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ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろ 愛ろく4ツアーもろもろ6

2018-11-24 14:14:00 | 日記
我が国には「御三家」や「三種の神器」「3大〇〇」
相撲の「三役」や野球の「三冠王」などなど
「3」にまつわる言葉が多いんだけど

東海学園大学の安田特認教授によれば…
「数字の『3』には、古くは中国から広がった安定感のある思想がこもっている
1対1の対決より、3つのバランスによる
『融和』で高め合うイメージが好まれやすい」そうで

そういえば、以前に甲斐さんが「3人組」のお笑い芸人さんは
1対1で意見が対立しても、もう1人が調整役となるため
「みんな仲が良いらしい」と話されてましたよね?
まあ「W」さんだけは例外でいらしたみたいですが…(苦笑)

また、放送作家の加瀬清志さんは…
「日本人は『おや、まあ、なるほど』と、3回うなずいて納得する文化
だから、3人や三つで売り出すことが多い」とおっしゃっていて

これも、甲斐さんが、甲斐バンドのNY3部作について…
「この国ではね、1度じゃ判らないですね
この国は、同じことを3回やらないと判らない国だね、本当に…
これは間違いない、経験上言うけど…(笑)
で、3回やったら急に先駆者になる(笑)」

…と、それまでは、受け入れられてなかったのが
3作目の「ラブ・マイナス・ゼロ」をリリースなさった途端に
「音楽雑誌からのインタビューが殺到したんだよね」と話されてました(笑)

まあ、甲斐さんご自身もかつてのインタビューで…
「続けて3回以上、コンサートをやる気はしない
俺は、奇数というのは、ある種の緊張感を生む数字だと思う
偶数の甘さに耐えられるのは、せいぜい『2』までだよ

だから、どんな大きな街でも、コンサートは最高3回までだ
4日目になると、一体どういう理由で、俺はここで歌ってんだ?という
メチャクチャな気分になって来る
つまり、ある種のテンションを支えることが出来るのは
精神的にも肉体的にも、3回が精一杯ってことだね」とおっしゃっていて

確かに、武道館ライブにしても、ロッキュメントにしても
1日2公演とはいえ、ビルボードライブも
ローリング・サーカス・レビュー・ツアーも
同会場でのライブは2日、もしくは3日ずつ…

レビュー・ツアーに至っては、毎日セットリストを変更なさって
緊張感をキープされているように思われましたし
そう考えると、甲斐バンドが解散した86年の武道館5日間連続公演は
まさに例外中の例外、別枠扱いということだったんでしょうね

…で、今回の愛ろく4ツアーですが
MEETSツアーやビルボードライブ・ツアーと同様に
過去3回で「おや、まあ、なるほど」と(笑)
そのスタイルやコンセプトが浸透したところで、どう進化させるか?

どの方向へ、より高く、より深みを増して行くのか?…といった意味で
これまで2回目、3回目に舵を切られた時よりも
更に大きな転換を意識なさったんじゃないかと…?

そもそも「MEETS」自体が「My Name is KAI」…
文字通り「ひとりきりの甲斐よしひろ」に端を発した進化形ですし
3回目となる「MEETS AGAIN」を経て

それまで、キーボードは、押尾さんのギターのサポートという意味合いで
「薄く演奏する」こととされていたのが
「MEETS RETURNS」では、新メンバーに上綱さんをお迎えになり
「完全にバンドサウンドでしょ」と思うくらいにまで、その存在感と
ライブのクオリティを高められました

今回の愛ろく4も、過去3回の…実は密かに(笑)流れている
「なんちゃってキーボードレス(笑)」ではなく
上綱さんが、リアルにステージにいらっしゃったそうだし(笑)

「見た目で大きく変えた方がいい」とスタートなさった
この愛ろくツアーのコンセプトを、返す刀でバッサリ斬り捨てられ(笑)
それでいて「テーマはロックンロール」は継承され…というか
愛ろく1より更にストレートなロックンロール・ナンバーが配されていて

甲斐さんが、去年の甲斐バンドツアーの出来は
ビルボードライブはもちろん「愛ろく3をやったことが大きく影響している」
…とおっしゃっていたことと考え合わせると

来年の甲斐バンド45周年に向けての布石というか
「チャレンジ」であるソロ活動で得られたものを
「バンドに還元する」ということは元より
今回の「愛ろくバンド」で、来年の甲斐バンドツアーに繋がる
「何か」を試されたんじゃないかと…?

もちろん、それは奥さんが、来年の甲斐バンドライブを観て
すぐに判るようなものではないでしょうけど(笑)
「長らく、こういう(R&R)のをやってなかったんで…」というだけではなく(笑)

「こんなに、あったんだ!?」と甲斐さんご自身が驚かれたほど
数多あるR&Rナンバーの中から
ここまで沢山のカバー曲を選ばれたことの意味が隠されているはず?
…と思うのは、穿ち過ぎでしょうか?(笑)

余談ですが…甲斐さんはよく「最初の3曲で俺たちをノセろ」とおっしゃるみたいだけど
水上はるこさんによれば…「コンサートが始まっても
最初の3曲くらいまで、彼の歌は不安だ
ついさっきまで、オレンジジュースを飲んでいたかのような
屈託のない、青っぽい歌い方

だが、3曲目を過ぎると、俄然、声も身体もリズムに慣れる
あの有名なハスキーヴォイスに、こってりと脂が乗って来て
それはそれは見事な大人の質感が出て来る」…そうですが
この青っぽくて、大人の質感を持った頃の声が、奥さんの大好物と思われます(笑)

そうそう!ツアーが始まって最初の3公演…「特に3本目が大事」
…というのも、甲斐さんの口癖でいらっしゃるみたいだけど
今ツアーのように全4ヵ所+追加2ヵ所では当てはめにくいし(笑)
来年のツアーでは、がっつり2ケタ回って頂きたいですね(笑)
コメント
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