ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

愛ろく4ツアーに向けて5

2018-08-21 13:49:00 | 日記
「愛ろく2」が終わった後、40周年ツアーや
甲斐バンド・シンフォニーといったメモリアルなライブを経て
3年半ぶりに帰って来た「愛ろく3」
ツインギター&キーボードレスという編成は変わらないものの
リズムセクションは、甲斐さんとは初顔合わせのお二人…

って、ドラムの川西幸一さんは、大病を患われ復帰なさったばかりで
体調を心配する声も少なくなかったみたいですが
ホームグラウンドであるユニコーンのライブを急きょ休まれたにも関わらず

愛ろく3では、大病など嘘のようにパワフルなプレイを見せられたらしく
奥さんは職場のユニコーンファンの女性に
「ナンか、スミマセン(苦笑)」と謝ったんだとか…(笑)

ベースのTOKIEさんについては、そのプレイもさりながら
「妙齢の美女」という点で、ざわつく方多数(笑)
ライブが終わって最後にメンバー全員で挨拶される際に
奥さんは「TOKIEさんとは、手を繋いだり肩を組んだり出来ないでしょ(笑)」と予想(笑)

でも、それ以前に、初日のメンバー紹介で
「TOKIEさん」とコールなさったことに爆笑(笑)
その後「さん」付けはなくなったものの
最後の整列時は、公平さんがTOKIEさんを手招きされたり
手を取ってエスコートなさっていて(笑)

ツアー大ラスに甲斐さんがTOKIEさんと「ハグ」された時には
別の意味で大きな拍手が起こったんだとか…(笑)
もっとも、腰が引けた感じの(笑)不安定な姿勢でいらしたため
お二人ともよろめいておられたみたいだけど…(笑)

…ということもあり「公平に全部背負わせるのはアレなんで…」と
この新たな「愛ろくバンド」のバンマス的な役割も任せられた佐藤英二さん…
「愛ろく2」と同様に、東名阪、福岡に加え
「みんながあまり来ないようなトコ(笑)」も組み込まれ

更に、東京キネマ倶楽部での追加公演も決定、あっという間に完売し
1公演ごとに「バンド感」が増していた矢先
鳥取県倉吉市でのライブを前に無念のリタイア…(汗)

奥さんは、その断り書きに気づかずに入場してしまい
また、ツアー前に甲斐さんが、倉吉は特別セトリになるかも知れない旨
チラッと話されていたこともあり
「英二さんはいつ出て来るんだろう?」と思っていたらしい(汗)

まあ、オリジナル甲斐バンドと同じ3ピース
…ドラムセットを真後ろに背負った甲斐さん
その右側にベース、左側にギター…というセッティングに
密かな高まりを覚えていたのも確かですが…(苦笑)

その後の東京公演は、急きょイチローさんがサポートに駆けつけられ、無事にツアー終了
甲斐さんが「イチローが来てくれて助かった」と感謝され
東京公演をご覧になった方々からも
「イチローさんが入ってからグッと良くなった」という声が上がっていたんだけど

奥さんは、いつも控えめに静かに燃える印象だった英二さんが
ステージ全体をご覧になって、指示を出されたりしていた様子や
倉吉で突然、リードもサイドも弾くことになられた公平さんの姿が
映像として残っていないことに物足りなさを感じているようです(苦笑)

スケジュールの関係で「愛ろく1」こそ参加されなかったものの
甲斐さんの中で、この「愛ろく」というソロプロジェクトに
「ギタリスト土屋公平」は欠かせない…というか
「3ピース案」から始まったことを考えると
「公平さんありき」といった風にも受け取れるし?(笑)

その公平さんについて英二さんは…
「ものすごく独特のリズムを持ってる方ですから
その個性を打ち消すようなことはしないようにしたいなと思います」と話され

鈴木健太さんは、最新の甲斐報の「愛ろく3」レビューで…
「何より僕がすごいと思うのはそのタイム感
敢えてグルーヴではなくタイム感と言う
粘る、絶対的な、威風堂々たるタイム感

これこそが僕が知っている王道中の王道のロックのタイム感であり
日本の数多のロックギタリストが憧れ
でも辿り着くことができないタイム感
だから僕は、公平さんのシンプルなバッキングを聴いているだけで
ゾクゾクしてしまうのだ」と記されてます

これは、甲斐さんがおっしゃるところの「公平の音」であり
「例えば【きんぽうげ】のイントロを弾いても
『ジャーン、ジャンジャン』じゃなくて『ジャウジャウ』言ってるんだよね
もう1フレーズだけで、公平が弾いているって判るっていう…」
まさに唯一無比のギタリストということなんでしょうね

当の公平さんは…「この編成でやるのに
甲斐さんの楽曲に向き合う時に僕なりの思いがあるんです
それは、なるべく少ない音で、でも彩りがあって
しかもファンキーに、っていうことなんですけど
ただ、甲斐さんがどういう楽曲を用意してくれるのか
そこは、本当にドキドキですよ(笑)

『なるべく少ない音で』というのは
演奏する上で、歌に寄りそう部分とビートに近づく部分とがあって
自分の立ち位置は、比重としてはビートの方に多めにしてやるという感じだと思います

それは、甲斐バンド楽曲と比べた時に、甲斐さんのソロの楽曲には
そういうムードの違いがあるんじゃないかなということなんですけど
そのあたりを際立たせようとすると、ギタリストである自分は
その『音数を少なく』という立ち位置がいいんじゃないかなということですね

例えば、甲斐さんの音楽から歌の部分だけを抜き出すことができるとしたら
そこにはそんなにたくさん音が鳴ってなくてもいいんじゃないかと思うんです
甲斐さんの歌にはもうそれだけでビートもスピード感もあるから
その流れを点で押さえていくともう
ひとつのサウンドができちゃうんじゃないかなあというイメージなんです

『ファンキーに』というのは、ギターが跳ねることで
音楽全体の躍動感というのはより押し出せると思うんですね
オーソドックスなアメリカンロックの
ズバーッとギターが鳴ってる感じではなくて
点で押さえていくというか…」と説明なさってますが

そういえば、奥さんは「ゴリゴリのリードギタリスト(笑)」というか
華々しくスポットライトを浴びて絵になるタイプというか
派手なパフォーマンスの方は苦手なはずなのに
公平さんのギターを好きなのが不思議だったんだけど

「甲斐さんの歌と合うから」というのは
公平さんのギターは、甲斐さんの歌が一番良く聴こえるように
奏でられているって意味なのかも知れないなあと…?

ともあれ、今回の「愛ろく4」もツアーメンバーが発表される前から
「公平さんは当確だよね♪」と奥さん
イヤイヤ、先行予約を知らせる甲斐報に
甲斐さんとの2ショット写真があったし(笑)
まさか、これで違うギタリストってことはないでしょ?(笑)

でも、もうお一人のギタリストがどなたなのか…
愛ろく3でピンチヒッターとして参加されたイチローさんが
愛ろく1以来の正式メンバーに復帰なさるのか?

それとも英二さんに代わって甲斐バンドのサイドギターを務められてるアノ方か?
はたまた、サイドギタリストとして
甲斐さんのツアーに参加されたことがあるアノ若者か?

…などと考えていたら、上綱さんが参加されるとの情報が!?
「キーボードレス」がウリのツアーとはいえ
まさか上綱さんをステージ裏や地下に押し込めたりはなさらないでしょうし(笑)
これまでとは全く違う「愛ろく」になることは間違いないんじゃないかと…♪
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愛ろく4ツアーに向けて3

2018-08-19 18:35:00 | 日記
…ということで、愛ろく1のツアーメンバーは
映画「照和」の流れから、甲斐バンドツアーのギタリストお二人が選ばれ
た訳ですが
リズムセクションのお二人…ベースの渡辺等さんとドラムの佐藤強一さんは
以前に甲斐さんのソロアルバムに参加されていて
「気心もある程度知れてる」と甲斐さん

ただ、強一さんは、今や甲斐バンドのドラマーとして定着され
甲斐さんの「ピンナップスアイドル(笑)」でいらっしゃるけど
イチローさんのツアーメンバーのオーディションで
強一さんとお会いになったことは「全然記憶にない(笑)」そうです

でも、PARTNERツアーの3ピースのお一人、青山純さんは
強一さんの師匠にあたられるし
「太いグルーヴ」が求められる編成に強一さんを選ばれたのは
やはり必然だったんじゃないかと…?

ともあれ…今回の「愛ろく4ツアー」には
「RockN' Roll Tonight」というサブタイトルが冠され
甲斐さんも「ロックンロール尽くし」とおっしゃってますが
この「愛ろくツアー」の立ち上げから
すでに「キーワードはロックンロール」となってます

甲斐さんが、最初に「ライブハウスでロックンロールをやりたい」とリクエストされた際
イベンターの方は「アルバム『破れたハートを売り物に』みたいな」イメージを持たれたらしく
「そうは行かないですよね(笑)」と甲斐さん(笑)

「もちろん、あのアルバムからの曲も入って来ますけど
それだけで2時間以上は出来ないから…
照和でしかやってない曲がたくさんありますから
例えば【黒い夏】はやります
ああいう風にサンプリングを使った曲も入って来たりします」とバラされ(笑)

イチローさんは「ロックンロールというか、ギターロックみたいなことなんだけど
ギシギシ骨が軋むというか、そういうサウンドなんだろうなっていう…
自分としては、元々3ピースの編成が多かったし、甲斐バンドも最初はそうだったし
そこに立ち戻るような空気ということかな
大森さんと2人で太い音を鳴らすということをたくさんやって来たから…

大局的なことは甲斐さんがちゃんと考えてるはずだから
パーツはパーツとして、自分の部分をどれだけきっちりやれるかということに集中することが
トータルなエネルギーを上げることになるんじゃないかなぁ」と話され

もうお一人のギタリスト佐藤英二さんは
「キーボードがないということは、音の壁がないということだから
これまでが、例えば家全体をかたまりとして見せていたのが
今回は、素通しで柱まで見える…みたいな感じじゃないですかね
そこで、その『柱』の太さを感じさせられればと思います

甲斐さんとやる時は、不器用なりに思い切ってやるっていう
そういう武骨さみたいなものだけは意識しています
だから、ガーンとやるんだけど
その『ガーン』をちゃんとガーンと鳴らすっていうことですよね」とおっしゃってます

更に、震災後の練り直しによって
【Weekend Lullaby】【カオス】といったロッカバラードも候補に挙がり
「激しくない曲をロックンロールとしてどう聴かせるか」という点にも
注目が集まっていたようだけど、いざ、蓋を開けてみれば…

「ぴあ」の浅野保志さんのレビューの冒頭に…「『えっ!?』動揺した
甲斐バンド、甲斐よしひろ、KAIFIVE…
30年近くに渡り、本当にたくさんのステージを観る機会に恵まれたけれど
オープニングがこれほど意外なライブは初めてだった
【エキセントリック・アベニュー】
甲斐さんがバンドを解散して初めてリリースしたアルバム
『ストレート・ライフ』の最後に収められたサンプリング炸裂の曲だ

35周年の甲斐バンドの展開が終わり
3年ぶりのソロツアーがキーボードレス編成で
テーマが『ロックンロール』っていうから、てっきり…」と記されているのは
このツアーを初めてご覧になった観客ほぼ全員の感想だったんじゃないでしょうか?(笑)

もちろん、セトリ予想第1位だったであろう?(笑)
【ジャンキーズ・ロックンロール】を始め
【港からやってきた女】【翼あるもの】【三つ数えろ】
【漂泊者】【絶対・愛】【ダイナマイトが150屯】などなど
いわゆるアゲ曲も盛りだくさんなんだけど

ウワサ通りの【Weekend Lullaby】から
「ステイトメントだから間違いたくないんだよ」と
歌詞カードをご覧になりながら歌われた【よい国のニュース】や
震災後「歌詞の持つ意味が変わった」という【安奈】
【スウィート・スムース・ステイトメント】
そしてラスト曲【光あるうちに行け 2011】まで
「そうは行かない(笑)」曲も要所要所に挟み込まれてます

まあ、奥さん的には、超が付くほど久しぶりの
【裏切りの季節】がMVPだったみたいだけど(笑)
甲斐さん流の「ロックンロール」は、どストレートではなく
キレのある変化球って感じでしょうか?(笑)

1ヶ月強で14本、北海道から四国、九州まで
日本全土を駆け抜けた「愛ろく1」ツアーの中でも
やはり仙台でのライブは特別な空気が漂っていたそうで
甲斐さんを始め、メンバーの皆さんも
また、そのライブを観た奥さん達リピーターも

余韻とは違う…熱く盛り上がって、これが「完成形」と思えるくらい
とことん突き抜け切った後に
興奮冷めやらず、くすぶっている熱とはまた別の…何か(としか言い様がないらしい)
…を持ち帰ったかのように、その5日後の東京公演は
異様なエネルギーに満ちたものになったんだとか…

余談ですが…甲斐さんは仙台公演に備えるために
なでしこジャパンの快挙をリアルタイムではご覧にならず
翌日の同時刻に録画映像で感動を後追いされたそうだけど(笑)

奥さんも北海道公演の後、仙台まで夜行列車で移動中だったため
1日遅れの観戦となったものの
後にも先にも「結果を知ってる試合」を
あんなに楽しんだことはないみたいです(笑)
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愛ろく4ツアーに向けて2

2018-08-18 13:54:00 | 日記
甲斐さんは、東日本大震災が起きた時
「自分の最大の武器である歌で表現するということは二の次で
とにかく、被災された人たちを応援するには
どういうやり方があるんだろう?」とお考えになり
吉岡秀隆さんに提供なさった【光あるうちに行け】を
新たにレコーディング、配信を始められた訳ですが

震災直後ではなく「被災された人たちが
ある程度の平静さを取り戻した時」だったのは
震災直後だと「被災した人たちは聴けないじゃないですか
その時点でやるとすれば、他の地域の人たちがダウンロードしたお金を
被災地に送るという考え方だったと思うんですけど
それは、僕は嫌だったんです

被災された人たちも聴いて、その人たちの心の中で
多少の勇気づけとか、ほんの微かな慰みになって
それと同時に他の人たちからの収益金も届けられるというのが、一番いいかな」
…との思いからだったそうだけど

この【光あるうちに行け 2011】と
BS日テレの「よい国のニュース」がきっかけで
お蔵入りになさっていたセルフカバー集と
震災後に書き下ろされた曲を収録したアルバム「ホームカミング」が
ジャケットも歌詞カードもないシンプル盤として
ライブ会場で緊急先行発売され
それに伴い、当初予定されていたセットリストも、かなり変更があったようです

もう一つのアクションとして
NHKの「がんばろう東北・がんばろう関東」へのご出演
…って、こちらは当初「J-POPプレミアム」というタイトルで
代々木体育館から生中継されるはずだったんだけど

クジ運の悪さには絶対の自信を持つ(笑)奥さんが珍しく当選を果たし
今までお世話になって来た甲斐友さんを誘って
やっと少しは恩返しが出来ると喜んでいたら
「ご来場の皆さまの安全のため」
NHKホールでの無観客放送に変更とのお知らせが…(苦笑)

そうそう!この頃、ちょうど甲斐報が「VOL.100」を迎え
「わたしのなかの甲斐よしひろ」というアンケート特集が組まれていて
「甲斐よしひろ(もしくは甲斐バンド)との出会いは?」
「KAIにひとつだけ質問するとしたらどんなことですか?」
「あなたの、KAIにまつわるプチ自慢があれば教えてください」という
3点について皆さんがお答えになってるんですが

一般の会員の方々に混じって、かつてのマネージャーの方や
甲斐さんのヘアメイク担当の方
愛ろくツアーメンバーの渡辺等さんと佐藤強一さん
それに松藤さんのお名前も見受けられ(笑)ニマニマしながら読んでいたら

「ミュージシャン・土屋公平さん」が…
2番目の質問に「かなり重大な質問です
甲斐さんに誘われて参加させて貰ったNHKの番組で
『甲斐バンド』として紹介されましたが
僕はメンバーに入ったんでしょうか?
実はあれからずっと気になってます」と記されていて(笑)
「そうだったっけか?」と遠い目をしてしまいました(笑)

ちなみに、3番目の質問については
「ステージでの甲斐さんのメイクは、僕がやってあげることがありますが
これは甲斐バンドの皆さんにはないことではないかと思います
これはいいソロを弾くのと同じくらいのポイントはあると思います」
とお答えになっていて「甲斐バンドの皆さん」より
「甲斐さんに近い存在」アピールみたいな気が…?(笑)

ともあれ…「愛のろくでなし」というツアー名は
最初「ろくでなしツアー」にするか?
「愛の」を付けるか?で悩まれたらしく
震災が起きた後に「『愛の』って付けることにしてて良かった!
『ろくでなしツアー』なんて大きな声で言えないよねぇ?(苦笑)」と甲斐さん

でも、それも、多くのアーティストの方々から
ライブやツアーのキャンセルが相次ぐ中
敢行に踏み切られたからこその「気がかり」だった訳ですよね?
まあ、松藤さんは「『ろくでなし』を『ロックでない』と解釈すれば(笑)
僕の予想と期待は全く外れ」とおっしゃってましたけど…(笑)

ただ、当初、甲斐さんは「3ピース案」のギタリストに
公平さんを…と考えておられたものの
公平さんは、某女性アーティストのツアーメンバーでいらしたため
スケジュールが合わず断念なさって(汗)
その後、映画「照和」の流れから
イチローさんと佐藤英二さんの「ツインギター案」が固まってから
女性アーティストのツアーがキャンセルになった…という裏話もありましたよね(苦笑)

そして、震災にまつわるツアーのエピソード大トリは
やはり何と言っても石巻専修大学の学園祭でしょう
震災直後は仙台市内でのライブも開催できるのか危ぶまれたけど
建物が倒壊を免れたこと、交通機関やライフラインの復旧など
少しは日常生活を取り戻しつつある状況にあったことで

甲斐さんは「今、仙台でライブをやることが最高のメッセージ」との思いから
「日頃のウサを晴らして貰えるように」全力のパフォーマンスを披露され
それをご覧になった学園祭の実行委員の方々からオファーを受けられ
三十数年ぶりの学園祭参加を即快諾なさったんだとか…

準備をなさる実行委員会の皆さんは
物を揃えるため買い出しに行こうにも、お店自体が潰れていたり
ボランティアの方々が懸命に活動して下さっている中
「祭りに力を入れていて良いのか?」と悩まれたり
…と、かなり苦労されたみたいですが

甲斐バンド&kainatsuさんによる渾身のライブが終わった後
「この震災を機に『いつか観に行こう』とか『後で観に行こう』じゃなしに
今観れるもの、今行ける所、今やっておこうっていう感覚になってる」と
人生観が変わられた方や
「今まで、楽しみって全然なかったですからねぇ」とおっしゃっていた方が

「元気を貰えた」と喜んでいらしたそうで
改めて音楽の力のすごさを感じますし
甲斐さんも被災地の状況をご自身の目でお確かめになったことによって
音楽活動に何らかの影響や刺激を受けられたんじゃないかと…?
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愛ろく4ツアーに向けて1

2018-08-17 19:01:00 | 日記
今日の夕方、甲斐よしひろ「愛のろくでなしツアー4」追加公演
2公演のファンクラブ先行予約の当確発表があり
これで無事に奥さんは全公演のチケットをゲット出来たようです♪

ただ、ツアーファイナルとなる東京国際フォーラム(ホールC)は
以前に「クラシックKAIツアー」でも使用されていて
その時もファンクラブで手配したにも関わらず
届いたチケットは2階席で、松藤さんを始め
大森さんのご子息や土屋公平さんといった皆さんがお掛けになっていた
関係者席よりも後方だったらしく(苦笑)

「クジ運が悪いにも程がある…」と嘆いていたんだけど
終演後に甲斐友さんが3階席だったことを知ってビックリ!(汗)
今回も「油断できない」と身構えております(笑)

…ということで、甲斐報VOL.143で特集されていた
「『愛のろくでなしツアー4』への道」に倣って
過去3回の愛ろくツアーのおさらいをしようと
該当する内容の甲斐報を引っ張り出してみると
「愛ろくツアー」というのは、甲斐さんの長いツアー歴の中でも
特筆すべきツアーの1つなのかも知れないなあと…

イヤ、もちろん甲斐バンドとしても、ソロとしても
様々な角度のコンセプトがある色んな形のツアーを敢行なさってますが
近年ソロ活動の柱となっている「MEETSツアー」と「ビルボードツアー」が
アコースティックセットであるのに対し

「愛ろくツアー」は「甲斐バンドツアー」と同じバンドスタイルながら
ツインギター&キーボードレス、レアな選曲
「ソロはチャレンジ」という点で「ロッキュメント」を彷彿させます
その後の「PARTNERツアー」でも、ドラム・ベース・ギターという3ピースで
「太いグルーヴ」を追求なさってましたけど

TK氏とのコラボを挟んで、25周年「飛天」へ…
「ひとりきりの甲斐よしひろ」を経て
「シリドリツアー」「松藤甲斐」「30周年」「クラシックKAI」
「ローリング・サーカス・レビュー・ツアー」と
大きく分けて「甲斐バンド」と「アコギ」のツアーを交互に…

まあ「シリドリ」と「ローリング…」は、ソロ活動ですし
選曲も甲斐バンドオンリーではなかったようですが
イチローさんの代わりに公平さんが参加された
マックさんがいらっしゃらない「(当時の)甲斐バンド」編成でしたし…という感じで
「愛ろくツアー」は、本当の意味で新たな「チャレンジ」じゃないかと…?

甲斐さんが携帯電話を失くされたことをきっかけに
「携帯を持ってると、用件がそんなに煮詰まってないのに
ついつい前倒しで電話してしまうことになるんです
でも、携帯を持ってないと、その分だけ自分の中で反芻して
『よし、大丈夫』という段階で電話することになる」と

新しい携帯を「自動車電話」として常備(笑)されるようになり
バーの電話で「帰るコール」なさって
「昭和か!(笑)」とツッコまれていらした頃
「今度のツアーについても同じような感じなんです」と甲斐さん

「ここ3年くらい甲斐バンドをやって来て
そこから何か劇的に変えようと思ったら
まず編成を3ピースにすることかなって思ったんです
劇的に変えるということを考えれば、音の表情も大事だけど
見た目からして明らかに違うことにした方がいいんじゃないかと思って…

結果的に3ピースではなくなりましたけど
キーボードレスの編成になりました
キーボードって、あるとやっぱり色んな意味で便利なんです
ダイナミクスは出るし、サウンドの色合いも広がるし、聴いてる人は判りやすい
グレイドアップさせながら、判りやすい色づけで歌を助けて
しかも全体像も馴染みやすいメロディアスな展開にしてくれるから

だけど、その裏側で、危険なのは
声の色や艶や太さをキーボードが塗りつぶしてしまうことがあるんです
だから、キーボードレスということは
声の表情があからさまに出るっていうことになりますよね
つまり、キーボードレスという編成は
僕の音楽のいちばん個性である『声』というものを
改めて聴き手に意識させることになると思う」と話されてますが

「ひとりきりの甲斐よしひろ」が
アマチュア時代の弾き語りスタイルという形での原点回帰なら
「愛ろく」では、太いグルーヴに乗った
「ボーカル・甲斐よしひろ」を前面に押し出すことで
「てめえの正体」を見極めようとする試みなんじゃないかと…?

そのキーボードレスのアイデアについては、映画「照和」の中で…
「よく観ると、一番奥にキーボードの前野はいるんだけど
ほとんどキーボードはいない画になってますよね
僕は、そういうビジュアルのイメージから発想することも多い人間だから
あの映画の映像が影響している部分もかなりあるかも知れない」

…と説明なさってますが、愛ろくツアーのセットリストにも
照和ライブの影響があるらしく
「照和のセットリストは、35周年のツアーでやって来たのとは違って
照和でやるということで、初期の曲が多かったじゃないですか
ということは、シンプルなロックナンバーが多くなったということだから
今回は、そういう流れをまた違う切り口で進化させるという風にも言える」と甲斐さん

イチローさんも「最初にオファーを受けた時
『曲順はバッチリだから』とは言うんだけど、内容は言わない(笑)」甲斐さんに
「照和でやった曲は何曲かやりましょうよ」とおっしゃったそうで
実際に【黒い夏】がリストアップされてましたが
その照和ライブでの【黒い夏】のイントロが「昔は出来なかった逆回転」を
打ち込み音源によって再現されたものだったことも

「例えば、U2はステージ上の編成はキーボードレスだけど
実は聴こえてるじゃないですか
ステージの裏とか地下に何台もキーボードが用意してあって
それと同期したクリックをドラムが聴きながら演奏してる、そういうやり口」のひとつであり
「今回の編成を最初に思いついた3ピースからツインギターにしたのは
映画からの流れということもあるんです」

…と「劇的に変えよう」となさった背景に触れられていて
「甲斐バンドでやるということは、すごくインパクトも大きいけど
予定調和的な部分もあるじゃないですか
安定路線というか、ある種の安心感もある訳ですけど
今回は、編成を決めた時点で、その路線ではない訳ですよね
映画で言えば、大衆娯楽路線ではない訳です

でも、じゃあすごく実験的な内容になるかというとそうでもなくて
僕としては、非常にオーソドックスなことをやろうとしてるとも言えるんです
ただ、安定保守路線ではないっていう…
ザッケローニがサッカーのアジア杯で
『バランスを保ちながら、勇気あるプレイをしてくれ』と言ったけど
今回の僕も正にそういう気分です
すでにある財産を生かしながら、新しい時代に挑むということですから…」

と話されてましたが、その「新しい時代」に未曾有の大地震が起こり
この新しいソロプロジェクトに大きな影響を与えることになるんですよね…(汗)
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日本の夏、我が家の夏3

2018-08-16 13:30:00 | 日記
この夏、一番熱い…イヤ、暑苦しい人と言えば
日本ボクシング連盟前会長・山根明氏…(汗)
イヤ、最初に「助成金の不適切使用」の第一報を聞いた時は
スポーツ界の新たな暗いニュースに
「ああ、またか…」と思っただけだったんですが

日大アメフト部の内田前監督や田中理事長のアノふてぶてしさが
単なる「露払い」に見えるくらい、キャラのクセが強い!(苦笑)
山根氏と田中理事長が顔見知りということで
「闇のアンガールズ(笑)」と名付けた方、素晴らしいですね(笑)

ヒロミさんが「ワイドナショー」で…「この人を見た時、(坂上)忍が
『よし!』って言ったからね(笑)」とおっしゃってたし(笑)
次の甲斐さんの「バイキング」ご出演時に触れられるかも知れません(苦笑)

でも、それくらいマスコミ関係者の皆さんにとっては「逸材」みたいで(笑)
「試合用グローブの独占販売」や「奈良判定疑惑」など
助成金問題と共に追及しなければならない問題はともかく

山根前会長が宿泊するホテルに、銘柄指定で用意されていたという
「さきいか」だの「アメちゃん」だのまで、詳細に紹介するって…(苦笑)
まあ、山根氏が何か一言発するたびに
その一挙手一投足まで「ネタになる」のは判りますけど…(汗)

それにしても「スッキリ!」でのインタビューは、すごかったですねぇ(笑)
「人前で喋っちゃダメな人」の見本みたいな感じで…(失礼!)
生放送なのに、待ち合わせ場所を間違えたとのことで
40分遅れでの登場という不穏な幕開けだったし
期待を裏切らない?問題発言が次々と飛び出しまくり
よくまあ周囲の方々が単独インタビューにOKを出したもんだなと…(苦笑)

「世界では『カリスマ山根』と呼ばれている」に始まり(苦笑)
村田諒太選手から辞任を求めるツイートが発信されたことについて
「生意気だよ!」と一喝(汗)
ご自身が、村田選手の反則の判定を捩じ伏せたと豪語するわ
成松選手の「あの顔に騙されましたよ
大人しい顔してるけどね」とディスった挙げ句
「選手の悪口は言いません」と断言するわ…(笑)

3人で分配するよう指示された240万円の助成金については
「息子が誕生日に贈ってくれた600万円のロレックスを
330万円で売って160万円送金した」と
あたかも多大な犠牲を払ったかのように語り(苦笑)

グローブの独占販売やその振込先が孫の口座になっていることについては
「アデダスのシャッチョ(アディダスの社長)」を連発し
笑けて笑けて肝心の釈明が頭に入らず…(苦笑)
ちなみに、この「アデダス」がTシャツになり、そこそこ人気らしい(笑)

この件をリークした方は「前科もんですよ」と実名を出したり(汗)
…って、まあマスコミですら自粛した山根氏の家族の名前も
ご本人がバンバン口にしてましたけど…(苦笑)
元暴力団組長から「3日以内に引退しないと
山根の過去をバラす」と脅されたとぶちまけたり…(汗)

番組MCの加藤浩次さんは
あの呂律の回らない喋り方で、脈絡もなく話す山根氏をたびたび遮り
「そこじゃないんですよ、会長」とか「もう一度、確認させて下さい」
「それはどういう意味ですか?」とか
「これは〇〇〇という認識でよろしいですね?」と
ポイント、ポイントで鋭い言葉を差し挟まれ
視聴者の知りたいことを質問なさったり
判りやすいように話を整理されたりしてました

…が、山根氏は、何ひとつ「スッキリ!」しない状態のまま
とりあえず、要職からは退いたものの
「一生、ボクシングに関わって行く」と宣言(苦笑)
イヤイヤ、本当にボクシング界のことを思うなら
一切関わらないで頂きたいですね(苦笑)

もっとも、山根氏辞任の後も、吉森副会長やら女性幹部やらが
前会長を擁護するような発言を連発しているし
こちらも「スッキリ!」とは行かないみたいです(汗)

甲斐さんがお好きな鈴木大地スポーツ庁長官は、山根氏の辞任について
「(反社会勢力との)黒い交際が事実だとするならば辞任に値する
遅きに失した感はあるが、一歩前進」とコメント

それはいいんだけど、山根氏が「選手の皆さん
東京オリンピックに参加できなくても次のオリンピックがあります
頑張って下さい」と話したことについて
「まず東京オリンピックを頑張って貰いたいと思っているし
何故、パリ(24年開催)の話をするのか判らない」とおっしゃったのは
ちょっとのん気に構え過ぎかなあと…(苦笑)

日本オリンピック委員会(JOC)が、ボクシング連盟を除名処分にし
オリンピックに出場できなくなる可能性があるだけならまだしも
連盟が加盟している国際ボクシング協会(AIBA)は
16年のリオオリンピックでの不可解な判定負けなど
ジャッジに関する買収疑惑が取り沙汰されており

今年2月、国際オリンピック委員会(IOC)は
AIBAに改善が見られない場合は
東京オリンピックの実施競技から除外する可能性に言及しているし
先月の理事会で「除外については継続審議」となったらしく
今回の騒動が「だめ押し」にならないとも限らないんじゃないかと…?(汗)

その東京オリンピック開催にあたって
マラソンの競技時間を早朝にスライドさせるなど、暑さ対策案が出され
甲斐さんも心配されていたように
通勤時間帯とカチ合うなど首都圏の交通機関の混雑緩和のために
開幕日の前日や閉幕日の翌日に祝日を移動させたり
サマータイムの導入が検討されたりと慌ただしい動きが見られますが
首都圏以外の地域では「ナゼ地方まで影響を受けなくてはならないのか?」と
不満の声も少なからず上がっております(汗)

まあ、日本で開催される一大イベント、世紀の祭典だから
国を上げて「おもてなし」態勢を整えるべきなんでしょうけど
祝日を移動させるといっても、休日が増える訳じゃなし
秋の連休の予定や学校のカリキュラムに支障が出るのは避けられず(汗)
また、肝心の交通機関にしても
通勤に使うか、レジャーに出かけるために使うかが違うだけで
結局、混雑は避けられないのでは?とのご意見も…(苦笑)

ただ、地方からの反発が強いのは、単にこの件に関してだけではなく
常日頃から「何でも東京中心だよねぇ」といった
憧れまじりのヤッカミがあったところへ

先の集中豪雨による被害が増大したのは
「東京から遠く離れた地方のこと」といった対応…
気象情報や避難勧告などの取り上げ方…が、首都圏でのそれとは違い
有り体に言えば、そんなに力を入れてなかった…という風に感じられ
ある種の「人災」みたいに受け取られたことも関係してるんじゃないかと…?(汗)

奥さんも今でこそ、radikoのおかげで
関東圏のラジオ番組を聴くことが出来るようになったけど
以前は、関西で放送されない番組に
甲斐さんがゲスト出演されるというお知らせメールは来るのに
関西ローカルの番組にご出演の際には
メールが来ないこともあったりして
ずいぶんとブーたれておりました(苦笑)

ま、今も時々…新宿の大型ビジョンで映像が流れたり
地下鉄構内にポスターが貼られたり、といったプロモーションがあると
「東京ばっかり…」とこぼすことがありますが…(苦笑)

その代わり?と言ってはアレですけど
今、関西では「イニエスタ」特需がスゴイ♪
イニエスタ選手のJ1移籍が決まって以来
かなりの経済効果が期待されていたのが現実となり
スタジアムは超満員、ユニフォームやグッズの売り上げも急上昇
「お願いだから観に行ってくれ!」と頼まれた日々がウソのようです(笑)

各地のスタジアムもイニエスタ選手観たさに
チケットが完売してるみたいですが
甲斐さんがSOCIOになられたFC東京戦の日は
ちょうどイニエスタ選手が一時帰国されていた期間中で
代わりに「イニエスタ芸人」のアイアム野田さんが登場(笑)

「なんか…ごめんなさい」とタスキに書かれたお気持ち
「なんか…判ります」(笑)
甲斐さんも何か一言ツッコまれたんでしょうか?(笑)
コメント
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