ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

2020年の秋ドラ12

2020-12-31 14:14:00 | 日記
木下藤吉郎に「そろそろ見切り時」と言われた幕府内では
摂津晴門が「4日後、公方様が本国寺で茶会を開かれる。明智十兵衛も来る
その席で明智を討つ!そう決めた!
明智は幕臣でありながら、織田信長が進める朝廷寄りの政を、我らの頭越しに行のうておる

まず、明智を討って、織田の力を削ごうと思う
(それで織田と戦になるとしても)甲斐の武田もいよいよ動く
朝倉も浅井も皆、一斉に攻め寄せる手筈はつけた
ここは、我らが断を下して、前へ進むよりない!」と不穏な計画を進行中…(汗)

一方、光秀の妻・煕子は、次女・たまを連れて
先日の投石による怪我の治療のために東庵先生の家を訪れた際に
治療を受けに来たお喋りなおばさん(銀粉蝶さん)が
息子の自慢話をベラベラ話すのを一方的に聞かされる内に(苦笑)
そのおばさんの息子が木下藤吉郎だと判り驚いていると

「京では、せがれの名前を言うと、どなたもよくご存知で…
偉いお奉行様で、織田の殿様から近江の横山とかいうお城もお預かりするような
まあ~、トンでもない出世頭だとか、私なんかよりよっぽど皆さんよくご存知なのよ~!

でも、息子が出世をするのも、ほどほどがよろしいわよ!
周りの妬みがねぇ…でも、ウチはまだいい方、ふふふ…
信長様のお引き立てで、坂本の城主になられた明智光秀様などは、幕府に睨まれて
奥方やお子を坂本へ連れて行ってはならぬ!
明智はいつ敵になるか知れないから、人質として京に留めおけ!と言われて…

まあ、事を荒立てたくない明智様は、やむなくご妻子を京にお残しになるそうで
これも妬み!公方様の妬み!公方様は信長様がお嫌いだから
信長様に引き立てられる明智様に意地悪をなさるのよ!
息子が言っておりました!(笑)やだ~!やだ!やだ!やだ!(笑)」とまくし立て
城持ち大名になったというのに、夫が浮かぬ顔をしていた訳を思わぬ形で知らされて動揺…(汗)

このお喋りなおばさんは、いわゆるひとつの「関西のおばちゃん」って感じで(笑)
見知らぬ人にも親しげに話しかけ、ずけずけものを言うタイプだけど、悪気は全くなく
ずっと極貧生活を送って来たのが、ある日突然に息子が思わぬ出世をし
世界が一変したんだから、ちょっとくらい浮かれちゃっても仕方ないかなあと…?(笑)
まあ、あまりお近づきにはなりたくないですが…(苦笑)

それにしても、いくら母と息子という設定だとしても
銀粉蝶さんと佐々木蔵之介さんの「まくし立て」シーンを拝見すると
大きな目を更に見開いて、息つく暇もないくらい喋りまくられるご様子は
もしかしたら、ホントに血縁関係があるんじゃないか?ってくらいクリソツでした(笑)

ともあれ…同じく藤吉郎の母の話を聞いていたお駒ちゃんは
将軍・義昭のその考えに納得できなかったらしく
二条城を訪れた折りに、それが態度や表情に表れていたのか?
義昭から「何をイライラしておる?今日のそなたは奇妙じゃ
申してみよ!今日はワシに不満がある顔じゃ!何が不満か申してみよ!」と問われ

「明智十兵衛様が坂本に城を持ち、あちらにお移りになると伺いました
奥方様やお子様たちは、一緒にお移りになれないそうです
公方様が、ご妻子を人質として京に留めおくよう、ご命じになったからです
さほどに十兵衛様を疑ごうておられるのですか?公方様に刃向かうかも知れぬと…?」と答えると

「十兵衛がそうでなくとも、信長が信用できぬ!十兵衛と信長は一体じゃ
摂津たちが、放っておけぬと騒ぎ出した」と義昭
お駒ちゃんが「公方様は十兵衛様を大事に思われていたではありませぬか!
お身内を引き裂くような仕打ちをなされば
十兵衛様はきっと公方様から離れておしまいになります!それでよろしいのですね?」と訴えるも

「やむを得まい!仕方があるまい…幕府を動かしているのは摂津たちじゃ
所詮、十兵衛はよそ者じゃ…摂津が十兵衛を幕府から追い出したいと言えば『やむを得ぬ』と
斬りたいと言えば『ああ、そうか』と、そう言うほかあるまい」と返し
お駒ちゃんが、摂津たちは光秀を「斬りたい」と言っているのかと驚いて聞き返すと

「例えばの話じゃ!ワシはそういう摂津が好きになれぬ!憎いとさえ思う
しかし、摂津を遠ざけてどうなる?ワシには味方が誰もおらぬ
憎うても嫌いでも摂津をそばに置いておくほかあるまい
十兵衛は坂本へ行くと決めたのじゃ!城を造り始めたのじゃ!ワシから離れるつもりぞ!
…って、かなり摂津に情報操作されているような気がしないでもないけど(苦笑)

義昭は義昭なりに自分の立場の危うさを痛感し、悩んでいたみたいだし…と思っていたら
自分の着物から帯締めらしき?細紐を抜き出し、自分の首に巻きつけて
「ワシは時折、この首を絞めたくなる…何が大事で、何が大事でないか迷うのじゃ
摂津は、ワシの優柔不断だと責める…責められても返せない自分が口惜しい!
駒、ワシの首を絞めてくれ!憐れなワシをいっそ絞め殺してくれ!」と相当追い詰められている様子(汗)

そのあと、お駒ちゃんが思い詰めた表情で、伊呂波太夫のもとを訪れ
「太夫にお願いがあります!明智十兵衛様を討ち取ろうとしている人たちがいます
助けたいけれど、どうしたらいいのだか判らなくて…太夫しか頼れる人がおりませんので…
と、丸薬を売って作ったお金を差し出すシーンがあり
…って、またまた架空の人物たちが大活躍の予感?(笑)

そして…その義昭主催の茶会当日、光秀が本国寺に到着するなり
細川藤孝が、待ち構えていたかのように歩み寄って来て
驚いた光秀が「藤孝殿も茶会に?」と訊ねると
「イヤ、伊呂波太夫が風流踊りを披露するというので…」と返したかと思ったら

光秀の耳元で「今日の茶会にはお出にならぬ方が良い。ここから奥は危ない
摂津晴門が貴殿を斬るつもりらしい。すぐ引き返されよ
表に私の家臣を集めてあるが、摂津の家臣が総出で門を固めている
寺の中には、もはや誰も入れぬ有り様じゃ
兄の三淵も茶会に呼ばれているが、まだ姿が見えぬ
三淵は摂津とは間を保っておる。説得して味方につければ…」と囁き
光秀も「それで、左馬助が門で足止めを…」と心当たりがあったみたいだけど

「ご厚意かたじけのうございまする。心して参ります」とだけ告げ、義昭のいる部屋へ向かい
待ち伏せしていた摂津の家臣に斬りつけられながらも
強引に義昭の部屋に入ると、脚の怪我の痛みを堪えながら
「3年前にも、三好の一党に襲われて、公方様と穴蔵に逃げ込みました
今日は私が命を狙われ、この穴蔵に逃げ込んだ次第…事情はよう似ておりまする
3年前の穴蔵は、恐ろしくはありましたが
いささか楽しい思い出として残っております

公方様は、この都は穏やかでなくてはならぬと仰せられ
私も幼き頃、父から都・室町は美しき所であったとよく聞かされたと申し上げました
花の咲き誇る都にまた戻さねばと、公方様と私は同じ思いで
あの頃はまだ何もかもが新しく…」と昔語りを始めるも
「わずか3年で万事古うなった…思うことも見るものも…」と遮る義昭(汗)

…が、光秀は得たり!とばかりに義昭の方へ居ざり寄り
「今日はそのことをお話したく参りました!
近江で初めてお会いして、上洛するまで3年、そしてこの3年
古き者を捨て去る良い区切りではありませぬか?摂津殿や幕府の古き者たちを…」と持ちかけ
「捨て去って…捨て去ってそのあとどうする?
信長が勝手気ままに京を治めるのを黙って見ておれと言うのか!?」との義昭の言葉に

「私がそうならぬよう務めます!信長様が道を外れるようなら
坂本城は直ちにお返し致し、この二条城で公方様をお守り致す所存!
越前を公方様と出る時、己に言い聞かせました
我ら武士は、将軍をお守りせねばと…」と返すと
義昭は大粒の涙をポロポロこぼしながら立ち上がり
「その傷で茶会に出る訳には参るまい…今日の茶会は取り止めじゃ」

…と、近習の者にその旨を伝えようとした時
おそらく?藤孝に説得されたらしき三淵藤英が現れ
義昭が「今日の茶会は取り止める!そなたの口から摂津にそう申し伝えよ」と命じると
「摂津殿には先ほどお会いしました。茶会とも思えぬ、このものものしさ…
取り止めと伝えて、お引き下がりになる様子ではござりませぬ」と三淵

「引き下がらねばどうする?」と訊く義昭に
「弟・藤孝の家来どもが門前に控えております
公方様のお下知とあらば、その者たちを中に入れたく存じますが、それでよろしゅうござりますか?」と返し
「やむを得まい、そなたに任せる」と許しを得たものの
「万が一、摂津殿が従われぬ場合、いかが計らえばよろしゅうござりますか?」と迫ると
義昭は「従わねば捕らえよ!政所の役を免する」と決心

でも…「はっ!直ちに!」と三淵が出て行ったあと
「今日の茶は、飲んだところで苦い茶であったろう…
ただ、言うておくぞ!信長とはワシは性が合わぬ!会うた時からそう思うて来た
三淵やそなたが頼りじゃ…」と、やはり信長との溝は深いみたいで
松永久秀が言ったように、光秀も共に義昭と袂を分かつ日は遠くない気が…(汗)

最後に…本年もこんなウダウダなブログを読んで頂き、ありがとうございました!m(__)m
皆さま、どうぞ良いお年をお迎え下さいませ!
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