ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

愛ろく4ツアーに向けて1

2018-08-17 19:01:00 | 日記
今日の夕方、甲斐よしひろ「愛のろくでなしツアー4」追加公演
2公演のファンクラブ先行予約の当確発表があり
これで無事に奥さんは全公演のチケットをゲット出来たようです♪

ただ、ツアーファイナルとなる東京国際フォーラム(ホールC)は
以前に「クラシックKAIツアー」でも使用されていて
その時もファンクラブで手配したにも関わらず
届いたチケットは2階席で、松藤さんを始め
大森さんのご子息や土屋公平さんといった皆さんがお掛けになっていた
関係者席よりも後方だったらしく(苦笑)

「クジ運が悪いにも程がある…」と嘆いていたんだけど
終演後に甲斐友さんが3階席だったことを知ってビックリ!(汗)
今回も「油断できない」と身構えております(笑)

…ということで、甲斐報VOL.143で特集されていた
「『愛のろくでなしツアー4』への道」に倣って
過去3回の愛ろくツアーのおさらいをしようと
該当する内容の甲斐報を引っ張り出してみると
「愛ろくツアー」というのは、甲斐さんの長いツアー歴の中でも
特筆すべきツアーの1つなのかも知れないなあと…

イヤ、もちろん甲斐バンドとしても、ソロとしても
様々な角度のコンセプトがある色んな形のツアーを敢行なさってますが
近年ソロ活動の柱となっている「MEETSツアー」と「ビルボードツアー」が
アコースティックセットであるのに対し

「愛ろくツアー」は「甲斐バンドツアー」と同じバンドスタイルながら
ツインギター&キーボードレス、レアな選曲
「ソロはチャレンジ」という点で「ロッキュメント」を彷彿させます
その後の「PARTNERツアー」でも、ドラム・ベース・ギターという3ピースで
「太いグルーヴ」を追求なさってましたけど

TK氏とのコラボを挟んで、25周年「飛天」へ…
「ひとりきりの甲斐よしひろ」を経て
「シリドリツアー」「松藤甲斐」「30周年」「クラシックKAI」
「ローリング・サーカス・レビュー・ツアー」と
大きく分けて「甲斐バンド」と「アコギ」のツアーを交互に…

まあ「シリドリ」と「ローリング…」は、ソロ活動ですし
選曲も甲斐バンドオンリーではなかったようですが
イチローさんの代わりに公平さんが参加された
マックさんがいらっしゃらない「(当時の)甲斐バンド」編成でしたし…という感じで
「愛ろくツアー」は、本当の意味で新たな「チャレンジ」じゃないかと…?

甲斐さんが携帯電話を失くされたことをきっかけに
「携帯を持ってると、用件がそんなに煮詰まってないのに
ついつい前倒しで電話してしまうことになるんです
でも、携帯を持ってないと、その分だけ自分の中で反芻して
『よし、大丈夫』という段階で電話することになる」と

新しい携帯を「自動車電話」として常備(笑)されるようになり
バーの電話で「帰るコール」なさって
「昭和か!(笑)」とツッコまれていらした頃
「今度のツアーについても同じような感じなんです」と甲斐さん

「ここ3年くらい甲斐バンドをやって来て
そこから何か劇的に変えようと思ったら
まず編成を3ピースにすることかなって思ったんです
劇的に変えるということを考えれば、音の表情も大事だけど
見た目からして明らかに違うことにした方がいいんじゃないかと思って…

結果的に3ピースではなくなりましたけど
キーボードレスの編成になりました
キーボードって、あるとやっぱり色んな意味で便利なんです
ダイナミクスは出るし、サウンドの色合いも広がるし、聴いてる人は判りやすい
グレイドアップさせながら、判りやすい色づけで歌を助けて
しかも全体像も馴染みやすいメロディアスな展開にしてくれるから

だけど、その裏側で、危険なのは
声の色や艶や太さをキーボードが塗りつぶしてしまうことがあるんです
だから、キーボードレスということは
声の表情があからさまに出るっていうことになりますよね
つまり、キーボードレスという編成は
僕の音楽のいちばん個性である『声』というものを
改めて聴き手に意識させることになると思う」と話されてますが

「ひとりきりの甲斐よしひろ」が
アマチュア時代の弾き語りスタイルという形での原点回帰なら
「愛ろく」では、太いグルーヴに乗った
「ボーカル・甲斐よしひろ」を前面に押し出すことで
「てめえの正体」を見極めようとする試みなんじゃないかと…?

そのキーボードレスのアイデアについては、映画「照和」の中で…
「よく観ると、一番奥にキーボードの前野はいるんだけど
ほとんどキーボードはいない画になってますよね
僕は、そういうビジュアルのイメージから発想することも多い人間だから
あの映画の映像が影響している部分もかなりあるかも知れない」

…と説明なさってますが、愛ろくツアーのセットリストにも
照和ライブの影響があるらしく
「照和のセットリストは、35周年のツアーでやって来たのとは違って
照和でやるということで、初期の曲が多かったじゃないですか
ということは、シンプルなロックナンバーが多くなったということだから
今回は、そういう流れをまた違う切り口で進化させるという風にも言える」と甲斐さん

イチローさんも「最初にオファーを受けた時
『曲順はバッチリだから』とは言うんだけど、内容は言わない(笑)」甲斐さんに
「照和でやった曲は何曲かやりましょうよ」とおっしゃったそうで
実際に【黒い夏】がリストアップされてましたが
その照和ライブでの【黒い夏】のイントロが「昔は出来なかった逆回転」を
打ち込み音源によって再現されたものだったことも

「例えば、U2はステージ上の編成はキーボードレスだけど
実は聴こえてるじゃないですか
ステージの裏とか地下に何台もキーボードが用意してあって
それと同期したクリックをドラムが聴きながら演奏してる、そういうやり口」のひとつであり
「今回の編成を最初に思いついた3ピースからツインギターにしたのは
映画からの流れということもあるんです」

…と「劇的に変えよう」となさった背景に触れられていて
「甲斐バンドでやるということは、すごくインパクトも大きいけど
予定調和的な部分もあるじゃないですか
安定路線というか、ある種の安心感もある訳ですけど
今回は、編成を決めた時点で、その路線ではない訳ですよね
映画で言えば、大衆娯楽路線ではない訳です

でも、じゃあすごく実験的な内容になるかというとそうでもなくて
僕としては、非常にオーソドックスなことをやろうとしてるとも言えるんです
ただ、安定保守路線ではないっていう…
ザッケローニがサッカーのアジア杯で
『バランスを保ちながら、勇気あるプレイをしてくれ』と言ったけど
今回の僕も正にそういう気分です
すでにある財産を生かしながら、新しい時代に挑むということですから…」

と話されてましたが、その「新しい時代」に未曾有の大地震が起こり
この新しいソロプロジェクトに大きな影響を与えることになるんですよね…(汗)
コメント
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