新聞(25.11.4)を開くと、高倉健をはじめとする5名の文化勲章受賞者の集合記念写真が掲載されています。私は心の中で「これが宮内庁御用達の姿勢だな」と確認しました。何のことかと言えば、集合写真に写っている人の足の開脚幅です。洋服でも着物でも、若干の違いはありますが、こぶし2つの開脚幅が写真のポーズです。
新春の天皇陛下ご一家の写真が公開されますが、こちらの写真の方がみ足の開脚幅は厳格、皆さま揃った開脚幅で、女性はしっかりとみ足を揃えておられます。なぜ写真撮影の足の開脚幅が気になるかと言えば、いつも気にしているからです。
43歳の折、本願寺ご門主(即如上人)の第4期組巡教随行講師を拝命し、4年間に16組の随行させていただきました。その時、決まってご門主を中心に関係者が集まっての記念撮影があります。いつもご門主は、布袍のつけての撮影の折は、足をそろえて臨まれます。そうすると隣に総務(重役)であっても、足を開いた姿勢でいると、不遜な感じを与えます。そのことをいつも意識しているので、私は、念仏奉仕団の集合写真でも、ご門主と撮影に臨むときは、足をそろえた姿勢を取ります。
洋服で足をそろえた姿勢になると、おおかた膝が割れて見苦しいのですが、布袍を付けていると、自然体でみえます。今度、意識して写真を見てください。
天皇陛下のご一家での集合写真は、よく見ますが、一般の人との、記念のかたぐるしい集合写真は、見た記憶がないので、ひょっとしたら常に敬い相対する方であるということから、天皇陛下と同列で立つということをしないのかも知れません。
新春の天皇陛下ご一家の写真が公開されますが、こちらの写真の方がみ足の開脚幅は厳格、皆さま揃った開脚幅で、女性はしっかりとみ足を揃えておられます。なぜ写真撮影の足の開脚幅が気になるかと言えば、いつも気にしているからです。
43歳の折、本願寺ご門主(即如上人)の第4期組巡教随行講師を拝命し、4年間に16組の随行させていただきました。その時、決まってご門主を中心に関係者が集まっての記念撮影があります。いつもご門主は、布袍のつけての撮影の折は、足をそろえて臨まれます。そうすると隣に総務(重役)であっても、足を開いた姿勢でいると、不遜な感じを与えます。そのことをいつも意識しているので、私は、念仏奉仕団の集合写真でも、ご門主と撮影に臨むときは、足をそろえた姿勢を取ります。
洋服で足をそろえた姿勢になると、おおかた膝が割れて見苦しいのですが、布袍を付けていると、自然体でみえます。今度、意識して写真を見てください。
天皇陛下のご一家での集合写真は、よく見ますが、一般の人との、記念のかたぐるしい集合写真は、見た記憶がないので、ひょっとしたら常に敬い相対する方であるということから、天皇陛下と同列で立つということをしないのかも知れません。