーッと(ステージに)上がって…
(『やっぱりもう、じゃ、シロー役で?(笑)』)
そう、シロー役!(笑)ナンだ!?シロー役!(笑)

そうなんですよ、ナンか3人だけで(ステージに)立つ…
っていうのから始めたいっていうのがあったんで…
(『ガロやる訳にもいかないですもんね(笑)』)
そう?やっていいですよ『一人で行くさ』…3人で歌ってんのに…(笑)

(『もう、ほとんどの人に通じてないかも知れないですね、今の話は…(笑)』)
イイんだ!イイんだ!(笑)」…って、ちょっと聴いてみたいですねぇ(笑)
そういえば、ガロの大野真澄さんは「裏切りの街角」をカバーなさってたような…?(笑)

ともあれ…萩原さんが「そうか、でもイイですね、やっぱそういう意味ではね
ソロのその自由な…だから、甲斐さんって、ソロって最初っからカバーじゃないですか
だって(初のソロアルバム)「翼あるもの」って、ナッシュビルで録音して…
それも含めて、今に繋がってるものですもんね、そのソロプロジェクトがね」と指摘なさると

甲斐さんは「そういえば、当時ナンか、周りの宣伝の人たち、言ってたなと思ったんですけど
ナッシュビルまで行って『翼あるもの』って、あのアルバム作ったじゃん?カバーの…
あれ、日本で一番最初のフルカバーアルバムなんです
『アルバム1枚(全部)カバーっていうのはないんです』って(言われて)そうなんだ!?

(『ああ、シングルヒット必ず1曲2曲は入ってるだろうと…』)
そうそう!そうそう!…っていう(アルバムで)
しかも、あれ、甲斐バンド(の契約レーベル)は東芝(EMI)だったのに
あの…ポリドールで、ワンショット契約で出したんですよ、あれ」と話されてましたが

当時は、たとえソロアルバムでも、別レーベルからリリースするなんて
「あり得ない」というより「あってはならない」ことだったみたいで(汗)
事は東芝だけに留まらず、他のレコード会社も、自社と契約しているアーティストが
他社からリリースすることが可能となるような前例を作られてはならじと猛反発するわ
甲斐さんは、業界の不文律をないがしろにする「問題児」と呼ばれるわ
週刊誌には「甲斐バンド解散か!?」と書き立てられるわで大騒ぎだったようです(苦笑)

でも、それも「バンドに喝を入れるため」に、あえてオリジナルではなくカバーで
ミュージシャンも国内の決まりきった顔ぶれではなく現地調達で…というのと同じ
「ソロシンガー・甲斐よしひろ」としてのこだわりであり
最終的には、そのソロとしての経験で得られたものを
「必ずバンドに還元する」という約束で、東芝の承諾を取りつけられ
この「自主制作」の音源は、無事にポリドールからリリースされたんですよね?

それはともかく…「しかも、ナッシュビルっていうね
まっ、森山良子さんとかね、あの…一応、海外レコーディング…
ナッシュビルで、やってらっしゃいましたけど
ナンか、ああいうガッツリした感じってね、あれもかなり早い段階でしたもんね」と萩原さん

(『やっぱね、あのレジー・ヤングとか、そういうことも…
あの…ミュージシャン、ホントに選び倒して行きましたから』と甲斐さん)
だから、スゴイですもんね、ミュージシャン達ね
そういうのも含めて、今の甲斐さんのそのソロワークにもずっと
一つの脈絡として繋がってるっていうの、ある訳ですけども

そういうのも含めてですね、ちょっと、甲斐さんが今
これから、どういうことをやるのかっていうのをね…色んなことやるから大変なんですけど(笑)
まず、先ほども話があった、甲斐バンドとしてのビルボードツアーっていうのも
まだ、ちょっと残っております」と告知のコーナーへ…

甲斐さんが「そうですね、今やってる…」と言いかけられたトコで
「配信があるって、それで…?」と先回り(笑)
「そう!そう!ラスト…最後の日ね…まあ、あの…みんなの期待を裏切らない
背信行為だけはやらないように…ああ、スイマセン(笑)」という甲斐さんのお約束(笑)には
「ダメです(笑)ダメです(笑)…えー、というのもありますし…」とバッサリ(笑)

「それで、えー、7月に、先ほどもチラッと話に出ました…
まっ、延期になってました『100万$ナイト in 横浜赤レンガ倉庫』
甲斐バンド45周年ツアーのファイナルってことになるんですか?これが…」と振られて
「そうなんですよ、結局もう2年延びちゃったんですよ
まっ、だから『45+1』みたいな意味…イメージでやる感じですよ、うん」と甲斐さん

萩原さんが「まっ、今、全部ズレ込んでますからね(笑)
『ジョンの魂』も50周年って言って、51年目の今年出ましたからね
『デジャヴ』も今年51年目ですけど、50周年で出ますから…」とおっしゃった途端
「えっ!?『デジャヴ』?」と食いつかれ(笑)
「『デジャヴ』出ますよ、8枚組くらいのが…」とお聴きになるや
「えっ!それは、ニュー…ミックスし直したんじゃなくて?」と質問なさったものの

「全部、あの…だから、元のものも出るし、未発表の音源も出るし
で、アナログも付いてて、CDが…」という萩原さんの説明の途中で
「そうか!でも、デジタルリマスタリング全部し直してるから違うもんね
CSNYの話ですね、今の…(笑)」とカブセられ(笑)
…って、きっと近い将来、甲斐さんのラジオ番組で「デジャヴ」が流れるんじゃないかと…?(笑)

更に「僕『ウッドストック』アマチュアの時、やってましたよ
イヤ、それもマシューズ・サザン・コンフォートバージョン
(『そっちバージョン?(笑)』)…そっちバージョン(笑)
(『こまけえな!(笑)』)…そう!カントリー・フルバージョン!(笑)」
…とプチ自慢?も飛び出しましたが(笑)
それは、打てば響く萩原さんがお相手だからこそなんでしょうね?(笑)
コメント
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