佐敷小グスクの高台にある隠れ家イタリアン『ビーナチュラル』に行ってきました。以前、一度飛込みで向かった時は臨時休業だったので、今回は事前にオープンの午前11時30分に予約を入れて万全をきしましたよ(笑)さて、この日は夕方にはコロナ対策の第3フェーズ入りを県が表明すると言われていました。実際、県内はGOTOキャンペーンを相俟って観光客が増えており、県内紙などは観光客がコロナを持ち込んだ様な記載ぶりでしたが、既にそれはあるとしても、市中感染が広がっていて観光客すら沖縄観光でコロナに罹患する恐れが高く、中部では米軍絡みで感染が広がっていて、nobutaは、ランチ食べ歩きをする上で、今後は、『米軍関係者や観光客が来ない』『県民もあまり来ない』『店が広々としており対策がしっかりとやられている』飲食店だけを食べ歩く方針を立てていました。いわゆる3密を避けるを徹底するのです。
そういう意味で、『ビーナチュラル』はベストだと思えたのです。
また、これまで飲食店を食べ歩いていて感じるのは、お客さんが帰ったあとに直ぐに座った椅子やテーブルを消毒するお店が少ないということ。それならば、事前に消毒を徹底しているであろう『一番客』(オープン時間)として食べ歩くしかないと考えました。
閑話休題

前回お店まで行ったとき、高台に入るルートは2箇所あるのですが、旧知念村方面から入ってしまい、難易度が高い狭い道だったので、今回は佐敷方面は、佐敷小グスク入口の鳥居のあるルートを選びました。
そこからは道端に『ビーナチュラル』の看板が丁寧に要所要所に設置されているので迷うことはありません。何せ、本当にお店があるのか不安になる山道ですからね(笑)
お店は予約者専用の駐車場と普通の駐車場を完備しており、かなりの台数が停められます。店舗横の予約者駐車場から佐敷の海を眺めることができます。
お店の外観は森の中のお洒落なカフェ。店内は素晴らしい空間と飾り付けで、まさにデートのためにあるような室内(店内の撮影は禁止のようです)、落ち着いて食事ができますよ!コロナ第一波後の営業はランチとディナーに分かれており通し営業とは違いますので、基本は事前予約(当日可)で訪問するのが良さそうです。
勿論、一番客のnobuta。店員から席を案内してもらい、4人掛け席に座ります。コロナ対策の換気のため窓を開けていると説明を受けましたが、クーラーがガンガン効いており涼しいですよ。
メニューはランチコース1,848円のみ。この日は、
前菜:島南瓜の冷製スープ~地元産のムカゴとピパーツを添えて~パスタ:地元産セルバチカルコラとドライトマトのパスタ~イタリア直送のオリーブオイル仕上げ~
メイン:知念漁港直送の鮮魚メカジキのソテー地元産野菜添え
デザートとドリンク
という内容でした。デザートはマンゴーをメインにした食材でしたが名称を忘れちゃいました(^_^;)ドリンクは黒糖カプチーノ、妻がオレンジのフレッシュジュースを選びました。
パスタのタイミングで自家製パンが出てきますが、これはお代わり自由です。また、パン好きnobutaを唸らせるほど美味しいパンだったことを申し添えておきます(笑)
出てきたのは順序良く写真として添付しますが、兎に角、一品一品手が込んでいました。





冷製スープは、スープだけじゃなく、内部に浮遊する固形食材にも気を配り、食間でも楽しめるようになっています。パスタもメインもソースを二重三重に重ねて、添えている野菜と麺やソテーにも味が反映されるようになっており、デザートもコンセプト的には同じ感じに組み立ててありました。この内容で、このお店の雰囲気で、2,000円以下に値段を押さえてあるのは、県民的には有難いですね。懐寂しいですから(笑)
県外から旅行でやって来る方々は、沖縄でイタリアンなんて考えて観光している訳ではないのでなかなか訪問する候補として上がりにくいんでしょうけど、何度も沖縄にやって来ているとか、3泊の1日くらいは沖縄的じゃないランチを食べたいとか、そういう方には是非食べてほしいものです。そうなると隠れ家じゃなくなるのかも知れませんけどね(^_^;)
ご馳走さまでした!
南城市佐敷字佐敷138-1