仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

オークションの罠

2010年12月05日 | 日記
昨日(22.12.5)送付されてきた『寺門興隆』(2010.12号)に“有名仏師作と称する仏像のネットオークションの謎―本物なら200万円以上なのに落札30万円の謎”と題した記事が掲載されていました。有名仏師の刻んだ仏像の偽物が多くオークションに出品されているということでした。

仏師当人がそのことに気づきヤフー側に申し入れたが、“出品者と落札者の間の問題ですから”と取り合わず、後日出品オークションの画像に「本物保証とありますが公な鑑定書は受けていないので保証できかねる」と補足がついていたとありました。


私もヤフーのオークションをのぞきます。2.3度あったことであが、本願寺前門主大谷光照さまの一行物の掛け軸出品されていたことがあります。サインの筆跡はどう見ても、ご当人のものではありません。しかし捺印は本物のような角印が押されていました。

前門主のお書き物は多くよく見かけるので、だれがみてもニセモノ、あるいは同姓同名の人が書いた異物と分かるので、オークション価格は本物に比べて、低額でした。でも低額にしろ求めた人がいたのですから、買った人は本物だと思っているのでしょう。

でも中には、別の品ですが、よい物が出るときがあります。私が落札したものは…秘密です。
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