ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

愛ろく4ツアーに向けて3

2018-08-19 18:35:00 | 日記
…ということで、愛ろく1のツアーメンバーは
映画「照和」の流れから、甲斐バンドツアーのギタリストお二人が選ばれ
た訳ですが
リズムセクションのお二人…ベースの渡辺等さんとドラムの佐藤強一さんは
以前に甲斐さんのソロアルバムに参加されていて
「気心もある程度知れてる」と甲斐さん

ただ、強一さんは、今や甲斐バンドのドラマーとして定着され
甲斐さんの「ピンナップスアイドル(笑)」でいらっしゃるけど
イチローさんのツアーメンバーのオーディションで
強一さんとお会いになったことは「全然記憶にない(笑)」そうです

でも、PARTNERツアーの3ピースのお一人、青山純さんは
強一さんの師匠にあたられるし
「太いグルーヴ」が求められる編成に強一さんを選ばれたのは
やはり必然だったんじゃないかと…?

ともあれ…今回の「愛ろく4ツアー」には
「RockN' Roll Tonight」というサブタイトルが冠され
甲斐さんも「ロックンロール尽くし」とおっしゃってますが
この「愛ろくツアー」の立ち上げから
すでに「キーワードはロックンロール」となってます

甲斐さんが、最初に「ライブハウスでロックンロールをやりたい」とリクエストされた際
イベンターの方は「アルバム『破れたハートを売り物に』みたいな」イメージを持たれたらしく
「そうは行かないですよね(笑)」と甲斐さん(笑)

「もちろん、あのアルバムからの曲も入って来ますけど
それだけで2時間以上は出来ないから…
照和でしかやってない曲がたくさんありますから
例えば【黒い夏】はやります
ああいう風にサンプリングを使った曲も入って来たりします」とバラされ(笑)

イチローさんは「ロックンロールというか、ギターロックみたいなことなんだけど
ギシギシ骨が軋むというか、そういうサウンドなんだろうなっていう…
自分としては、元々3ピースの編成が多かったし、甲斐バンドも最初はそうだったし
そこに立ち戻るような空気ということかな
大森さんと2人で太い音を鳴らすということをたくさんやって来たから…

大局的なことは甲斐さんがちゃんと考えてるはずだから
パーツはパーツとして、自分の部分をどれだけきっちりやれるかということに集中することが
トータルなエネルギーを上げることになるんじゃないかなぁ」と話され

もうお一人のギタリスト佐藤英二さんは
「キーボードがないということは、音の壁がないということだから
これまでが、例えば家全体をかたまりとして見せていたのが
今回は、素通しで柱まで見える…みたいな感じじゃないですかね
そこで、その『柱』の太さを感じさせられればと思います

甲斐さんとやる時は、不器用なりに思い切ってやるっていう
そういう武骨さみたいなものだけは意識しています
だから、ガーンとやるんだけど
その『ガーン』をちゃんとガーンと鳴らすっていうことですよね」とおっしゃってます

更に、震災後の練り直しによって
【Weekend Lullaby】【カオス】といったロッカバラードも候補に挙がり
「激しくない曲をロックンロールとしてどう聴かせるか」という点にも
注目が集まっていたようだけど、いざ、蓋を開けてみれば…

「ぴあ」の浅野保志さんのレビューの冒頭に…「『えっ!?』動揺した
甲斐バンド、甲斐よしひろ、KAIFIVE…
30年近くに渡り、本当にたくさんのステージを観る機会に恵まれたけれど
オープニングがこれほど意外なライブは初めてだった
【エキセントリック・アベニュー】
甲斐さんがバンドを解散して初めてリリースしたアルバム
『ストレート・ライフ』の最後に収められたサンプリング炸裂の曲だ

35周年の甲斐バンドの展開が終わり
3年ぶりのソロツアーがキーボードレス編成で
テーマが『ロックンロール』っていうから、てっきり…」と記されているのは
このツアーを初めてご覧になった観客ほぼ全員の感想だったんじゃないでしょうか?(笑)

もちろん、セトリ予想第1位だったであろう?(笑)
【ジャンキーズ・ロックンロール】を始め
【港からやってきた女】【翼あるもの】【三つ数えろ】
【漂泊者】【絶対・愛】【ダイナマイトが150屯】などなど
いわゆるアゲ曲も盛りだくさんなんだけど

ウワサ通りの【Weekend Lullaby】から
「ステイトメントだから間違いたくないんだよ」と
歌詞カードをご覧になりながら歌われた【よい国のニュース】や
震災後「歌詞の持つ意味が変わった」という【安奈】
【スウィート・スムース・ステイトメント】
そしてラスト曲【光あるうちに行け 2011】まで
「そうは行かない(笑)」曲も要所要所に挟み込まれてます

まあ、奥さん的には、超が付くほど久しぶりの
【裏切りの季節】がMVPだったみたいだけど(笑)
甲斐さん流の「ロックンロール」は、どストレートではなく
キレのある変化球って感じでしょうか?(笑)

1ヶ月強で14本、北海道から四国、九州まで
日本全土を駆け抜けた「愛ろく1」ツアーの中でも
やはり仙台でのライブは特別な空気が漂っていたそうで
甲斐さんを始め、メンバーの皆さんも
また、そのライブを観た奥さん達リピーターも

余韻とは違う…熱く盛り上がって、これが「完成形」と思えるくらい
とことん突き抜け切った後に
興奮冷めやらず、くすぶっている熱とはまた別の…何か(としか言い様がないらしい)
…を持ち帰ったかのように、その5日後の東京公演は
異様なエネルギーに満ちたものになったんだとか…

余談ですが…甲斐さんは仙台公演に備えるために
なでしこジャパンの快挙をリアルタイムではご覧にならず
翌日の同時刻に録画映像で感動を後追いされたそうだけど(笑)

奥さんも北海道公演の後、仙台まで夜行列車で移動中だったため
1日遅れの観戦となったものの
後にも先にも「結果を知ってる試合」を
あんなに楽しんだことはないみたいです(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする