ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

MISIA 星空のラジオ(7/17)その4

2018-08-03 12:33:00 | メディア
続いて「星空の一曲」のコーナーに移り…
「今日は、ゲストの甲斐よしひろさんに選曲頂きました
どんな曲を紹介して頂けますでしょうか?」とMISIAさん

甲斐さんは「アラン・トゥーサンっていう、まあ、ニューオリンズ系の…
ホントに若い時から早熟の天才だということで
まあ、ホント、プロデューサーでスゴイ人なんですよ
その彼が、ちょうどソロアルバム出してて、1970年代中盤くらいに…

これ、すっごい、僕、好きで、ハイ
で、ナンか、ほら、こう…MISIAさんもね、ジャージィな…
【最後の夜汽車】もそうですけど
ちょっとニューオリンズ系のニオイがするじゃないですか
だから、まあ、この曲イイかなあと…」とおっしゃっると

「あ、ちょっと羨ましい」と奥さん(笑)
甲斐さんの奥様を始め、周囲におられる女性に対しては
全くと言っていいほど、ジェラシーを感じないようですが
甲斐さんに「一個人」として認められる女性というか、MISIAさんの場合

同じミュージシャンとしてご覧になって、この曲を選ばれたことが
プレゼントを選ぶ時に、その相手の顔を思い浮かべる…
みたいな感じがして「イイなあ♪」と…(笑)
…って、甲斐さんに「キミに似合いそうだから」と(笑)
ご自身のお好きな曲を勧められたら
一生その曲しか聴かなくなるんじゃないか?(笑)

当のMISIAさんは「いつくらいに出会われた曲なんですか?」と質問
「73年か74年くらいじゃないですかね?このアルバム出たの…」とのお答えに
「じゃあ、デビューなさる前…?」とおっしゃると
「そうか、デビューの後か…じゃ、74~5年ですか」と甲斐さん
ググってみたら、1975年になってました

「これはね、すごい…すごいテイクなんですよ
つまりその…黒鍵を弾いてる…♪ダダダダダダダダ♪って…
当然【最後の夜汽車】もですね、その影響受けてる」と説明なさると
MISIAさんは「へぇー!スゴイ!早く聴いてみて良いですか?」と
かなり興味を持たれたご様子

が、そこはドSの…イヤ、あまのじゃくの甲斐さん(笑)
MISIAさんの言葉は聞こえなかったかのように(笑)
「で、彼が、ミーターズというバンドと、しょっちゅう親交があって
それで、ミーターズがネヴィル・ブラザーズになって行くとか…
完全にニューオリンズの…この人、創始者で…」と引っ張られてました(笑)

そのアラン・トゥーサンの【サザン・ナイツ】は
確かに、イントロのピアノが【最後の夜汽車】に反映してましたけど
【異邦人の夜】も彷彿させ、それより何よりサビの部分に聞き覚えがあり
「何の曲だっけ?」と、ずーっと気になってます(笑)
甲斐さんの曲じゃないかも知れないんですが、どなたか教えてくださ~い!(笑)

曲が明けて…MISIAさんが「ピアノのイントロが…」と口になさった途端
「ねぇ!素晴らしいですね!
彼はもう、これ、バリバリに弾きながら歌う人なんで…
ナンかね、ニューオリンズの人はコワイですよね、みんな巧すぎて…」と甲斐さん

「結構、ニューオリンズとかも行かれるんですか?」と訊かれて
「僕はね、ナッシュビルですね
25歳…あ、26か…の時にレコーディングしたことがあるんですよ、1人で行って…」とおっしゃると
MISIAさんが「私、行ったことはないんですけど
【Everything】のトラックダウンは、ナッシュビルの方にやって頂いて…」と話され

甲斐さんは「ほぅ、むちゃむちゃ安定してるんです
良いエンジニア多いですよね」…って
かつて、初のソロアルバム「翼あるもの」を作られる際に
絶対数の少ない日本のスタジオミュージシャンでは
他のアーティストのアルバムと同じような音になってしまうからと
現地でミュージシャンを探されたんですもんね

ただ…「ナッシュビルって言ったら、音楽の大好きな人
特に『オタク』っていうくらい、色んなこと知ってらっしゃるのも…」と
MISIAさんが語り始められるや
「その隣の街がニューオリンズ」と甲斐さん(笑)
「まあ、だから、もちろん行って見て来たことはありますよ

(『どうでした?』というMISIAさんの質問に)…いやー、もうスゴイですよ
もう、そのニオイがプンプンします
ナッシュビルは、どっちかって言うと、白人なんですけど
ニューオリンズは違いますから…」と話されると
「やっぱり、そっちの音楽の方が好きなんですか?」とMISIAさん

甲斐さんのお答えは「僕は完全にそっちですね、好きですね」でしたが
小学生の頃にデイヴ・クラーク・ファイブのファンクラブに入っていらしたそうだし
大好きなストーンズ…というより、ストーンズを好きになられたのも
その根底に黒人のR&Bやソウルが流れていたからでは?と思われるし

甲斐バンド後期には「ブルー・アイド・ソウル」という言葉を
よく口になさっていたみたいだし
皆さん「でしょうね」と思われたんじゃないかと…?(笑)
でも「あのアレンジャーの黒田さんが、それ見破ってましたよね
【最後の夜汽車】のアレンジしながら
彼は、かなり見破ってました」というご発言にはビックリ!

甲斐さんは、ご自身のラジオ番組で
MISIAさんのカバーされた【最後の夜汽車】を流されても
MISIAさんの歌やアレンジも含めた、曲自体について
感想や分析めいたことは何もお話しにならなかったし…

イヤ、黒田さんがNY在住でいらっしゃることや
「ミーシャが最後の夜汽シャ(笑)」とか「同郷のよしみで…」といったようなこと
ドラマ「Jimmy」については、よく口になさっていたけど…

MISIAさんも「そんなことをミュージシャンとして感じるんですね
わあー!(黒田さんに)訊いてみよ!(笑)」と驚かれてましたが

奥さんは、黒田さんがこの番組に出演なさった時に
「最近の日本の曲は、3つくらいメロディの展開があるんだけど
甲斐バンドの音源は2段階になっている
淡々としているようで、淡々としてない

ロックだけじゃなくて、ソウルもカントリーも入ってる
色んなところに色んな音があって、すごい新鮮で驚いた!」とおっしゃっていたことを
「LEGENDS」に投稿したのがヒントになったんじゃ?と小声で主張…(笑)

もっとも、甲斐さんは「僕、アレンジも自分でやるんで、全部…」
と説明なさってましたが(笑)…まあ、言わせてやって下さいm(__)m
コメント
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