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天野山金剛寺に花見

2014年04月05日 | 日々の雑感
天野山金剛寺に花見

毎年、天野山金剛寺のしだれ桜を見に行くのだが、時期が遅すぎて葉桜になっているので、今年こそは、早めに行こうと、今日出かけてみたのだが、今年も遅かった。どうやら先週の土曜日あたりが満開だったらしい。このしだれ桜は普通の桜よりも開花が早いみたい。

うちから天野山金剛寺へは、陶器山を越えて、堺市と大阪狭山市&河内長野市の境界にある、天野街道を行く。このコースは、西高野街道から分岐しており、そこまでは以前歩いた道を進む。

左高野山、右天野山という石彫の標識があり、そこが分岐点になっている。そこを右に進むと、たぶん陶器山だと思われる山道に入る。山道といっても、天野街道というくらいだから、かなり古くからある道で、果ては熊野まで行く道だったというので、整備されているし、ところどころ住宅地が道のそばまで迫っており、近所の人達の格好の散歩道にもなっている。

まわりを木々で覆われているので、夏なんかは涼しげでいいだろう。今は、山ツツジが可憐な花を咲かせている。いわゆるツツジと違って、小さな花だ。

4kmくらい行くと、この森を抜け出て、あたり一面畑の田園風景になる。あちこちに桃や梨の栽培が行われており白やピンク色の花盛りだし、菜の花畑は黄色に染まっているし、草を焼いている煙が立ち上り、ホーホケキョとうぐいすがあちこちで鳴き交わしている。なんとものどかな田園地帯だ。ときどきケンケンという鳥の鳴き声が聞こえるので、キジがいるのかもしれない。

出発してから2時間30分くらい歩いて、天野山金剛寺に到着。あたりは桜が満開。なのにしだれ桜はもう花が終わって、葉桜になっていた。仕方がないので、あたりの桜を愛でて、バスに乗って、河内長野駅前に行く。

駅の一つ手前で降りると、ラブリーホールがあり、そこのレストラン、ケーズキッチンでランチを食べた。ラブリーホールにはよくオペラを観に来たことがあるのだが、こういうところにあるレストランって、せいぜいピラフとかサンドイッチしか置いてないという先入観があって、敬遠していたのだが、ちょっと調べたら、手作りに凝った美味し料理を出すということなので、初めて入ってみた。私はビーフシチュー、上さんは日替わりランチで、今日は豚ロースの具だくさんソースで美味しかったそうだ。

前日までとは違って寒の戻りみたいに寒かったが、楽しい半日だった。


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