食べログではランチ営業のみとなっている10月にオープンした豚丼屋がパレット久茂地の道向かいは、トンカツ屋コションの2階にひっそりと営業しています。 以前はネイルサロンだったはずですが、豚丼屋ができたので、このビルには飲食店が6店舗あることになるはず。コションしか目立たないのでなかなか認知されていないはずですね(^_^;)
さて、その豚丼屋は『やまびし』と言うのですが、正式には『ダイニングやまびし』若しくは『ダイニング甲州やまびし』というのが正解のはず。つまり『ダイニング』なので、夜に食べることをメインにしたお店なのです(笑)
こちらの豚丼ランチについては一月後にアップすることになりますが、夜についてはあまりにも素晴らしいので、早く認知されて人気店になって欲しいと思い(この感動を共有したい)、直ぐにレビューすることにしました。 人気がでれば、現在のワンオペでは応対不能だと思いますけどね(^_^;)
この日のお昼、ランチ利用で初訪問したnobutaは9合目豚丼980円を堪能。あまりにも美味しく値段もお値打ちなので、会計しながら山形県出身の店主と会話。看板を出したり、宣伝すれば人気のランチになるので頑張ってね!程度の話だったのですが、そこで店主から『やっと看板が出来上がり、明日から看板設置します!』『夜もスタートしてせんべろもやります!』とチラシを見せてもらいました。 そのチラシには『飲み物3杯+アテ1品』とあり、飲み物はビール(小瓶)ならば2杯分なのでビール+飲み物1杯となっていました。
この内容なら呑兵衛さんは見向きもしないでしょ(笑)
しかし、nobutaは思ったのです。まず、ビールを別のお店で飲んでから、こちらのお店に転じればいいと・・・なぜならオールタイムせんべろをやっているから!
そして、そして、何よりもこちらのせんべろが他のお店と違うのは、ワインがワインがワインがぁ~
なんと、なんと!
日本ワイン
なんですよ。分かりますか?国産ワインではないのです。
これは凄いことです(笑)
沖縄は『せんべろ』文化が定着した感がありますが、初期の頃は、飲み物が『コロナビール3本』のせんべろなどをやっている良心的な試みのお店が多かったんです。今の『せんべろ』は『第三のピール3杯』程度のお店が多いのが現状。まぁ、儲けを考えれば当たり前といえば当たり前。
そんな時代に『日本ワイン』3杯の『せんべろ』は衝撃的なんです(笑)
これは、直ぐに行かねばならぬ!と決意してランチから戻ったnobutaは、呑兵衛の同僚に声掛けし、早速、夜に突入することにしました。
店内はカウンターと2人掛けテーブルの小さなスペースですが、道路側(コションの真上)はテラス席で4人掛け2卓、2人掛けがあります。当然、雨が降ってても横なぶりじゃなければ問題ないテラスなので、コロナ渦でも問題なしですよ! そのテラス席に陣取り、せんべろの説明を受けます。それはアテの方の説明で、写真のメニューのうち、250円と350円から1人1品になります。
ランチの豚丼が美味いですからアテも美味いに違いないと当て込んだわけで、それは正解。まず、頂いたのは、『クリームチーズ塩昆布』『国産鯖明太』 それをつまみながら、お目当てのお酒を確認。 すると店名にある『甲州』のとおり、山梨県の『日本ワイン』の白、赤に同じく山梨の酒造元の『どぶろく』、店主の出身地である山形の日本酒『出羽の里フォコン』がラインナップされていました。
ワインは、一升瓶のボトルがなくなれば、別の種類の日本ワインに変わるそうです。ますます、良いですねぇ。日本ワイン大好きなんですよ(笑)
しかも山梨フリークなnobuta。まさに完璧な展開です(お店のオーナーが山梨の方なんだそうです)。
この日の白は、初見のラベルなし蒼龍葡萄酒さんの『契約ワイン』です。手書きした説明文に『農家の自家消費ワイン 大雅園の朝摘み 甲州2019』とあり、色々と記載があります(写真で確認してください)。赤は、これまた初見の大泉葡萄酒さんの『地ざけ』とラレルがあります。これにも手書きの説明文があありました(写真のとおり)。 nobutaは白から入ったんですが、とても美味いのですよ(笑) これはしばらく白攻めですなぁ。赤やどぶろくは連れに任せましょう(笑)
『濁酒』はスズラン酒造工業さんのお酒でラベルには『山梨のこしひかり』と書いてありますね。連れ曰く、とても美味いらしい。
連れはここからnobutaが昼飯食べた豚丼を注文。胃袋を落ち着かせてました(笑) これは、二順目のせんべろに入りますぞ。
まず、アテはせんべろメニューではない『馬刺』オープン記念特価1,200円を注文。白ワインは、ここから丸藤ブドウ酒さんの『ルバイヤート甲州』に突入(笑)
これを馬刺にアテて飲み進めます。
こいつも美味いなぁ!
更に赤で、同じ丸藤さんの『ルバイヤート ベーリーA』に切り替え。
最高に気持ちよいせんべろっすねぇ。
せんべろのアテとして、〆に『クリームチーズおにぎり』を注文。
ここでnobutaは時間切れ。バスの最終に乗り遅れそう(^_^;)
おにぎりは持帰りにアルミで包んでくれましたよ。
連れはもう少しせんべろを楽しむということで、nobutaだけ抜けて帰りました。
翌日、連れとあのせんべろは最強だなぁと思出話(笑) また、近々再訪問することで意見一致。
素晴らしいお店でした!
惚れ惚れしましたね。書いてても嬉しいので、直ぐにアップすることにしましたよ。
お酒大好きな呑助さんは、是非、人気が出る前に行ってみてください(笑)
ご馳走さまでした!
那覇市久茂地1-2-1