青森県田舎館村で、地域の将来のためにとブランド化を始めた、「田舎館村 稲華会 あさゆき」。
日本テレビ「満天☆青空レストラン」で紹介してから、既に1週間が過ぎた。
青森県庁も全農あおもりも、頭の中は「青天の霹靂」だけ。
そんな状況下では、「あさゆき」は潰されてしまう。
だから、青森県庁にも全農あおもりにも知らせず、ほぼ極秘のまま、計画を進めていた。
なので放送終了後に、どちらかから、クレーム等が入ると思っていた。
しかし、予想に反して一切連絡は無いまま。
確認したが、田舎館村の稲華会にも、一切の連絡は無いらしい。
ということは、とりあえず表面は、容認したと考えていて良いのだろう。
裏の考えは解らないが・・・
もっとも、全国放送の人気番組で紹介してしまった「あさゆき」。
それを潰しに入れば、全国から非難されるのは確実。
県庁の立場も、全農の立場も、危なくなるのが今の時代。
よって、「何も出来ない」というのが、一番正しいのかも知れない。
ならば、テレビ放送後に、「あさゆき」の種を用意して、来年、美味しい汁を吸おう考える方が、頭が良い。
しかし、出来なかったはずである。
なぜなら、県庁も全農も斬り捨てた青森県のオリジナル品種「あさゆき」のため、種場では種の用意をしていない。
地域ブランド米に育てるために、事前にお願いしていた、稲華会の分しか、種は増やしていないのだから・・・
ということから、青森県庁も全農あおもりも、来年中は、何も仕掛けることはない。
つまり、来年も、田舎館村のブランド化計画は、ほとんど邪魔されずに、進められると考えて良いだろう。