ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

バイキング(8/21)6

2018-08-27 13:26:00 | メディア
更に、春日さんはバスケット協会に対して…
「(アジア大会には)監督とかもいないんです、いなかったんですよ
ナンでかっていうと、こっちで世界選手権の合宿やってる訳ですよ
だから、空いてる時間に監督が日本に帰って来ちゃってた訳ですね
そういう間がナンで出来ちゃうのかっていうところも問題にしないと…」

…と苦言を呈され、甲斐さん始めパネラーの皆さんも頷いておられましたが
「それから、監督の上にいる選手強化委員長、その上にいる会長とか
事務総長っていう人たちの責任もやっぱりあるんで…

かつて事務総長やってた人に聞いたところ
『あなただったらどうする?』って言ったら
『私だったら、上層部こそ辞める、責任を取る』(…とお答えになったらしく)

選手たちに責任を取らせる前に、自分たちが責任を取るってことをやんないと
変わんないなっていうのはあると思います」と続けられたのを聴いて

我が家では、今回の件をきっかけにして
オリンピアンだか何だか、かつてのバスケット関係者の方々が
「協会」へ返り咲きを果たされるように動いておられるのかなあ?
って気がしてなりませんでした(苦笑)

ただ、確かに監督不在という日程の組み方は
早急に見直さなければいけないでしょうけど
国際大会に出場するために赴いた遠征先で
公式ウェア姿のまま買春を行ったことで
上層部の管理責任を追及するのは無理があるんじゃないかと…?(苦笑)

たとえ、これが日本国内であろうと、私服姿であろうと
成人した立派な大人が自分の意志で買春行為に及んだら
指導が行き届いてる、行き届いてないという以前の問題でしょ(苦笑)

それはともかく…「一方で、スポーツ庁の鈴木長官が
…僕がいっつも文句ばっかり言ってんですけど(笑)」と坂上さん
「ふふふ…」という甲斐さんの含み笑いが聞こえる中(笑)

「今回ね、ある一定の距離までしか立ち入れないんだと、そこまで踏み込んで…
で、この在り方そのものを、もうちょっと変えていかざるを得ない
…ってことをおっしゃって、僕、やっと
やっと言ってくれた!って気にはなったんですけど」と話されてました

昨年9月の男子カヌー選手による薬物混入から
日馬富士の暴行事件を始めとする角界の騒動
女子レスリングのパワハラ問題
日大アメフト部の悪質タックル問題
日本ボクシング連盟のカリスマ山根氏告発…などなど
この1年間に数々のスポーツ界の不祥事が頻発したこともあり

今の法律上、スポーツ庁はスポーツ団体に助言が出来るだけで
指導や処分、調査は行えない現状について
鈴木長官は「国がどこまで介入するかは難しいところがある」
…とコメントなさっていたのが

今回の件を受けて…「スポーツ団体を信頼して来たが
高いインテグリティ(高潔性)を作り上げるのに相応しくない団体もある
スポーツ団体それぞれ規範を守って頂いて来たが
国がどこまで介入できるか考え直したい」と
国の介入の仕方を検討するよう、庁内に指示したことを明かされましたけど

国技である相撲はもちろん、様々な問題が起きた競技のほとんどは
オリンピックを始めとする国際大会…日の丸を背負って舞台に立つ訳ですし
法改正をしてスポーツ庁の権限を広げても良いんじゃないかと…

ともあれ…小林さんは「僕がソウルに鈴木大地選手とね、近い所にいたり
山下さんも近い世代ですね
あの人たちにとっては、もう考えられないことですね
だって、日の丸云々よりも、その大会にもうホントに人生かけて行ってる
…っていうのが当たり前だった人たちにとっては、というのがまずあると思うんですね

それと、認識どうのこうのより
たぶんバスケットのチーム全体を覆ってる空気が、全くゆるかったんだろうと…
もし、これがアジア大会で、自分たちはまだ(代表の)トップには行けない
でも、関係ない、俺たちはこのチャンスを生かして、すごい戦いをするんだ!

…っていう空気が、もし全体にあれば
たぶん、深夜に選手村から出て行かないでしょう
(渋い表情で頷かれる甲斐さん)
だから、その空気が作れてなかったってことが、誰の(責任)というより
選手もチームも、そこが一番残念でならない」とおっしゃってましたが

ここで「プロとアマチュアの観点」について書かれた記事…
「アマチュア選手の場合は、スタッフの管理がある程度行き届いている場合が多いが
プロ選手は比較的自由度が高い
コート外での付き合いも、プロとしては重要な仕事であり
選手村外で食事をすることも珍しくない

行動が自由な分、プロとしての自覚が求められるのは当然で
ほとんどの選手はきちんと分別のある行動をとっている
まさか日本選手団の公式ウェアを着て買春行為に及ぶとは
チームスタッフも日本選手団の幹部も考えもしなかったに違いない」…が紹介され

坂上さんが「これ、要するにアマチュア選手だと、ある程度管理できるんだけど
プロはプロだから、自主性をある程度重んじなければいけない
…ということなんですかね?」とお訊ねになり

小林さんは「そういう意味で、自由が割と許される時代になってるんですが
ただ、その自由っていうのは、やっぱり24時間、プロ選手なんですよ
代表でもあり、プロでもあり…だから、どんな行動ひとつ…
そういった誰かとお会いするにしても
バスケットならバスケットのことをもっと判って貰うとか、そういうことであるべきで…

でも、この選手たちの、この時間の気持ちって
自分がバスケット選手であるとか、代表だとかっていうことが完全に欠落してますよね
これはホントにプロ意識がないっていう…ここはホントに残念です」

…とお答えになってましたけど、プロであることや代表の何たるかを
予めレクチャーされて来た山下団長や三屋会長の落胆は
いかほどばかりかと思わずにはいられません(汗)
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