ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

2020年の秋ドラ9

2020-12-27 20:20:00 | 日記
将軍・義昭(滝藤賢一さん)も、比叡山の上下で両軍が睨み合っている内に
三好一族や大坂本願寺の門徒が京の周辺を徘徊し、治安が危うくなっていることに頭を悩ませ
和睦をするよう双方に使者を出していると言う摂津晴門(片岡鶴太郎さん)を
「ならば何故、戦が止まぬ?」と詰問

ここで、鶴太郎さんが「わ~か~り~ま~せ~ぬ~」と
「半沢直樹」ばりの顔芸でお答えになったんですが(笑)
その相手が、半沢の同期「近藤」だったのが、いとをかしでした(笑)

ともあれ…実はこの摂津こそが、長年、覚恕と手を組み
比叡山と利益を分け合って来た首謀者で、和睦を進める気など毛頭なく…(汗)
ただ、この2人の会話を、久々に登場した菊丸(岡村隆史さん)が聞いており、光秀に連絡
…って、またもや「架空の人物」が大活躍(笑)

そういえば、一昨日の「チコちゃんに叱られる」に
歴女でいらっしゃる杏さんが、ゲスト出演なさっていて
織田信長の話題から「麒麟がくる」の信長役・染谷将太さんのお名前が出たんだけど
岡村さんは、染谷さんとご一緒に撮影なさる機会がないみたいで
「僕は、基本、草むらにいるんで…」と密偵役らしいご発言をなさってました(笑)

さて、一方、膠着状態にある比叡山の戦況を見て
反信長勢力が信長への包囲網を狭めて来ており
伊勢長島の一向宗門徒が、大坂本願寺の命を受け
尾張の小木江城を攻め、信長の弟・信興を討ったため
京を捨て、いったん美濃へ戻ると言い出した信長に
「叡山の坊主に負けて帰った」などと言ったら
「美濃の衆も帰蝶様も、さぞやお笑いになりましょうな」と諌める光秀(汗)

この言葉に信長は「ワシは『尾張のうつけ者』と言われていたのじゃ
それが将軍を支え、京を3年も治めた!帝も『天下一の武将』とお褒めになった!
帰蝶が笑う?笑いたければ笑うがよい!
父上が生きておられたら、きっと褒めて下さる!
尾張の者も美濃の者も皆、褒めてくれる!皆!」…って、これもまた承認欲求の強さというか
自己肯定度を下げられるような言葉に過剰に反応(汗)

が、一呼吸置いて「帰蝶は笑うか…他に手があるか?」と冷静さを取り戻したものの
もう一度、将軍に和睦の働きかけを願い出ては?という光秀に対し
「和睦を…帝か!…帝に使いを出すか」と幕府ではなく、帝に救いを求めることに…

その帝はと言うと、またもや(笑)東庵先生を相手に
囲碁を打ちながら話すという体で心情を吐露…
「信長は、取り上げた領地を返し、叡山が都で行のうておる商いを全て認めるゆえ
弟・覚恕と和睦したいと申し出て参った」と話し

「将軍様が大層案じられて、中に入って収めようとされたと伺ごうておりましたが…」
という東庵の言葉に「覚恕は朕の弟ゆえ、何を考えておるか全て判る
初めから将軍を相手にするつもりはあるまい
己の力を誇示し、兄に頭を下げさせたい…覚恕の胸にあるのは、それだけであろう」と応え

更に「覚恕は、叡山で有り余る富を蓄えていながら
この御所の破れた屋根板1枚、直そうと申し出て参ったことはなかった
山では酒に浸り、女色に溺れ、双六・闘鶏にうつつをぬかしておるという…無惨な弟じゃ…
信長は、この館の屋根や塀を直してくれた
長年、覚恕が見て見ぬふりをしておった、この屋根を…

そればかりではない。覚恕は貧しい公家たちに金子を貸し、それと引き換えに領地を奪って来た
公家たちの苦しみはいかばかりか…これは朕と弟との闘いやも知れぬ」と明かすと
信長に救いの手を差し伸べるべく、関白の二条晴良に
織田、朝倉、浅井、そして延暦寺に対し、和睦を促す勅命を伝えさせ、この戦はようやく終結

しかし、摂津晴門は「これを機に、甲斐の武田信玄を京に迎え
織田の力を封じてゆきたいと存じますが、如何おぼしめされます?」と覚恕に持ちかけ
覚恕も「信玄とは文を交わしておる。結構なことではないか」と返し
相変わらず、信長放逐のための陰謀を巡らすことに余念がない様子…(汗)

そうそう!文と言えば、先日「光秀のスマホ」という
「もしも戦国時代にスマホがあったら」という設定のSFドラマの拡大版再放送があって
信長が、光秀や秀吉にムチャな命令の電話をかけて来たり(笑)
グループチャットの返信の速さで忠誠心を競わせたり(笑)

部下が、自分の期待通りの返事をしないと「あ、今、電波が途切れてよく聞こえなかった
もう一度言ってくれ」と圧をかけたり(苦笑)…と
思わず裏アカウントで愚痴りたくなるのもむべなるかなと…(笑)

それはともかく、ようやく都に平安が訪れた…と思いきや
将軍から二条城に招かれたらしき光秀は、入れ違いに立ち去ろうとしている松永久秀と遭遇
光秀の顔を見るなり「お主は知っておったか!?この席に筒井順慶が招かれておることを!
この場が、ワシが長年血まみれになって争うておる
あの男の祝いの席だということを存じておったか!?これは罠だ!」と激オコ(汗)

「あの順慶が、公方様(将軍)の養女を娶ることになったそうじゃ
この席が、その前祝いを兼ねておるということだそうじゃ
大和の国は、古くからあの順慶の家が意のままに治めておる
ワシは、信長と語ろうて、そこへ斬り込んだのだ
それを知っていながら、公方様はワシを笑い者にするため招いたのか!?
これが公方様じゃ!」と、まくし立て(汗)
光秀は「松永様!我らは決してそのような…」と口を挟むのが精一杯(汗)

更に「ワシは、幕府を離れるぞ!大和へ戻り、あの順慶と戦う!
信長殿にその旨伝えてくれ!」と荒々しい足取りで去って行ってしまい…
って、このド迫力の怒りっぷりに「さすが舞台俳優の人は違うねぇ」と奥さん(笑)
確かに、吉田さんの声量といい、滑舌の良さといい
光秀が「ナンも言えねぇ…」状態になるのも当然って感じ(笑)

その吉田さんは、このシーンについて「ごごナマ」で…
松永久秀という人は、これまで悪役のイメージが強かったものの
吉田さんの演じておられる松永久秀は、人間的で好漢という役柄になっているので
ちょっと強面なところも出そうと思われ、演出家の方と相談なさって
あのシーンが生まれたとおっしゃっていたんですが
その演出家の方は、あの豊かな声の大きさに関して
「ちょっと大き過ぎるんじゃないかな?」と心配なさっていたんだとか…(笑)

それはさておき…松永プンプン丸(笑)が去って行った直後、摂津が目の前に現れ
光秀は「摂津殿、何故、今日、松永様をここに招かれた?
松永様と筒井様を会わせればどうなるか、判った上で仕組まれましたな?」と責めるも
摂津は「公方様は、皆が仲良う力を合わせて
幕府を支えて欲しいと望まれておられる
これまでの経緯を水に流し、戦を止め、手を結べとの、申さば親心
私は、それをお汲み致して…」と、のらりくらり…

すると、光秀は「ほう!では、摂津殿が叡山に行かれ
織田と朝倉の和睦に応じぬよう、天台座主と話し合われたのも
親心にもとる行いであった訳ですな?」と、菊丸情報をブッ込んでチクリ(笑)
摂津が「そ…それは奇妙な話じゃ、誰がそのようなことを?
戦は終わり、明智様はこうしてお戻りになられたではありませぬか」と返すや

「戦が終わった?(笑)信長様の戦はまだまだ終わってはおりませぬぞ!
今、こうして摂津殿がここにおられる、叡山の主も無傷のままでいる
古き悪しき者がそのまま残っておるのだ!それを倒さねば、新しき都は作れぬ!
よって、戦は続けなければならぬ!お分かりか?」と真っ向から宣戦布告!?

今までずっと無用な戦は避けたいと思って来た光秀が、ここまで言うとは…(汗)
でも、麒麟がくるような…戦のない穏やかな世を作るために
今は戦をしなければならないと思い定めたんでしょうね?

ただ信長が、伊勢、近江の一向一揆と戦ったあと
朝倉・浅井の背後にいる比叡山を潰すため、再び比叡山の麓に兵を結集させ
「僧兵や雇われ兵、山に巣食う者、全ての者を討ち果たせ!」と命じ
「山中には武具を持たぬ者も数多おりまする!
その者たちはいかが致しまするか?」という言葉にも
「今日まで山を立ち去れと、何度も申し伝えて来たはず!皆、斬り捨てよ!」と耳を貸さず…(汗)

この戦は必要と思っていたとはいえ、この命令には従えなかったらしく
伝吾が、逃げ惑う山の者たちを指差しながら
「信長様のご命令通り、1人残らず斬りますか?」と訊ねた時
「女子供は逃がせ!皆にそう伝えよ!」と答えるあたり
やはり、無駄な殺生はしたくないとの思いが強いんだなあと…
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