ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろ BEAT HARDWORK(7/2)2

2021-07-05 18:40:00 | メディア
ビルボードライブ コンプリートBOXに関する投稿からの甲斐さんトークは続き
「えー、あと、吉岡くん…吉岡秀隆くんからも(BOXをお送りした)お礼の電話があって…
まっ、(船越英一郎さんと)2人ともね、ビルボードは何度も来て貰ってるんで…

えー、まっ…しかも、彼は大阪までですね、来てくれて…
で、ビルボード大阪の斜め前が、その…ヒルトンなんですけど
まっ、そこに泊まって、わざわざ来てくれた時があって…

今回、そのー、緊急事態宣言(が発出された時)は、ジムが全部閉まってたんですよね
その時に、吉岡くんが言った…『甲斐さんね、あの…外資系(ホテル)って
ルームサービス24時間なんですよ』…っていうのを急に思い出して、その時…

『えっ!?』って言って調べたら、実は、ルームサービスも24時間で
えー、もちろん館内のレストランとかは、アルコール出してないんですけど…
お酒出してないんですけど、えー、ルームサービスは全部出してると…
で、おまけに、ジムも開いてますと…

『あの時に、それ言ってたな』っていうのがきっかけで調べたんで、ハイ
もう、おかげさんで、ホント助かったんですけど…」と話されてましたが
確かに、2015年…ビルボードシリーズ元年の初日のビルボード大阪に
吉岡さんからのお祝い花が届いていたのを見て
奥さんは、ソロとしての甲斐さんの新たな挑戦初日だからかな?と思っていたら
ホントにご本人がおみえになっていてビックリしたことが…(笑)

でも、まさか今回のビルボードツアーのMCで何度も登場したという
「外資系ホテル」の「抜け道」トークが、吉岡さん発祥だったとは…!(笑)
まあ、吉岡さんは、甲斐さんが「僕と同じくらい酒が強い」とおっしゃっていたほど
酒豪でいらっしゃるみたいなので、おそらく?
そのヒルトンホテルで
夜通しルームサービスのお酒を召し上がっていたんじゃないかと…?(笑)

ともあれ…「そういう感じで、まあ、観に来てくれてたんで
えー、BOXセットを送っておりました…まあ、すごいもう感謝して(くれて)
その時に、久方ぶりだったんですけど、えー、かなり話しましたね

で、やっぱり、彼が言うには、その…やっぱり、2年前に撮ってる映画が
えー、コロナ(禍)になって、やっぱりこう…タイミングが悪いのと
コロナ(禍)になったことで、その…ファン層…若い人はまだ(映画館に)来るけども
ある年齢から上は、絶対に来ないとかって、そういうファン層の問題とかもあって
ナンと!2~3本…2本か、えー、まだ封切られてないと言ってましたね

あの…『峠』っていう、僕もすごいそれ観たいんですけども
役所広司主演の時代劇で、えー、吉岡くんも、まっ、出てるという
その『峠』はね、やっぱり観る人が50代以上…
50代から70代くらいまでの間の人たちになるんで
これは、いくらなんでも来ないだろうということで、もう2年越しに延期になってるんですよね
えー、まあ、そういう映画が幾つもあるんじゃないかと思いますが…」

…と、話されてましたけど、観客層を鑑みての延期というのは、仕方のないこととはいえ
甲斐さんが「時代を映す鏡」と表された映画には
「やはり旬というものがあるでしょ」と思うし
また、一方で、出来るだけリスクを避けたいという方の気持ちも判らなくはないし
劇場用に撮った作品を、配信で流すことになさった監督もおられるらしく、悩ましいですねぇ…

そもそも映画館のように、ソーシャルディスタンスを守りやすく
声を出さない場所に対して、感染拡大防止の規制を命じておいて
オリンピックは有観客で開催しようとかオカシくね?(苦笑)

それはともかく…「ということで、僕が非常に…えー、そうですね、若い時
ムチャムチャ聴いてましたね、寺内タケシとブルージーンズ
寺内タケシさんが亡くなりました、ハイ…
ということで、まあホントはここで、寺内タケシとブルージーンズの『運命』とか
そういうの、かけるといいんでしょうけども…

僕はやっぱり、歌のバックでも、これだけバリバリに弾けるという…加山雄三さん…
加山雄三の、まず、えー『夜空の星』で、えー、アレンジ頼まれて
で、それはもうバリバリに、彼が…寺内さんが、ばっちりアレンジして…
まっ、自分のギターも、まあホントにかなりの感じでフィーチャーされてるのが
『夜空の星』なんですけど…僕、それもすごい好きなんですけど

そのあとにですね、えー、このナンバー…
これは、あの…寺内さんが当然リードギター弾いてんですけど
森岡賢一郎がアレンジしてて、ストリングスも一緒になってて
そのストリングスと対話してる感じのギターのフィーチャーが、すごいやっぱ良くて…

やっぱ、今日はこっちだなということで、えー、聴いて貰いましょう、ハイ
加山雄三『蒼い星くず』フィーチャリング寺内タケシ、どうぞ!」と曲が流れ
奥さんの幼い頃の曲なので、この曲についての知識は何もなかったみたいなんですが(笑)
加山さんの曲の中で「一番好き」と言っていた曲が選ばれてニンマリ(笑)

曲が明けると…「イェーイ!という感じですねぇ、ハイ」と甲斐さん(笑)
「右側が寺内さんで、左側のギター…これ、あの…ミュートも…ミュートと一緒にやってて
ミュートのサイドギター、これ、加瀬邦彦ですね
えー、寺内タケシとブルージーンズのセカンドギターは加瀬さんだったんで
ウマイんだよね、やっぱ、どっちも…

あのー、で、おまけに、これ、たぶん…あの…
あっ!まっ、加瀬邦彦は、そのあとワイルドワンズ作って『想い出の渚』とかヒットして
そのあと作曲家になって、えー、ジュリーの『危険なふたり』とかも、ね?作曲を…
まっ、大作曲家になって行ったんですけども…

その…これ…これ、今聴いてると、やっぱり先にまずオケ録って…あのー、バンドだけで…
そのあとに、あのー、森岡賢一郎…森岡さんが弦をやってる感じですね、完全にね
あのー、間奏のリードギターが終わったしゅ(んかん?)
同じフレーズを弦が追っかけるっていう…今、なってたんで
あっ!ちゃんと別録りしてるんですね、もうこの時…

実は、その東芝の1スタっていうのは…これ、東芝の1スタなんですけど
東芝の1スタっていうのは、ほどほどにデッドで、実は、あの…ボトム…
低音域とかが、ものすごくちゃんと、しっかり録れるスタジオでですね

これ、あのー、毛利さんっていう人がプロデューサーだったんですけど
えー、フォーク・クルセダーズ…それから、えー、あっ!ジャックス、浅川マキ
えー、それと…えー、越路吹雪!ナンとね越路吹雪、それと加山雄三…

これを毛利さんがやってて、えー、で、あの…やっぱりその音を聴いてると
ものすごくこう…ボトムがしっかりしてて
えー、高音もすごく伸びて、良いスタジオだなという…
僕、その音源聴いて、結果的に…幾つかレコード会社(がスカウトに)来ましたけど
東芝に決めるというですね、ハイ

えー、で、そのあとに、えー『加山雄三とか浅川マキとか、やってる人、誰?』って探しに行ったら
まっ、その人と会って、その人が『かりそめのスウィング』すごい好きでね
えー『甲斐、お前、スゴイな!』っていう…
えー、ナンかもう、ホントに今の加山雄三、聴いてても
ナンかこう…良いスタジオだったなという感じが、すごいしますね、ハイ
あの…音がしっかりしてるんで…」と話されてましたが

奥さんは「『東芝の1スタ』?…って『ベストテン』の時のスタジオじゃない?」と反応(笑)
当時「HERO」のヒットを受けて、甲斐バンドに出演依頼をするため
ツアー先にまで「ザ・ベストテン」のディレクターの方が来られたものの
テレビ局のスタジオでは歌いたくない、かといって、ライブ会場からの中継というのも…と
甲斐さんが、そのオファーを断り続けていらしたトコへ

ライブ会場に行けないファンの方々から「嘆願書」が届いたり
谷村新司さんから「テレビに出るのも作り手の責任だと思うよ」と言われたり…
で、第3の方法を探しておられた時に、NHK-FMの甲斐さんのレギュラー番組
「サウンドストリート」の公開録音の際に、中継で出演なさることが決まって一件落着…

と思いきや、当初、収録が予定されていたNHKのスタジオに
民放のカメラが入るのは、やはりマズイということで
選ばれたのが、この東芝の1スタだった…っていう
甲斐バンドフリークの皆さんには有名なエピソードを思い出したらしい(笑)

ただ…「デッド」なスタジオというのは、ざっくり言うと
音があまり反響しないので、マイクに反響が入りにくく
入ってしまった反響音を消すことは出来なくとも
あとから反響音を足すことは出来るという点
れぞれのパートの音が分離して聞こえるという点で、レコーディングには持って来い
…って、その「あとから足す」リバーヴが、イメージと違い過ぎたために
甲斐さんはニューヨークまで行くことになられたんですよね?

逆に「ライブ」なスタジオは、音が反響しやすく
配信などの場合は、ほどよいリバーヴで、その場の自然な音が聞こえるみたいで
テレビ出演なら「ライブ」なスタジオの方がいいような気がしますけど
あくまで、ラジオで流すためのライブ音源ということで、1スタをお選びになったのかなあと…?
コメント (4)
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