ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

冬ドラ 2018 その2

2018-02-22 15:22:00 | 日記
大杉漣さん突然の訃報から一夜明け
新聞各紙やワイドショーが大きく取り上げてますが
羽鳥慎一さんが「突然過ぎて、悲しみより驚きしかない
泣くまで行かないですね…」と呆然となさっているご様子に

甲斐さんが、大瀧詠一さんの訃報について話された時
色川武大さんが亡くなった際にも、その直後ではなく
かなり時間が経ってから、不意に涙が溢れて来たと明かされ
大瀧さんが亡くなったことも実感するまで時間がかかると思う
…といったことをおっしゃったのを思い出したり

また「ビビット」では「はなまるマーケット」に出演された大杉さんの映像が流れ
松重豊さんについて「いつも最後まで付き合ってくれるんですよ
飲みに行っても最後までちゃんと付き合ってくれて
ホント、イイ奴なんです」と話されていたんだけど
その松重さんが最期まで看取られたことに震えるような気持ちがしたり…

国分太一さんが「こうやって放送してますけど
大杉さんは『俺のことなんかいいから
平昌オリンピックの話してよ』って言うような人なんです」
と、おっしゃったことに、いかにも名脇役の方らしいなあと…

そういう訳で、昨夜の「バイプレイヤーズ2」は
吉田羊さん、板谷由夏さんという福岡女子お二人や
大島蓉子さん、ふせえりさん、戸田菜穂さんなど「島のマダム(笑)」達に
わちゃわちゃする(笑)「おっさん達」を、ちょっと切ない気持ちで拝見しました

ともあれ…冬ドラ記事を続けましょう
バイプレイヤー好きの奥さんの影響か?(笑)
ボクもメインキャストの方より、脇を固めるレギュラーの方々や
ゲスト出演者の方に注目するクセが…(苦笑)

例えば…「もみ消して冬〜わが家の問題なかったことに〜」では
「バイプレイヤーズ」の正反対と言っていい(笑)連ドラ王道の3大職業…
凄腕「外科医」敏腕「弁護士」エリート「警察官」…に就いた3きょうだいを

それぞれ、ピンで主役を張られている
小澤征悦さん、波瑠さん、山田涼介さんが演じられ
その父親役の中村梅雀さんも有名私立の学校長という、そうそうたる顔ぶれ…

でも、我が家の視線は、執事役の浅野和之さんに釘付けです♪
主要キャストの皆さんはもちろん、新米執事の千葉雄大さんや
出入りのクリーニング屋店員(児嶋一哉さん)との掛け合いがたまりません(笑)

以前に放送された山田さん主演の「カインとアベル」についてのコラムに…
「どうやったってサラリーマンには見えない
役より、アイドルであることが優先されてしまう

茶髪のままで、スーツを着なくてもいいキャラに出来たろうに
なぜ、あえて迷える青年、哀愁の弟役をサラリーマンにしたのか?」
…と「山田さんの個性や魅力を生かした作品作り」
…ではなかったことを嘆く文章が掲載されていたんですが

同じように個性や魅力を大いにお持ちでも
役によって、それらに強弱や濃淡をつけて
どう見ても「はまり役」になってしまうのが
名バイプレイヤーの条件なのかも知れませんね?

それはともかく…この東大卒ばかりのセレブな一家に
毎回毎回、ちょっとした?騒動が起こり
「火サス」のテーマが、やたらと鳴り響く中(笑)
各自の職業倫理に反してでも「なかったことに」しようとする(笑)のを
「バカバカしい」と言うのは容易いんだけど

突き放すような言葉の陰に、親きょうだいを思う気持ちが見え隠れしていて
やっぱり、これは「家族」のドラマなんだなあと…
まあ、小澤さん演じるお兄ちゃんが
ホントに弟思いかどうかは別にして…(笑)
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ビックリ!

2018-02-21 20:48:13 | 日記
たった今、記事をアップしたばかりなのに…
心よりご冥福をお祈り致します…m(__)m
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冬ドラ 2018 その1

2018-02-21 18:19:00 | 日記
冬ドラは、正月特番や新春SPなどに混じって、三々五々スタートするので
毎年、進捗状況がマチマチになるみたいだけど
今年は平昌オリンピックの中継も挟まって、特にその傾向が強いようで

中盤に差し掛かるもの、後半に突入したもの…様々ですが
我が家の今クールNo.1は、今夜第3回を迎える「バイプレイヤーズ2」♪
甲斐さん家の家族会議にもきっと登場してるんじゃないかと…?(笑)

今回は、ナンと深夜枠ではなくプライムタイムに進出!
テレ東の朝ドラ「しまっこさん(笑)」にご出演のため
「寺島進以外、全員集合!」無人島でシェアハウス生活…という設定(笑)

とはいえ「しまっこさん」の制作発表会見で
ヒロインの母親役・吉田羊さんが「NHKの朝ドラの裏番組に出演したら
NHKに出られなくなるんじゃないか?と心配したんですけど
テレ東さんだったら問題ないということで、お引き受けしました(笑)」
…といったコメントをなさるシーンがあったり(笑)

プロデューサーの方々も「まさかのゴールデン昇格に驚いてます
殺人事件や恋愛、医療を盛り込んで…
などとゴールデン仕様にはなっておりません」やら(笑)
「深夜のおじさんの『ゆるシブ』ドラマをゴールデン扱いするなんて
テレビ東京は血迷ったのか?と思った」やら(笑)

監督まで「水曜夜の1時間って!家族が寝る前に観る上質なドラマになる!
…と危惧しましたが大丈夫です(笑)」
と意気込み?を語られていて、相変わらずの自虐ネタ満載(笑)

最年少ながら、陰のリーダー的存在でいらっしゃる松重豊さんも
「イケメンは出ません(笑)愛も感動もありません(笑)
スリルとサスペンスもありません(笑)
おっさん5人が、わちゃわちゃしてるだけのドラマです」とおっしゃってますが(笑)

松重さんは「孤独のグルメ」についてのインタビューでも
「おっさんが、ただメシ食ってるだけのドラマです
何が面白いのか?今でも判らない」とコメントされてました(笑)

それにしても「しまっこさん」って…
「ひよっこ」と「ちゅらさん」から来てますよね?絶対…(笑)
その内、ホントにテレ東朝ドラ枠が出来たりして…(笑)

ともあれ…ちょっと頼りない?リーダー(苦笑)最年長の大杉漣さんが
「しまっこさん」のロケ地である島まで「俺の船で行こう!」と
バイプレイヤーズの面々を無理やり?誘って乗せたものの

小道具の地図とは気づかないまま操縦し、船は無人島に到着…(汗)
携帯電話は圏外、停泊していた船のロープを猿に解かれ
サバイバル生活を余儀なくされることに…(汗)

一方、撮影がスタートしても現場に現れない5人の代わりに
小日向文世さん始め、森下能幸さん、甲本雅裕さん、野間口徹さんなどなど
別のバイプレイヤーの皆さんが招聘されて…と
バイプレイヤー好きの奥さんにとっては、Wバイプレイヤーズでオイシイ展開(笑)

そして、今回も光石研さんと松重さんが
福岡弁でトークされるシーンに萌え〜♪(笑)
あ、そういえば、光石さんと「島の神様」役所広司さんは
「陸王」に続いての共演ですね(笑)
光石さんのランニングシューズは「陸王」じゃなかったけど…(笑)

寺島さんは「スケジュールの都合がつかなかった」とのことで
「さすが!名バイプレイヤー!」らしい理由なんですが
その代わり?寺島しのぶさんが出演されます(笑)

でも、大杉さんは「相棒」と掛け持ちでいらっしゃるし
松重さんも「アンナチュラル」にご出演中だし

今回、ナレーターを務めておられる遠藤憲一さんも
CMに、「白日の烏」「家族の旅路」
(…どちらも冤罪?)の犯人役に大活躍なさってるし
kainatsuさんご贔屓の田口トモロヲさんは…ワカリセンけど(汗)

皆さんが漂わせていらっしゃる「男の哀愁」って
もしかしたら、中高年の「疲労感」が滲み出ておられるのかも…?(失礼!)

引っ張りだこのお三方がご活躍中のもう1本のドラマですが…
「相棒」は、新春SPや2週に渡っての拡大版といった大作が続き

懐かしい「相棒」の方々が登場される回想シーンがあったり
「ヤロポロク」の件に決着が着いたり
雛ちゃんは、頭を丸めても、やっぱり雛ちゃんだったり(笑)
長年のご愛顧に感謝して…って感じでサービス満点なんだけど

我が家は先週の「さっちゃん」に、きゅんきゅん♪(笑)
右京さんも忘れていた「ついてない女」の内に秘めた熱さ…
あんな表情の幸子(鈴木杏樹)さん、久しぶりでした♪

「タッキー初の弁護士役」と前評判の高かった「家族の旅路」
エンケンさんが、事件の回想シーンを吹き替えではなく
ご自身が演じられるにあたって「カツラやシワなど不自然なトコがあっても
そういう人なんだと思って見て下さい(笑)」とお願いされてましたが(笑)

気になるのはヅラじゃなくて(笑)
初回からずっと「まさか…?」と頭をよぎっているコトの方です
どうやら当たってるような気配が濃厚なんだけど
だとしたら、この先の展開がツライなあ…(汗)

そして「アンナチュラル」は、我が家のNo.2♪
「科捜研の女」の民間版でしょ?と思って油断してたら
「逃げ恥」を手がけられた野木亜紀子さんのオリジナル脚本らしく
ストーリー展開が早く、会話も面白い!

奥さんは「ひよっこ」の三男くんが
依頼主で登場され、喜んだのも束の間、その結末にボーゼン(汗)
でも、今のテレビドラマ界の「無難に、穏便に…」という風潮に
一石を投じたんじゃないかと…?

でも、ナンと言っても「主婦ブロガー殺人事件」の回が秀逸♪
吹越満さん演じる男尊女卑検事 vs 井浦新さん演じる
「バカか?クソが!」が口癖の(笑)感じワルイ解剖医
人を怒らせることに関しては、井浦センセイの方が一枚上手でした(笑)

そうそう!吹越検事の指示通りの証言を翻し
こともあろうに、弁護側の証人となったミコト先生(石原さとみさん)に

「相棒」の伊丹刑事の上司役でいらした刑事さん(名前ド忘れ…失礼!)ならぬ
弁護士さんが「検察側は、有罪率『99.9%』の威信にかけて
全力で向かって来るはずです」と注意するシーンがあったんですが
同じTBSドラマ…番宣にも抜かりはアリマセンね(笑)

ボクは、ずん・飯尾さん演じる臨床検査技師・坂本さんから
井浦センセイがパワハラで訴えられた件について…

「井浦班を3日で辞めた人はいるけど…」
「(井浦センセイを)辞めさせようとした人、初めてですよ」
「坂本さん、ガッツありますねー!」
「ほめるな!」…っていう「UDIラボ」の皆さんの会話がツボです(笑)

公判を見つめるバイト医大生・窪田正孝さんと
ほぼほぼ?ブラック・ジャーナリストの北村有起哉さん(笑)
前回、奥さんの大好きな役者さんお二人が接触して…
今後も目が離せないようです
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ラジオ深夜便(2/7)その5

2018-02-20 14:39:00 | メディア
「音楽プロデューサーとして、やり残したことは?」と訊かれて
佐藤さんは「プロデューサー自体が、そもそも何で始まったのかなと思うと
自分が夢中になって聴いた音楽のようなものを
自分も作る側に回って、今の時代のものを作って、様々な人に届けたいな
そういう才能と出会いたいな

自分の力じゃないから、才能ある人と出会わない限り
プロデューサーって仕事は何も発揮できない
素晴らしい作家や素晴らしいシンガー、演奏家がいないと出来ない仕事
そういう人達と出会ったら、そういう人達とどこまで行けるのかな?
…って、ところから始まってるんです

僕は、ずいぶん幸せだなあと思うのは、こうやって話していても
聴いてる人がある程度、名前を聞いただけで
曲を聞いただけで判るような話が出来る
そういうところに関われて来たというだけで、すでにとても幸せなこと

ほとんどやり残した感じはなく、やれることは全部やった
それよりも、自分のやったことも含めて
先人達が様々な作品を様々な思いで作って来たものを
後世に正しくキチッと伝えたい

20年くらい前、とにかく新しい音楽から
ヒット曲を作りたいという考えから離れて
長く歌われる歌の中にも、だんだんすたれて行く歌
逆に年月を経て、新しい人達に発見されて、聴く人が増える歌がある
そういったものに目を向けて行くのが
本来の自分の資質に合ってる」と話され
話題は「スタンダードナンバーについての思い」へ…

「【上を向いて歩こう】が、どういうシステムで、どういう流れで
100万枚もアメリカで売れたのか?その事実関係を誰も知らなかった
それを調べたら、裏でキチッと仕事をしていた人達がいる

これは、たまたま、この歌がどっかから流れて
『あ、いいね!』と言われてヒットしたっていう夢物語ではない
そもそも、九さんの歌声含め…だけど歌がなくても
『このリズムのこのメロディは世界で通用するよ』と判断した人がいて

楽譜、譜面を出版社、レコード会社に売り込んで
それがカバーされ、ヒットしてからオリジナルに火が点いた
確信犯的に誰かがこういう仕事をキチッとやってなければ奇跡は起きないんです

1961年に日本でヒット、63年、80〜81年、94〜95年に世界でヒットした
言葉も歌った人も全部違う
そんな風にヒットするということは
新しい解釈で、新しい命を吹き込む歌手や演奏家がいれば、ずっと生きて行くんだと…

自分の時代に感じたことを伝えて行きたい
次の世代の人にも、次の世代の人にしか受け取れない感覚がある
新しい生命力を吹き込んで貰えば、眠ってる曲が生き続けるんです」と佐藤さん

甲斐さんが、ソロアルバム「翼あるもの」で、カバー曲を取り上げられたのは
「甲斐バンドのソングライターとしての甲斐よしひろと
明確に区別したい」ということはもちろん

「昔、ヒットして知られてる曲を
今の時代にも充分通用するように斬新なアレンジをして
原曲を知らない人達にも、その良さを判って貰いたい

流行した時期を過ぎると、どんな良い曲も懐メロとしてしか評価されず
スタンダードが生まれにくい日本の音楽状況に対する
『本当はそうじゃないよ!』という思いがある

このアルバムで、甲斐バンドのファン以外の人達に
歌の面白さを知って貰えればと思ってる」と説明なさってますが
どちらかというと「昔、ヒットして知られてる曲」よりも
「隠れた名曲」の方が多かったような気が…(笑)

ムッシュの【喫茶店で聞いた会話】はB面の曲だし
浜田省吾さんの【あばずれセブンティーン】や、森山達也さんの【えんじ】は
テレビやラジオで、広く一般に耳にする機会のない曲だったでしょう

「翼あるもの2」を作られる際には
「『手垢のついてない曲』というのをキーワードにした」とおっしゃってたし(笑)
去年カバーされた【非情のライセンス】も
「ナンで誰もやらないのかなあ?」と「目をつけていた」曲ですよね?(笑)

でも、その【非情のライセンス】にしても
【ダイナマイトが150屯】にしても
甲斐さんが歌われたことで「初めて知った」方は少なくないでしょうし
佐藤さんのおっしゃる「眠ってる曲」を起こす役目を果たされたんじゃないかと…?

ともあれ…「【黄昏のビギン】は、ちあきなおみに歌われ
『いい歌だね』と大勢の人に知られるスタンダードになった
元々の歌詞やメロディが素晴らしくても
もしかしたら埋もれてたかも知れない
…というようなことが、現在進行形で行われている
発見されるように向けて行くことが必要」と佐藤さん

「発表された当時は、そんなに売れなくても
何十年後かにまたヒットする?」と訊かれて
「歌謡曲が盛んな60〜70年代、80年代前半
当時の何枚売れたという数字やランキングをつけられることは
その後、何の意味があるか?思い出の意味しかない

当時、ランキング外の歌…中島みゆきの【糸】はヒット曲ではない
ユーミン、はっぴいえんど…発表時、ヒットというレベルでは全くなかった
異端だったんです
今は、音楽好きの人は、基本ここは押さえるっていう
ある種、クラシック的な扱いになってる」とお答えになり

「スタンダードナンバーは、単なる名曲ではない?」との質問には
「『名曲』っていうのは個人のもの
ある人にとっては名曲でも、ある人にとっては全然そうじゃない

スタンダードナンバーは、誰にとっても良いという訳ではないけど
それを『良い』と感じる人が、極めて共通している
その共有感覚がスタンダードを生むんだと思います」と話されてましたが

当時の歌謡曲が「最大公約数」に沿って…
いわば「売れ線」を狙って作られた曲だとしたら
聴き手の年齢や時代が変われば、輝きが失われるのは必然だし
逆に当時は、万人に受け入れられなくても普遍性を持った曲は
歌い継がれ、生き続けて行く力を秘めているんでしょうね?

そして、最後に…「歌は、実際に聴いてくれる人がいて初めて成り立つもの
ある意味、歌い手、作り手、聴き手…全員の思いが、ギュッと凝縮した瞬間に
キラッと光る結晶が生まれたりする
偶然、宝石が出来るのと近いような気がする

ただ、それは放っておけば、埃をかぶって
だんだん輝きがなくなって来て…という時にそれを磨いて…
生物だとすれば、常に水や光を充てて…いないと色も輝きも失われてしまう

受け取る人、手助けする人、支える人の総合力が、一つの音楽を作るんだとしたら
その音楽の成り立ちみたいなことを広めて行けば
世の中に潤いが生まれるのではないか?

聴いたり、歌ったりするのも、単に消費するのではなく
次に繋がって行くものになって欲しいと思う音楽を見つけて
その物語を解明して、伝えて…という仕事をやって行きたい」と結ばれてました

以前に甲斐さんが…「人間には2種類あって、文に書いて饒舌になる人と
喋ることで情熱を入れられる人がいるんですよ」とおっしゃってたけど

佐藤さんは、ライターでいらっしゃるし
「一人で研究することが、性に合ってる」といったご発言もあり
親しい方と話されるのならともかく
ラジオは苦手でいらっしゃるのかなあ?…と思いきや

甲斐さんに負けず劣らず?(笑)
「絶対に後者ですね」って感じのお話しぶりでビックリ!(笑)
お酒を飲みながら、お二人が話されているご様子を想像すると
思わず口元がゆるんでしまいますねぇ…(笑)
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ラジオ深夜便(2/7)その4

2018-02-19 12:13:00 | メディア
「歌わない甲斐バンドメンバー」と呼ばれていらした佐藤さんが
「歌詞の主語を『俺』にしよう」と提案されたという話題から
ナゼか唐突に「【安奈】というのはね
それこそ、クリスマスソングの定番だったんですよね」
…と、方向転換なさる要ディレクター(笑)

佐藤さんが「シングルヒットが欲しいねというような時代に…」と話された時にも
【HERO】ではなく「【安奈】という大ヒット曲」を挙げられていたし(笑)
よほど、この曲に思い入れがおありなんでしょう(笑)

でも…「うん、そうなりましたねぇ」という
佐藤さんのお返事もそこそこに(苦笑)
「全国ツアーは、佐藤さんも一緒に回ったと…?」と質問されたり
「そういう音楽事務所をやると、当然、放送局なり広告代理店との交渉とか
付き合いををしなきゃならないのでは?」とお訊ねになったり…

おそらく?「撮れ高」ならぬ「録れ高」が多すぎて(笑)
かなり編集されているんじゃないかと…?

ともあれ…前者の質問には「そうですね、基本的には…
年間100本とかって、スケジュールを切ってコンサートをやっていたので
ほぼ全部、一緒についてましたから」とお答えになり

後者には「ええ…ただ、僕はどっちかっていうと、1人で研究する方が好きなんで
皆さんと、こう…親しくなるために
当時だと、一緒にお酒を飲む、麻雀をする、ゴルフをやる…
そういったもの一つ一つが嫌いという訳ではないんですけども
自分の時間を取られるのが、とても辛くて…

もし、空いてる時間があったら、本を読んだり、映画を観たり
…というような勉強をしたいんですね
ですから、放送局とかにも基本行かないし
広告代理店さんともよほどのことがない限りは、打合せ以外はしない」
…と、おっしゃってましたが

セイコーのCMについて打診があり、打合せのために電通へ行かれたものの
「僕が会った時には、ほぼ、話が決まって」たらしいし

また【漂泊者】の臨時発売が決定した際には
すでに先行して発売されていた【ビューティフル・エネルギー】の
タイアップ相手であるカネボウ化粧品の本社へ
「ハチ合わせ」のお詫びに出向かれたそうで
本当に必要最小限のお付き合いだったみたいですね(笑)

ただ「そういう音楽事務所」…「株式会社BEATNIK」は
佐藤さんと甲斐バンドとの「夢の砦」であったのは間違いないようですが…

「民放局は特に苦手で…ナンか要領の良さそうな人がいっぱいいるような…
あんまり行かないんで、そのこと自体も判らないんですけども…(笑)
だから、よく通ってたのは、NHKだけというような生活でした」と佐藤さん

そのNHKの「窓口」が、ミスター太っ腹こと湊ディレクターだったことも
無関係ではないでしょうね?(笑)
「ベストテン」出演の際、いわゆる「お茶の間」的に収まるのではなく
「ブラウン管からハミ出すような異様さ」が良かったという点で
湊さんと意見が一致しておられたそうですし(笑)

ロックバンド初のNHKホールでのライブ中継の際には
「僕らがテレビを拒否してるんじゃなく
テレビが僕らを拒否してるんだから、キチンと伝えて貰いたい」との考えを
お伝えになったみたいです

甲斐さんのサンスト収録に立ち合われていたことは
「サザンの【勝手にシンドバット】が初めて流れた番組」とか
「NHK-FMのスタジオで、中島みゆきの【狼になりたい】を聴いた」
…といったツイートやコラムから窺えます(笑)

そして…「何年、おやりになったんですか?」との質問には
「10年ですか、足掛け…
その後は、いったん音楽は撤退しようと思いまして…
ひと通り、やりたいことは全部やったかなっていう感じがしたので…」

…と、お答えになってましたが
甲斐さんも、サンストで甲斐バンドの解散を発表された時に
「バンドとして、やれることは全てやった」とおっしゃっていたし

【HERO】のヒットや、箱根・花園・新宿副都心での野外ライブ…といった
甲斐バンドのプロフィールとして取り上げられる物事だけでなく

機関紙、作詞、NY3部作、書籍や写真集
映画も含めた解散プロジェクトまで全てに関わられ
甲斐さん初のソロツアーの武道館ライブは
「黒澤フィルムスタジオ」が行われたのと同じ日に設定される細やかさで
「発展的解消」となったんじゃないかと…

その後は…「もともと関心のあった
作家・漫画家のマネジメント会社」を設立なさって
マイケル・ジャクソンの自伝「ムーン・ウォーク」の日本版の出版を手がけられ
「活字の世界とか、そっちへ行ってみようと思って仕事を始めたんですけど」
「縁があって、BOOMと出会い、お引き受けした」そうです

「自分では思ってもみなかった」国々に行かれ
言葉が通じなくても「(歌が)届く感じっていうのは
ハッキリ見えるんですよね」と佐藤さん

「客席にいて、同じように聴いてる訳ですよ
そうすると【島唄】が始まって、歌が始まって
グッと盛り上がって来る辺りになった時に
人の気持ちが全部、歌に集中して行くっていうのが
並んで聴いてても明らかに判るんです

歌っていうのは、結局『歌声』なんで…
込み上げて来る、ナンか言葉にならない思いがあるから
言葉だけではなくて、リズムやメロディや、それから他の楽器との共演
…っていう風な形で表現する訳ですよね

ですから、やはり世界中どこの国も同じだと思うから
意味は判らない…でも、何を訴えて来てるのかっていうのは、そんなに間違わない

基本的に、悲しみの歌なのか、喜びの歌なのか、怒りの歌なのか
…といった風なものというのは、どの言葉でも
伝わって来る感覚というのは、音をつけてみれば判るような気がします」

…と話されていて、確かに子供の頃に聴いた洋楽は
歌詞の意味なんて判らなくても
歌声やメロディの調子で何となく察していた覚えがあるし

甲斐さんも、純粋な「詩」と「歌詞」は違う
メロディやリズムに乗ることで「ものすごく響いて来る」
と、おっしゃってましたが

ただ、ご自身でも「詞と曲がマッチするのは珍しい(笑)」というくらい
あえて?「ミスマッチ」な歌を作られることがおありだし(笑)
海外の方の受け取られる感覚が、どんななのか?興味深いですねぇ(笑)
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