ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

その他もろもろ2

2021-05-09 14:52:00 | 日記
ボクの「甲斐さん検索エンジン」にヒットした小ネタ
続いては…Eテレ「みいつけた!」のアートディレクターで
甲斐バンドフリークでもいらっしゃる大塚いちおさんが
「甲斐バンドファンの皆様」という書き出しのツイートをアップなさっているのを見つけて
「えっ!?なに?」と食いついた奥さん(笑)

スコップさんが歌う「たからほりスコップのテーマ」が
「いすのまちミュージックアワー2」というCDに
ボーナストラックとして収録されるとのことだったんですが

「番組オンエアにはなかった部分あり
労働歌のようなスコップさんの歌声をぜひ!」との一文に
かつて甲斐さんが「俺たちもみんなと同じ労働者だ」と、おっしゃっていたことが重なり
思わずネットでポチっと予約したものの(笑)

その直前のツイートには、このCDについて
「このへっぽこ感、へっぽここそ最高~!
皆さん、このへっぽこシャワーを浴びまくってください~!」
…と書かれていて、若干の不安を覚えたらしい(笑)

…で、ビルボードツアーの名古屋遠征から戻り
留守中に届いていた「へっぽこ」CDを開封すると
以前に「いすのまちコッシー」のSPか何かで流れた

「♪ザックリ じゆうに およいでさ ザックリ カベを ぶちやぶれ
ちのそこまでも ほりつづけ いきてるあかしを てにいれろ♪」という
番組対象の4~6歳児には「深すぎるやろ~!」とツッコミたくなる歌詞(笑)に加え

「♪ザックリ ちちゅうかいを ひとっとび
ザックリ インドようを ひとまたぎ♪」という
いつかどこかで見聞きしたことがあるフレーズも登場(笑)

更に…「作詞:津田真一 甲斐よしひろ 作曲:甲斐よしひろ うた:スコップさん」という
クレジットの一番下に「コーラス:スコップさんとそのなかま」と記されていて

甲斐さんが、名古屋ライブで…「こんにちは!甲斐よしひろとその仲間たちです(笑)
ドリフターズみたいなもんなんで…(笑)」と挨拶なさって(笑)
松藤さんから「長さん?(笑)」と指差されていらしたのは「このせいか!」とクスクス(笑)
ところで、このボーナストラック…甲斐さんはいずれ
リマスタリングなさるご予定なんでしょうか?(笑)

ともあれ…その大塚さんが、NHKラジオに出演されたあと
「ラジオは絵も見えないし、本来、僕からは1番遠いメディアのはずなのですが
人の温かみとか、人の1番大事な部分が伝わる、強いメディアだと思います
だからこそ、大変だけど面白いのかもですね」と呟かれていて

奥さんは「確かに!」と膝を叩いたらしいんだけど
それは、昔々にラジオから流れて来た「バス通り」を聴いて
そのメロディーはもちろん、何より甲斐さんの声にヤられ
一発でファンになったのは間違いないとはいっても

その後、人生で一番多感な時期に、甲斐さんのラジオ番組を聴いていたことで
更に深く惹きつけられたのも、まごうことなき事実みたいで
今でも「大切なことをたくさん教えて貰った」と感謝しているんだとか…
…って、じゃあ奥さんのアノ性格の原因の一端は…以下省略(笑)

そうそう!昨夜は「歌える!J-POP黄金のヒットパレード」がオンエアされましたが
その詳細はまた後日…として、その出演者のお一人・庄野真代さんが
我が家の購読紙の「私のThe Best!」という「宝物」紹介のコラムに登場なさって
「高校生の頃から、ずっと身近に置いているノート」について語っていらした中に

「私がオーナーを務めるカフェ兼ライブハウス」が
「新型コロナウィルスの感染拡大で厳しい状況」で「廃業も考えましたが」
「出来ることは全部やろうと思い、クラウドファンディングを始めました
無観客ライブの動画などを発信する拠点に変わります」
「いつか人が集える時間が戻って来た時に
アーティストがいつでも表現できる場を残しておきたいのです」という言葉があったんだけど

その「カフェ兼ライブハウス」というのが
kainatsuさんが「大好き」とおっしゃっていたお店でビックリ!
「飛んでイスタンブール」が大ヒットした頃みたいに
頻繁にテレビでお見かけすることはなくなっていたんですが
カメラに写らないところで、アーティストのための活動を続けておられたんだなあと…

甲斐さんは、ご自身のラジオ番組で、庄野さんの曲を流されていたそうだけど
ボクは「ごっつええ感じ」の「即興歌謡祭(だっけ?)」に
甲斐さんや上田正樹さんとご一緒に出ておられたのが印象に残ってます(笑)

だんだん「小ネタ」シリーズっぽくなって来たトコで…(笑)
「井筒和幸の『今週の映画監督』」というコラムに
ブライアン・カーク監督の「21ブリッジ」が取り上げられていたんですが

主演は、甲斐さんも、その若さを惜しんでいらしたチャドウィック・ボーズマン
「ニューヨーク・マンハッタン島で発生した強盗事件を描くクライムミステリー」で
「レインボーブリッジ封鎖できません!」の映画とは違い(笑)
こちらは「マンハッタンを封鎖することに成功する」らしく
久しぶりに「観たい!」と高まった我が家(笑)

まあ、井筒監督が「この捜査は、わしら市警に仕切らせて貰うで
殺された同僚たちに報いるためや」と、コテコテの関西弁で(笑)
FBIを追っ払い「マンハッタン封鎖」を指示するシーンに触れられているのが
大いに影響したのかも知れません(笑)

でも、奥さんは…「昔流の捜査ドラマの展開パターンで目まぐるしくなく、気楽に楽しめた
ただ、どうも気になったんだが『タクシードライバー』の頃の、街の名物でもある
路面から上がる蒸気とか、ゴミだらけの街の懐かしい風景が映らんのよ

『NYを体験する映画』とパンフに書いてたが、蒸気はどうなったんだ?
他の都市でロケしたのか、チャイナタウンのネオンサインや
ゴミ箱の落書きも新たに設えた感じがした
マンハッタンで撮ったんやって感じがしない」…との一節が少々気がかりな様子(苦笑)

一昨年「海外追っかけ」で、NYに遠征したことは元より
甲斐さんが「イエローキャブ」で「吹き出るスティーム」と歌われ
そのPVの中でも、夜のNYの街角で歌う甲斐さんの白い息が
スティームのイメージを強く残しているらしい

そのチャドウィック・ボーズマンにオスカーを…という空気が流れていたのか?
今年のアカデミー賞は「作品賞」ではなく
「主演男優賞」の発表が一番最後になっていたと知って「へぇー!」と驚いたんですが
一番ビックリしたのは「ファーザー」で受賞したアンソニー・ホプキンスじゃないかと…?

ボーズマンが本命視されていたし、こういうご時世だしということで
ホプキンスはマリブの自宅にいたらしく、受賞スピーチもなしだったため
「感動のフィナーレ」をお膳立てしていた方々にとっては
腰が砕けるほど呆気ない幕切れとなってしまったみたいだけど…(苦笑)

町山智浩さんによれば…「作品賞は順位をつけて投票するので
多くの人が2位に選んだ映画が番狂わせを起こしやすい」そうですが
主演男優賞に関しては、やはりホプキンスの演技が評価されたということでしょうね?

病と闘いながら、撮影に臨んでいたボーズマンについて、熱く語られる一方で
ホプキンス主演の「2人のローマ教皇」を絶賛なさっていた甲斐さん
3度目の受賞を果たしたフランシス・マクドーマンドやアジア勢の躍進
今や、アカデミー賞の常連になったNetflix発の作品…などなど
今年のアカデミー賞をどう思われたのか?気になるところではあります(笑)

余談ですが…町山さんが、受賞後のアンソニー・ホプキンスに
リモートでインタビューをなさった記事を拝見したら
史上最高齢で主演男優賞を獲得した方の言葉は「さすが!」としか言い様がなく

例えば…「この年まで生きて、だいぶ賢くなった
自分が何も知らないことが判るくらいにはね
人生は全くミステリーさ」とか
「私の父は、たくましいパン職人だったが
死が近づくに連れて、どんどん憂鬱で怒りっぽくなり、私や母を苦しめた
でも、今なら父が不機嫌だった理由が判る
怖かったんだよ、自分が壊れて行くことが…」

「父を看取った私は、外に出て公園を歩いた
いつの間にか春になっていて、桜の花が満開だった
父の人生は幕を閉じたが、新しい命のステージが始まっている。それが私の目を開いてくれた
いつの日か私も死ぬだろう。そして桜は咲く
それが人生だ。命はそんな風に移り変わって行くんだ」とか

「役について分析したり、シーンの意味について監督に質問したり
若いうちは、そうしたがるものさ
でも、あまり役の感情を深掘りしすぎると、くどい演技になる
(今作に関しても)特に準備するようなことはなかった。だって、私は今83歳だよ!
重ねて来た年齢や経験値を役に反映させればいい」と話す一方で

今作のために、ソーシャルワーカーの方と会った際に…
「長年の伴侶を失って、それを忘れた人が『妻はどこだ?』と訊ねた時
『もう亡くなりましたよ』などと言ってはいけない
そのご老人は、伴侶を失う辛さをもう一度味わうことになるから…
代わりに『もうすぐ帰って来ますよ』と言ってあげなくては…」…という話を聴いて
「切ない言葉だが、同時に思いやりに満ちた言葉じゃないか」と思ったとか

「引退?それは、私に言っているのかい?(笑)
むしろ、仕事があることが大切なんじゃないか
しゃにむに働いて来た人が、仕事を辞めた途端に崩れて行くという話も聞くから…」
…といった具合に、甲斐さんがよくおっしゃっている
「日々をどう生きているかが、全て表現に現れる」という言葉を
文字通り、体現している方なんだなあと…
コメント
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