ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

オーディナリー・ナイト(6/19)

2021-07-09 16:32:00 | メディア
radikoの検索で「甲斐バンド」「甲斐よしひろ」にヒットしたFM COCOLOの番組です
パーソナリティは馬場俊英さん…と、制作ディレクターの塚越隆史さんで
1時間番組の最後…47分くらいに「歌の小部屋」という
「毎回、懐かしいなあと思う曲をピックアップ
そして、思い出話をして、最後はギターを弾いて歌ってみるコーナー」があり

「今回はですね、もうこの『小部屋のコーナー』ではお馴染みのグループ
甲斐バンドです!」と馬場さん…って、そんなにたびたび取り上げられてるんだ!?とビックリ!(笑)
まあ、馬場さんは54歳でいらっしゃるし、中高生の頃に
甲斐バンドを耳になさっていても、不思議ではありませんけど…

「あのー、やっぱり、甲斐さんのメロディって、独特なこう…
ナンか、ハマってしまうと、クセがたまんないって言うんですかね」とおっしゃったトコで
塚越さんが「ちょっとヨーロッパっぽいんだよね」と合いの手を入れられると
「そうですね、西洋のポップス、ロックポップスだけじゃないですね
(『かといって、ムチャ『和』じゃないっていうね』と塚越さん)

だから、日本の歌謡曲にも通じる…日本人に馴染むトコがあったり
あと、ちょっと…これ、個人差あるかも知れませんけども、意表を突かれるっていうか…
『あっ!そういうこと思ってなかった』っていう…

それは、つまりこう…アメリカとかのポップスとか聴いて、そっちに馴染んでると
『あっ、違うな』と思ったりするんですかね?ナンか…」
…と、甲斐さんが幼い頃から、洋の東西を問わず
あらゆる音楽を聴いて、お育ちになったことを、よくご存知みたいに話されてました

そして、塚越さんが「今回は、ホントはね『裏切りの街角』をやろうかと思ったんですけど
『それ、やってるよ』って話になって…『じゃ、何にする?』って言ったら
馬場さんが『「ダニーボーイに耳をふさいで」っていう曲にしたい』って言って
『えっ!?馬場さん「ダニーボーイに耳をふさいで」知ってるんですか?』って
ちょっと盛り上がったんですけども…(笑)
馬場さんが、この甲斐バンドを聴いてたのは何でした?」とお訊ねになり

馬場さんが「最初、あの『HERO』っていう、大ヒットした…
あのCMソングになってた曲で、甲斐バンドを聴くようになって…最初はね、ベストアルバムを…」
…とお答えになっている途中で「これね、たぶんね『甲斐バンドストーリー』です
『HERO』が1曲目に入ってる…」とカットイン(笑)

塚越さんも、馬場さんと同年代の方みたいなので
10代の頃に見聞きなさったものが共通しておられるんじゃないか?とは思われるものの
何となく、馬場さんよりも、甲斐バンド熱が高くていらっしゃるような気が…?(笑)

実際、馬場さんが「…で、あのー『ポップコーンをほおばって』とか『氷のくちびる』とか
まっ『きんぽうげ』とか聴いて…」と話されるや
「そうです!そうです!だから、このアルバムの曲ならば
馬場さん、出来るってことですね?(笑)」と声を弾ませておられました(笑)

馬場さんも「そうかも知れないです…で、ものすごい好きで
で、そのあと『吟遊詩人の唄』とか、違うアルバムかなあ?ナンか…
えー、そのあとね、そのあと全部聴いたっていう感じになって行ったんですよね

(『でも「吟遊詩人の唄」は「HERO」より前ですからね』と塚越さん)
そうですね『♪そうさオイラは…♪』…ナンか、あのー、良い曲ばっかりで
まっ、キャッチーですよね、ナンか…」と返されたものの

「今回やる、その『ダニーボーイに耳をふさいで』っていうのはですね
アルバム…このベストアルバムまで、アルバムに入ってないのかも知れない
でも、だから、この『甲斐バンドストーリー』って、すっごく売れたんですよ

(『そうなんですね、あと「かりそめのスウィング」とか「らせん階段」とかかな』と馬場さん)
あの…オリジナルアルバムには、やっぱり(ダニーボーイ…は)入ってない
だから、だから(馬場さんが)甲斐バンドストーリー聴いててくれて良かった!(笑)」
…って、この先も甲斐バンドストーリーの中の曲を取り上げられるおつもりかも…?(笑)

馬場さんが「良かった!(笑)でも、ナンで買ったんだろ?『HERO』が入ってたからかな?」
…と当時のご自分の行動を振り返っていらしたのに対し
塚越さんは「その…ビジョンがあったんじゃない?
シングルをまとめたのを出そうってビジョンがあって
それ以外でアルバムを作ろう…みたいなのが、あったのかも知んない」
…と、甲斐さんのプロデュース戦略について触れておられました(笑)

ホントのところは定かではありませんが
3ヶ月に1枚シングルをリリースしないと、存在証明が出来ないという
当時の歌謡曲全盛期の音楽業界にあっては、甲斐バンドも例外ではなく
ツアー先で曲を書かれ、東京でアルバムのレコーディングをなさいながら
先行シングルをリリース、アルバムリリース後にまたシングルリリース
そして、ニューアルバムを引っ提げて、また大型ツアーが始まる…

といったサイクルで活動されている中で、シングルカットする曲やアルバムに収録する曲が
リリースのタイミングや甲斐さんの気分(笑)で
予定とは変わって行くことがあったんじゃないかと…?
特に、3rdアルバム「ガラスの動物園」のインナーには
「たくさんの曲を入れたかった必要上、カッティングの関係で…」と記されていて

4枚目のシングルである「ダニーボーイに耳をふさいで」は、1976年4月5日リリース
続く「男と女のいる舗道」は8月3日リリース
アルバム「ガラスの動物園」は10月5日なので
先行シングルは「男と女のいる舗道」かと思われますけど

「ダニーボーイに…」は、2ndアルバム「英雄と悪漢」が、1975年11月5日にリリースされて以来…
(その先行シングル「かりそめのスウィング」は、75年10月20日リリース)…のシングルで
B面には「ガラスの動物園」に収録された「昨日鳴る鐘の音」が選ばれていたり

「ガラスの動物園」リリース後にシングルカットされた
「テレフォン・ノイローゼ」のB面は「英雄と悪漢」収録の「風が唄った日」だったり
曲が出来た時期と発表された時期の順番が入れ替わることもあったみたいですし
「ダニーボーイに…」のように、アルバムリリースの谷間に発売されたシングルは
収録曲をお選びになる際に、こぼれ落ちてしまうのかなあと…?

「HERO」は、そのヒットを受けて「甲斐バンドストーリー」に収録され
続く「感触」は、アルバム「マイ・ジェネレーション」と同日にリリースされましたが
あの「安奈」は、次のオリジナルアルバム「地下室のメロディー」に収録されませんでした
もっとも、これは、アルバムコンセプトに沿わなかったからかも…?(汗)
でも「安奈」と同時期に同じ動機で書かれた「街灯」は収録されてますけど…(苦笑)

それはともかく…のちに甲斐さんが「フツー、ヒット曲が出たら、周りが言い出すはずなのに
ナゼか俺が『ベストアルバムを出そうよ』って言わなきゃいけなかった(笑)」と明かされていた(笑)
「甲斐バンドストーリー」収録曲を番組で取り上げることについて
「イイですね!じゃあ、次…今度は『らせん階段』…
『♪人生なんてそんな風に…♪』って、イイですねぇ!」と馬場さん(笑)

ただ「アレ…あのー『かりそめのスウィング』ってのは
『♪テッテッテッ、テテテ♪』」とイントロを口ずさまれ
塚越さんが「♪ジングルベルに街が…♪」と乗っかって来られた途端に
「♪私は泣いたことがない♪」という某曲の出だしを口になさって(笑)
塚越さんから「違うわ!色々混ざってるじゃん!(笑)」とツッコまれていらっしゃいました(笑)

でも、ナンだカンだで「♪ジングルベルに街が…♪」から
「♪去年の今頃さ…踊り狂った♪」まで、お二人でしっかりお歌いになったあと(笑)
「やっぱり、良い歌が多いね」「素晴らしい!じゃあ、やってみよう!」
「ハイ、今日はですね、甲斐バンドの曲から『ダニーボーイに耳をふさいで』です!」

…と、馬場さんのギター演奏と、塚越さんの「口伴奏(笑)」に始まり
「♪いつものように…♪」のサビのコーラスや、間奏の口伴奏もありつつ(笑)
「ダニーボーイに耳をふさいで」を熱唱なさって「歌の小部屋のコーナー」終了♪
また、甲斐バンドの曲が取り上げられたら聴いてみたいです(笑)
コメント (2)
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