nobutaと南の島生活in沖縄本島リターンズ

ブログ「のぶたと南の島生活」の写真容量がオーバーしそうなので、食べ歩き用に開設した新ブログになりますよ!!!

鮮魚のお刺身コースと気さくで丁寧な接客に感謝・・・海と星空の小さな宿WASSAWASSA(大宜味)

2020-10-06 05:22:00 | 大宜味村食べ歩き


沖縄県が独自の緊急事態宣言に入る前の7月半ば過ぎに古宇利島のホテルに宿泊。その際、オーナー夫婦から「近くに美味しい料理を出してくれるホテルがありますよ!!!」と紹介してもらったのが、今回、宿泊場所として選んだ大宜味村の「WASSAWASSA」さんです。
食べ歩きが人生で一番の趣味となっているnobuta。この週は激動の日々(何せ火曜日に胃癌であることが判明、金曜日には緊急の精密検査)だったのですが、そんなことになるとは露とも知らないので、金曜日にホテルの予約をしていたんです(笑)
残念ながらヨード造影剤を投与された日だったので、お酒は厳禁と説明を受け、泣く泣くホテルに向かいながら、今夜は美味しいお酒とは無縁の夕飯になるなぁと・・・・

さて、病院での検査を終えて、南部の自宅を遅めに出発することとなり、ホテル着は午後5時少し前。北部観光もすることなく直接行きました。
ホテルの場所は、前回の古宇利島宿泊の際に実査していたので知っていたのですが、西海岸の一本道沿いにあります。目の前は、自然のビーチとなっており、きれいな砂浜と海が広がります。
駐車場は、ホテルの前に6台分あり、車を乗り入れるとオーナー兼シェフが迎えてくれました。
とても気さくで丁寧なオーナーさん。1泊でしたが結構おしゃべりをさせて頂きましたよ(笑)
まず、小さな宿と冠があるとおり、2部屋のみのお宿になります。
テレビがないという点が素晴らしく良いところで(皮肉でもなんでもありません)、自然を満喫できるのでテレビなんか不要なんですよ。
海は綺麗だし、nobutaたちが県民じゃなければ、間違いなく夕方のこの時間帯からも泳いでましたね(まだまだ暖かい)。それに、夜はホタルと満開の星空で、こんなに綺麗な星空を見たのは、石垣島に住んでいた時以来でした(一度、石垣島の全く街灯がない畑のど真ん中に真夜中、幼い長女と星空観察に行ったことがあったのです)。
さて、ホテルですが荷物を一旦部屋に置いて2階のテラスでチェックインを行います。
その際、マンゴージュースのサービスがあります。
これがまずもって美味しいです。マンゴー大好きですからね(笑)
2階には、海を眺めることができる露天風呂があり、1階にも貸切風呂があります。2階は水着での利用となりますが、これが綺麗。日中に入れば海や夕日を見ながらのんびりできますし、夜は、真っ暗なので(裸でも誰も気にしなさそうです)、星が迫り来るくらい光り輝いているのです。
1階は、2部屋の方が交互に利用する形になり、オーナーさん夫婦がコロナ対策のため清掃を都度して入れ替わりができるような対応をされていました。ただ、それでも、お風呂入り口の扉に、使用中の札を掲げれば、洗顔などもすることになるので、宿泊客にとっては分かりやすいかなって気がしましたね。




















さて、nobutaの目的は、もちろん食事です。美味しい食事を食べるために宿泊することに決めたのですから当然ですよね(笑)
宿泊コースには何パターンからありましたが、「漁港買い付け!鮮魚のお任せコース」を選択しました。妻はイタリアンやフレンチなどのオーベルジュが好きですが、nobutaは「鮮魚」に飢えているので、このコース一択ですよ!
オーナー夫婦は、ともに調理師免許を持たれており、和洋折衷なんでもできるようですが、和は奥さんが担当とのこと。そのため、ホール的な役割は旦那さんがなされておりました。
旦那さんは仲買人ということで辺士名漁港の競りに参加して購入した鮮魚を出していただけるとのこと。連泊して一緒に買い付けて、夜、好きに調理して出すこともできると話されていました。それは胃癌から復活できればの楽しみにしておきましょう(笑)
さて、コースは、地元の食材で彩られた前菜からスタートします。それが二皿・・・器も凝ってるし、味も美味し!ですね。





で、メインの「鮮魚の刺身」が登場しました。
それが、最初の写真です。アップがこちらになります。
メインはフエフキダイ1匹を炙ったものですね~。マグロなどすべてが新鮮で美味いですな~


量も多いので、ゆっくりと味わって食べます。
これで日本酒もしくは白と味わうことができればもっと嬉しいんですけどね。酒が飲めないのは残念です(汗)




次に天ぷらの盛り合わせがやってきました。これまた沖縄のお野菜とフエフキダイの天ぷらがたっぷりです。天然塩が添えられてますが、島らっきょ以外は、塩は不要なくらい品々に味があります。魚美味いっすね~。



そして、お吸い物とアサヒ蟹の混ぜご飯が登場します。
このね、混ぜご飯がね、美味いんですよ。
煮魚や焼き魚などもう1品あってもいいんじゃないかってコース的には思われるかもしれませんが、この流れで十分におなか一杯になります。それだけ刺身と天ぷらは量がありますので十二分です。


最後にアイスとコーヒーが出てきますが、お酒を飲んでいないnobuta夫婦ともに胃袋がパンパンになっていましたよ(笑)
美味しいお魚は本当に美味しいですね。身がぷりぷりして最高です。奥様の作られる料理はどれもやさしい味わいで申し分ありません。
まずは、満足の夕飯となりました。

さて、朝です。シャワーを浴びて綺麗な海を眺めます。そうそう、夜は星だけでなくホタルも飛んでいて、これまた子供が小さいころにホタルを見るために出かけて以来、飛び回るホタルをじかに見ましたよ(笑)
朝食は、午前7時30分、8時、8時30分のいずれかの時間とのことだったので、最後の8時30分に食べることにしました。

でね。朝食も見事なんですよ。これまたお魚なんですけどね。
朝はコショウダイのバター焼きなんです。だから夜には焼き魚がでなかったんですよね。
朝食の写真がこちらになるんですが、どうですか、見事でしょ。
量というのではなく、シンプルなんですが、どれも素朴で美味しいのですよ。






特にアーサ汁なんて馬鹿みたいに美味いです。
焼き魚は、昨夜同様にほくほくでぷりぷりです。これはご飯が進みます。もちろん、あっさりとした味付けながらもべらぼうに美味しいですよ。
こういう朝食だったら毎日でも食べたいですね~。
朝から幸せな気分になり、「別のホテルのオーナーが美味しいと評したホテルは美味しい」と実感しましたね。
激動の一週間の終わりが、満足できる終わり方で、来週の活力となりましたよ。
とても良いお宿で、とても美味しい食事でした。
次のチャンスがあれば、オーナーさんと辺士名漁港で競り落としたお魚で、美味しいお酒を飲みながら美味しい食事を食べたいものです。
ごちそうさまでした!!!

大宜味村根路銘97