ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろ BEAT HARDWORK(2/8)4

2018-02-14 20:05:00 | メディア
甲斐さんは特にコールされませんでしたけど
おそらく?「マイ・ムービー」のコーナーでしょう(笑)
「『シング・ストリート』のサウンドトラックが…かけますが
これねー、この曲がいかにスゴイか
この曲を聴いてから…」とおっしゃいつつ

「1985年、アイルランドで起きたアマチュア…とにかくすごくて
自分の高校の対面の建物に、いつもキレイな美人が立ってて…
すごいキレイな美人のコが…そのコを何とか気を引きたいためだけに
『俺、バンド作ってるんだけど』…バンド作ってませんよ
その主人公は高校に入ったばっかりですから…」とストーリー紹介が始まり(笑)

「『バンド作ってるんだけど
プロモーションビデオ撮るから出てくれない?』って言って…
気を引くためだけに嘘を言って、バンドを作る羽目になったという…
これは、ジョン・カーニー監督のね(作品)…
『はじまりのうた』とか、それから『ONCE ダブリンの街角で』とか
すごい有名になった…の3作目なんですけど、これ、世界中で当たりました、ハイ

その時に、一瞬しか出て来ないんだけど
わぁー!80年代のこの感じ!一番気分は出してるよなって
一番表してるなっていう曲が、一瞬なんですけどかかるんですけど
これ、素晴らしいと思いましたね
僕、サントラももちろん買いましたけど…」
で、3曲目は、ジョー・ジャクソンの【Steppin' Out】

曲が明けて…「欧米で大ヒットしたね、曲なんですが
まず、あの…ジョン・カーニーという監督は『ONCE ダブリンの街角で』
これ、低予算映画だったんですけど、口コミで世界中に広がってってね
まあ、世界中、口コミって、ホントに『コショコショ』って言ってる人いませんからね

大抵、ツイッターやったりね、ネットでってことなんですけど
あっという間に広まって、じわじわじわじわ上がって行って、大ヒットして…
次が『はじまりのうた』で、マルーン5のボーカルのアダム使って
ま、これはですね、うぅーん…まあ…まあ
それなりにサントラもすごいヒットしたし
それなりに映画もヒットしたんですけど

ジョン・カーニーがですね、上映後に
ちょっと、キーラ・ナイトレイに厳しいツイートしたおかげで
世界中から、ちょっと叩かれると…
えー、マルーン5のアダム使ったんで
もっとヒットするんじゃないかと、彼は目論んでたんじゃないかと思うんですけど
ま、映画もそういうもんでもないんで…

で、その…ま、ナンていうか、第3弾…まあ、リベンジということですかね
この『シング・ストリート 未来へのうた』っていうのは、だから、一切ですね
無名の役者ばっかり使ってるんですよ
それが、ものすごく、やっぱ良くて…」と話されてました

その「厳しいツイート」というのは
「映画スター達の世界は全く魅力的じゃなかった
キーラには取り巻きが沢山いて、どこに行くのも一緒だった
だから満足な仕事が出来なかった
彼女は自分を隠していた、それでは俳優になれない
ギターを弾くシンガー・ソングライターには見えなかった」といった内容で

後にきちんと謝罪しているんですが
ハリウッド進出する気はなくなったらしく(汗)
「だから、一切」有名な俳優は使いたくなかったのかも知れません(苦笑)

そういえば、クリント・イーストウッド監督の新作も
一般人を起用したものなんだけど
こちらは「実話」をベースにした映画なので
実際に、その現場にいた方々をそのまま「本人」役で登場させたそうです

ともあれ…「さっきも言いましたけど
1985年のダブリンを舞台に、不景気や転校でドン底にいた高校生が…
ま、結局、父ちゃん母ちゃんが不仲で
父ちゃんはもう無職になり、週3でバイトをやってる母ちゃん…ね
で、結局、この2人がもう別れると…

だから、経済的に大変だから
『お前、私立に行ってたけど、明日から公立ね』って言われて
公立に通うようになって…当然、まあ、私立はね
ある種、その…ナンての?クライアントですから
そこまで厳しくない訳ですよ、生徒に…

だけど、もう、公立は関係ないですからね、国の…
それと、その学園長の教育方針で…
で、さっきも言いました、その『ミュージックビデオ撮るから』っていう理由で
いつも学校出て来ると、そこの対面の建物に立ってる、すごくキレイな美少女がいて
そのコに、えー、そういう気を引くために嘘をつくと…

実際、バンドも作…しょうがないからね
ミュージックビデオ撮らなきゃいけないんで…バンドを作るんですけど
これがね、なかなか、まあすごい

で、映画の最初の方に…兄貴がいて、えー、妹もいる…
というような3人兄妹なんですけど、兄貴がものすごい良いヤツで
大学中退して働いてるんだけど

その兄貴が『おい、観るぞ!』って言って、ワーッとテレビの前に…
イギリスの『トップ・オブ・ザ・ポップス』が始まると
弟に『おい、観よ観よ!』って言って、観るんですけど
それが、デュラン・デュランの【リオ】なんですよ

だから、MTVがやっと始まりの時で
デュラン・デュランの【リオ】がかかってて
で、父ちゃんが…後ろで父ちゃんが
『ナンで歌ってるのに、口パクなんだ?
ナンで、ホントに歌ってないんだ?』

だから、ミュージックビデオだしさ…みたいな(笑)
父ちゃん、ほら知らないからさ…ね
『シークリフ・リチャード・ショー』しか、そういうのしか知らないから(笑)

それで、ホントにミュージックビデオの始まりで
えー、で…まあ、ホントにデュラン・デュランを聴いたら
素直に、その格好も…ファッションも、自分で作る曲も
デュラン・デュランっぽいの作るし

【マン・イーター】…ホール&オーツ…それ聴くと
『ドンドンドン、ツドンドン…』って、まあ言ったら
【マン・イーター】そっくりの曲を…
しかもホール&オーツっぽいファッションとか…

で、あの…これ、予告編で…この『シング・ストリート』は
予告編はジャムだったんですよ、ジャムの曲がガンガンかかってて…
これ、本編の中はちょっとしか、かかんないんですけど
うっすらとしか、かかんないんだけど…【悪意という名の街】ね
【タウン・コールド・マイルス】がガンガンかかってると…

そういうのが、もう全部…あの頃、だからニューヨーロピアンと言われる…
デュラン・デュランとか、そういう…ニューヨーロピアンと言われた時代
えー、エレクトロポップ…エレクトロポップって言うと判りますよね?

エレクトロ・サウンドが全盛期の時代に
そうやって、バンドがどんどん、どんどん上手くなって行って
で、ミュージックビデオもすごいミュージックビデオ作るっていう…

で、これは、80年代に割と売れたミュージシャン達とかが…
ミュージシャンが、ちゃんと作品を書いてて、映画用に…
で、今、割とアイルランドとかで売れてるバンドとかが手伝って
いわゆる、わざと下手に弾いたりとかしててですね

この映画用のオリジナル曲もすごい良いんですよ
だから、このサントラ優劣だなあと思って…ホントに良く出来てますね」と
「ひよっこ」のヤスハル役の古舘さんが「わざと素人っぽく歌ってる」
って話された時を彷彿させるトーンでおっしゃってました(笑)

「で、最後…まあ、兄弟愛というか、結果的にその女の子を連れて
おじいちゃんが持ってたモーターボートみたいな小さなボートで渡って行って
イギリスに向かうと…ちゃんと辿り着いたんでしょうか?
…みたいな感じで、取り敢えず、それでも渡って行くと…
そうそう!水バンバン浴びてすごいんだよね
それ、死ぬぞ!って感じなんですけど…

その時に兄貴がものすごく良いんですよ
その舟をこう…バン!と手配して、で、乗せて『じゃあな』って言った時に…
やっぱり、その…『リトルダンサー』って映画の時も
親父と兄貴がバスを見送るところで
うわぁーってなるんですけど、それと同じくらい

この兄貴が素晴らしい!その弟にちゃんと大事なことを言う
『俺が切り開いて来た道を、お前はただ
のほほんとついて来ただけだけどな』って言いながら
すごく大事なことをちゃんと弟に教えてるっていうですね
だから、弟も兄貴大好きっていうようなことなんですよ

ぜひ皆さん、良かったら『シング・ストリート』観て頂きたいと思っております
面白かったら、サントラもぜひ聴いて下さい」
…と、いつも以上に熱く語られてましたが

甲斐さんも「荒馬のように」の中で… 一番上のお兄様が、ご家庭の事情で高校進学を断念せざるを得なくなられた時
ご両親の前では号泣されたものの
「長男の責任…そう思ったのか、弟の俺たちの前で、一切涙は見せなかった」とか
「兄貴の苦労は俺の数十倍だったろう」とか

また、残された3兄弟で家計を助けるために始められた新聞配達で
甲斐さんが間違った家に配ってしまわれ、ベソをかいていらした時に
「兄貴の良さは、こういう時に弟の俺を殴ることだった

あいつらは決して口でなんか教えなかったね
もっと別のところで俺に教えてくれた、いつだってね
これには、今でも感謝している、本当に」と記されていて
「弟も兄貴大好き」ってトコにグッと来られたんだろうなあと…
コメント
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