ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

2020年の秋ドラ3

2020-12-19 14:48:00 | 日記
「逃亡者」第2夜は、羽鳥慎一さんが「モーニングショー」の中で
「加倉井死刑囚 移送中に逃亡」というニュースを取り上げる形で
第1夜のあらすじを振り返るところから始まり

富士川渓谷から飛び降りた加倉井の生死は不明ながら
「周辺にお住まいの方、十分に注意をして下さい
一刻も早い身柄の確保が望まれます」と、まとめられる羽鳥アナ

まあ確かに、現実世界で、2人の人間を殺した死刑囚が逃亡するなんてことが起きて
それをニュースで知ったとしたら、その逃亡犯が冤罪を晴らそうとしているなど想像だにせず
ただただ不安な気持ちになるだけだろうなあと…(汗)

さて、その逃亡者は、どういう経緯かは判らないながら
おそらく漁船をヒッチハイク?(笑)したらしく、三浦港を目指しており
その船の持ち主(不破万作さん)から「言いたくなかったら、言わなくてもいいんだけどよ
何があった?」と訊ねられ「…すいません」とだけ答えると
「わかった、わかった、人生いろいろだ…電車賃にしな」と幾ばくかの金を差し出され
ありがたさと申し訳なさが、ない交ぜになったような複雑な表情…

船を降りた加倉井は、古着屋で着替えなどを買おうとするも
所持金が「6,600円」には足りず諦めようとした時
店主(火野正平さん)が「その革ジャンええな、3万やったら引き取るで
ちょうど欲しがってる客おってな」と加倉井が着ていた革ジャンを指差し
元々、バイクと一緒に盗んだものだった革ジャンを即座に差し出す加倉井(苦笑)

そのあと、簡易旅館に「取りあえず3日」「出来れば表が見える部屋」を取り
逃亡者となってから、余貴美子さん演じる女性宅で少し横になって以来
久しぶりの布団の上に倒れ込む姿に、過酷な逃亡生活の疲れが滲み出てました(汗)

が、しかし、加倉井の目的はただ逃げることではなく
あくまでも自分の手で真犯人を突き止めることな訳で
ベッドに横たわっている間に考えていたのは
自分を襲って来た犯人の左手が義手だったこと…

自宅で警察に事情を話した時には忘れていた、この真犯人に関する手がかりを
容疑者扱いされるようになってから思い出したために
警察には「でっち上げだ」として取り合って貰えず
弁護士は「義手を製造している所」が多過ぎて該当者が絞り込めず…

ただ、その義手の男を探すにも、先立つものがないと動きようがないということで
大学時代の恩師(山本學さん)に電話をかけるも協力は仰げず…
恩師は、加倉井から連絡があったことを通報こそしなかったものの
この会話が盗聴されていることは承知していた模様…

捜査班は、2人のやり取りを聴き、加倉井が使った公衆電話の背後の雑踏の音から
東京に舞い戻って来たのではないか?と考え
携帯電話の普及により減少したとはいっても
約2万台の公衆電話を調べなければならないことに「マジか…」とゲンナリ…(苦笑)

しかし、保坂警視が、音声を繰り返し再生させると
2人の会話のバックに「鉄腕アトム」のメロディが聞こえ
それは、JR高田馬場駅の発車ベルであることが判明

さて、加倉井が次に頼ったのは、大学の同期であり
かつ山岳部のザイルパートナーだった医師・宮島(杉本哲太さん)
宮島は、財布に入っていた現金を差し出し、潜伏先の心配もしてくれたものの
「これ以上、お前に迷惑はかけられない」と多くは語らず…
「友情ってイイなあ」とグッと来ていたのに
その直後、宮島は加倉井が現れたことを通報(汗)

逃亡資金を与えながら、ナゼ(通報したのか)?という保坂警視の質問に
「いくら親友とはいえ、これ以上、世間を騒がせるのは、彼のためにならないと思ったから…」
「本音を言えば、もっと助けたかった」が
「これ以上は、私も罪に問われるかも知れない
家族のことが頭をよぎったんです」と返し

加倉井が東京に戻って来た理由を訊ねられ「無実だからだと言ってました」と答えると
「それをあなたは信用しなかった」と指摘され
「彼が捕まることはないと心のどこかで思っていたのかも知れません
加倉井は、あなた方より頭が切れる男だ」
…といった説明をするも、今イチ釈然としませんでした(苦笑)

一方、加倉井はと言うと、例の古着屋でノートパソコンを購入
会計をしようとふと見ると、店主が先日の革ジャンを着ており「えっ!?」という表情(笑)
でも「6,600円や」という店主の言葉に、値札を二度見
そこには「9,800円」と書かれていて「ありがとうございます」と頭を下げる加倉井

宿でノートパソコンを開き、義手を取り扱っている病院を調べ、その病院を訪れるも
リハビリテーション科(義肢科)の前には警備員が立っていて
IDカードがないと入室は不可能と判り
スタッフルームに忍び込むと、ちょうどシャワーを浴びている男性がいて
その衣服が置かれたカゴの中から、IDカードを拝借(苦笑)
証明写真を撮り、古着屋で何やら買い物をし、宿に戻ると
拝借して来たIDカードに自分の写真を貼って偽造完了(汗)

深夜、事件が起きた自宅に入り、妻が刺されて倒れていた場所を見つめ
「痛かったろう…」と涙を流していた時
懐中電灯と当時の捜査資料を手にした保坂警視がやって来て、慌てて身を隠す加倉井
保坂警視は、加倉井が真犯人と格闘した際に付いた壁のキズや
凶器のナイフを投げ捨てたとされている2階のベランダ
そのナイフが発見された庭の花壇を見て回り、矛盾点に気づいたらしく
部下たちに、当時の関係者から再び話を聴くよう指示

加倉井の妻と一緒に殺害された家政婦さんの姪(中島ひろ子さん)が
裁判で証言した、叔母から聴いたという話
夫婦間のいさかいが絶えなかったとか、妻が流産した際の加倉井の冷たい態度とか…は
事件の直前に起こったことではなく、2年も前のことだったと判明(汗)

一方、宿に逃げ帰った加倉井が、犯人と格闘になった際の一瞬の記憶を頼りに
ノートパソコンで義手の型を特定していたトコへ
覚醒剤の売人をやっている、宿の主人(銀粉蝶さん)の息子のもとへ捜査員らが現れ
慌てて、ノートパソコンや資料をかき集めて逃げ出すも

捜査員の1人…「顔面凶器」こと小沢仁志さんの弟さんで
甲斐さんに言わせれば「インテリやくざっぽい」(笑)小沢和義さん…が
ある1室の窓が開けっ放しになっていることに気づき
その部屋を捜索したところ、加倉井の指紋が検出され

その報告を受けた捜査班が宿を訪れると、めぼしいものは残されていなかったものの
加倉井が貼り替えた、IDカードの持ち主の写真がゴミ箱に捨ててあり
その写真を拡大して見ると、胸元に「東日本大学病院」の文字が…!

その頃、加倉井は、偽造IDカードを首から下げ、清掃員の格好をして義肢科に潜り込み
掃除機のスイッチを入れ、清掃中を装いながら
義肢科内のパソコンで、犯人と同じ型の義手を使っている人間を検索し
5人の該当者をリストアップし終え、病院を出ようとしたトコへ
マンション火災による怪我人が続々と緊急搬送されて来て、黙って立ち去ることが出来ず

ある医師が外傷だけだと診断した少年の様子に違和感を覚え、思わず触診を開始(苦笑)
カルテに自分の診断を書き加えているところを、当の医師に見咎められ
「カルテにデタラメなことを書いて、子供が死んだら、どうするつもりだったんだ!」と
警察に通報されそうになった時、大学の恩師の喜寿祝いパーティで会った女性医師(稲森いずみさん)が
「あのカルテに間違いはなかったわ
あなたが看た男の子は外傷もあったけど腸管破裂だった」と告げ
更に「宮島先生に頼まれたんです」と自宅の鍵を差し出し逃亡幇助

そのあと、捜査班らが病院に到着した時にも
「あの状況の中で、指名手配の男がいるとは思ってもみませんでした」と
くだんの清掃員が加倉井だとは気づかなかったと証言
…って、これはまあ保坂警視の言う通り、清掃員になりすまして潜入した先で
指名手配犯が「どうしてマザーテレサみたいな真似なんかしたんだ?」って話で(笑)
まあ、加倉井が根っからの医者だからなんでしょうけど
出来れば、この手のエピソードをもっと観たかったなあと…

それはともかく…
またしても、あと一歩のところで加倉井を逃してしまった保坂警視(苦笑)
でも、病院の廊下で義足の患者とすれ違い、加倉井が清掃員に化けて潜入した理由は判明
ただ、加倉井を逮捕した上司(篠井英介さん)から
「また加倉井を逃がしたそうだな」とイヤミを言われブチ切れ(苦笑)

「妻と冷めきっていたというのは、2年以上前の話だった
それに、医師の仕事をあれだけ全うしている男が、家政婦を道連れにして殺したりするもんか?
加倉井は義手の男と争ったと主張していたが
あんたたちはそれを加倉井の作り話だと決めつけた
だが、あの格闘した痕跡は、加倉井1人じゃつけられない

それだけじゃない!加倉井が、2階の窓から凶器のナイフを玄関脇の花壇に捨てたと調書にはあったが
あの窓から投げても、調書にあったような場所には落ちない
出世を急ぐあまり、ろくな捜査をしなかった証拠だ」と詰め寄り
上司が「犯人は加倉井だ!加倉井の女房には親から引き継いだ資産があった!」と主張すると

「加倉井は腕の良い外科医だ!金には困っちゃいなかった
物的証拠はあっても動機がないってことだ。しかも、作られた証拠ばかりだ!
だから、あんたはアレコレ調書に書き加えた
いいか?加倉井が無実だろうが、そうでなかろうが俺は興味はない。逃げた奴を捕まえる、それだけだ
ただ、なぜ逃げ続けるのかを知りたかった…それが今、よく判ったよ」
…って、ハナから、この人が事件を担当してくれてたら良かったのに…(苦笑)
もっとも、それだとドラマにならなかったんですが…(笑)
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