ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

2020年の秋ドラ7

2020-12-24 17:20:00 | 日記
続いては、今クール視聴率トップの「7人の秘書」
テレ朝お得意の「7人モノ」「1話完結」ドラマを
「ドクターX」「ハケンの品格」でお馴染みの脚本家
中園ミホさんが手がけられ、安定感抜群だったようですが

歴代「7人」の「婦警」「弁護士」「刑事」が、職務上スッキリ解決するのとは違い
今回は「名乗るほどの者ではございません」という「影の軍団」が
金や権力にまみれた特権階級の支配者たちを
「懲らしめてやりましょう」と人知れず鉄槌を下す…といった設定なので
いささかパンチ不足な感じが否めませんでした
まあ、同局の人気シリーズである「仕事人」や「ハングマン」的な展開を
期待していたせいもあるかも知れないけど…(苦笑)

でも、そういう先入観を持ったのは、毎回ドラマの冒頭に流れる
「この世には、表があれば裏もある…云々」というナレーションが
「仕事人」のそれを彷彿させたからで(笑)
しかも、そのナレーターをあの岩下志麻さんが担当なさっていたもんだから
勝手に「極妻」の「姐さん」を連想してしまい(笑)
ナンて言うか、もっと「厳罰に処する」風な結末を迎えるのかと思いきや
ホントに「懲らしめる」ってテイストでスカされちゃった感じです(笑)

ただ、最終回のラストに岩下さんが、内閣総理大臣秘書として特別出演なさった時には
その貫禄といい、品位といい、まさに「影の実力者」といった風格で
思わず「おおっ!」と高まりましたけど…♪
そんな岩下さんのファンでいらっしゃる甲斐さんより
一回りも年上だなんて全く信じられないほど、お綺麗でした♪

ちなみに…「極主夫道」のナレーターは、各話によって
大塚明夫さんや山寺宏一さんといった名だたる声優の方々が務められ
「おや!?」と耳をそば立てることがあったんですが
最終回の特別ナレーター・竹内涼真さんには気づかなくて(失礼!)
何気なく耳にしている「声」の存在感というか
語り口の個性みたいなものを実感した次第…

次は、最終回に賛否両論あった「危険なビーナス」
東野圭吾さん原作のミステリーということで、ストーリー展開は魅力的だし
吉高由里子さんと妻夫木聡さんの「最強タッグ」もイイ感じだったけど
…って、妻夫木さんの演じられた主人公の男性は
ちょっと東出昌大さんの役柄のイメージがカブって見えて、もしかしたら「共演NG!?」(笑)

最後の最後に「SUITS」の「たまちゃん」っぽいキャラの(笑)
しっかり者の看護師さん(中村アンさん)を当て馬にしてしまい
「ええ~っ!そっち!?」っていうガッカリ感が否めません(苦笑)
こんなことなら「たまちゃん」には「7人の秘書」に出て欲しかったなあ(笑)

まあ、バイプレイヤー好きの奥さんは、動物病院の院長役・辻萬長さんのシブイ声と
あの飄々としたキャラクターに癒されておりましたが(笑)
やっぱり「東芝日曜劇場」枠は、出演者の顔ぶれが豪華ですよねぇ?

さて、ここからは「恋愛モノ」4連発…まずは「恋つづ」枠の「この恋あたためますか」
原作なしのオリジナル脚本との触れ込みだったわりに
元アイドルで、スイーツに関して天才的な舌を持つ主人公が
コンビニチェーンの若社長にスカウトされて、スイーツ開発チームに加わり…といった展開も
主人公に思いを寄せるパティシエや社長の元カノ
職場の上司・同僚がストーリーに絡んで来るのも、いつかどこかで見たことある気が…(苦笑)

って、まあ「恋つづ」もラブコメの「王道」まっしぐらだったんだけど(笑)
見てるこっちがハズくなる(笑)ようなシーンでも
どストレートにブチ込まれると、ある種の清々しさを感じるというか(笑)
要は、視聴者の「お望み通り」ブレずに「いちゃコラ」して頂いていた(笑)のが

「恋あた」は、その二番煎じにならないためにか?
繰り出した変化球が、あまり効果的ではなくて
スレ違う2人の恋の行方に「やきもき」するより「イライラ」が募り
ただただ、仲野太賀さん演じる新谷くんの笑顔が切なくて切なくて…(苦笑)
もっとも、主人公の樹木ちゃんにあまり好感が持てなかったから(失礼!)
新谷くんはフラれて良かったかも知れないなあと…?(笑)

それより、このドラマで山本耕史さんを
「極主夫道」で志尊淳さんを毎週拝見していた時に、小松政夫さんの訃報が届き
お二人が「植木等」と、その付き人兼運転手の「松崎」を演じられたドラマ
「植木等とのぼせもん」を思い出し、ナンで消去しちゃったんだろ…と悔やんでます(汗)
あっ!そういえば、山本さんは「恋つづ」にも出演なさってましたよね?

それはともかく…「イライラ」加減では負けてないのが「#リモラブ」(苦笑)
イヤ、もう2~3話あたりから、ちゃんと見てなかったんですが(笑)
「檸檬」と「草モチ」の時はイイ関係だったのに
リアルでつき合い出した途端に、ナンかどっちも「めんどくせーな!」ってなっちゃって(笑)
そういう意味では「お似合い」のバカップル(笑)めでたしめでたし…(笑)

違う意味で「めんどくせー」のが「恋する母たち」(苦笑)
「東ラブ」の柴門ふみさん原作「セカンドバージン」の大石静さん脚本で
「なぜ、母になっても女は恋に落ちるのか」というテーマに挑んだ作品ですが

柴門さんの「性愛を含む女性の生き方に正解はない
自分の中のエロスを認め、上手に発散して行く必要がある」という言葉を踏まえても
3人の母親たちの内、2人は不倫の関係に陥り
「上手に発散」するとは、そういうこと?って気がするし(苦笑)

それを認めるなら、残る1人の母親の夫が、かつてW不倫の挙げ句、失踪した件も
その相手の女性の「発散」の仕方ってことになるんじゃないか?とか、ナンだかなあ…な展開だし

3人の高校生の息子たちが「大人と子供の間にいる『境界人』」という
「母親のエロス」に関して敏感に反応しがちな世代にも関わらず
さほど抵抗なく受け入れる様子にも違和感が拭えないし(苦笑)

サレ夫たちには、多少の感情移入が出来たものの
小泉孝太郎さん演じる斉木氏の感情の起伏というか
木村佳乃さん演じる女性に、唐突で強引とも言えるアプローチをしたかと思えば
いきなり、一方的に別れを告げるといった、その感情の流れが全く理解できず
「めんどくせー奴だな!」という印象のまま終了(苦笑)

もっとも、最後は全員ハッピーになったし(笑)
阿部サダヲさん演じる人気落語家が、チャラいようでいて
真摯に愛情を注ぐタイプだったのが救いでした(笑)

最後は、朝ドラ度高めの「姉ちゃんの恋人」(笑)
まあ、甲斐さんご贔屓の「ひよっこ」の脚本家が
そのヒロインを再び主人公になさったんだから、当然と言えば当然なんだけど(笑)

「姉ちゃんの恋人」役の林遣都さんのお母さん(和久井映見さん)が
パート先である、やついいちろうさんの経営する
お弁当屋さんの厨房におられると「すずふり亭」を思い出すし(笑)
有村架純さんと会話なさっているシーンを見ると
「乙女寮」で、みね子と愛子さんが話しているような気がするし(笑)

…って、それを言うなら、みね子の夫・ヒデさんは
吉田羊さん演じる「恋する母」と事実婚しちゃったし(笑)
愛子さんと再婚したはずの省吾さんは「麒麟がくる」で、振り切っておられるし(笑)
我らが光石研さんは、悩める「デザイナー」でいらっしゃいますが…(笑)

今作も「悪い人が1人もいない」ハートウォーミングな設定で
初回を見た時の予想通り、全員がハッピーエンドを迎え、朝ドラ感マシマシ(笑)
奥さんは、実は社長秘書だった警備員さんと
棄てられた椅子に座って写真を撮ることを趣味にしている男性に食いついていたので(笑)
最終回で、その趣味のきっかけが明かされたシーンでうるうる…って、そこなの!?(笑)

…という訳で、今クールの「恋愛モノ」は、1勝3敗(苦笑)
まあ、その1勝も「ホームドラマ」的要素が強かったし
やはり、今の日本では「愛の不時着」みたいな「ド恋愛モノ」は撮れないのかなあと…?
コメント
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