仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

仏教を楽しむ

2009年02月19日 | 日記
昨日はもう20年、毎月開催している病院での法話会でした。20年といっても、最近は出席不足ですが。
ご縁を大切にしたい。というときれいごとで流れてしまうが、ご縁を大切にするとは、1つの出会いの中にどれだけ、弥陀の働きを感じていけるかということだと思う。
会場に一人の参加者がいたとする。そして念仏の法話を聴聞する。そこでその方が、阿弥陀仏の働きに出会う。この一事は、1つの網の結び目の珠玉の表面が鏡のように反射し,それらが互いに映じ、無限に反映し合い重重無尽の深まりを持っているという帝釈天の宮殿の大広間に張りめぐらされている羅網(珠玉を連ねた網)の一珠のごとく、一珠を成立させるためには、重重無尽の宝珠がある。そのように老女がいまこの法に出会うために、この病院が建設され、法を説く人が学びを深め、そして病院の関係者が相和してそのひと時を作った。そう考えるといまのひと時がただ事ではない深みを持ってきます。こうした視座をもってすべての今を見るということがご縁を大切にすることだと思う。そう思ってもしかるべきだと思う。

ご縁を大切にするとは、そうした受け止め方で1つ1つを受けとめて行くということです。これは念仏に限ったことではありません。早朝、散歩していま歩いていることのなかに、そんなことを感じる。それだけで歩いていることが豊かな気持ちになります。

今日は、つくば市の恵光寺へ出向。カメラをもって写してきましたが、この画像をこの画面に反映するすべを今現在手に入れていません。

恵光寺には万灯篭の部屋があって、その部屋はとても幻想的です。その万灯篭の中で声明をしたい。そう思っていましたが2分くらいだけその思いに浸ってきました。

帰りにつくば布教所光善寺に参拝してきました。これまた写真を撮りました。昨年、開所式をしたばかりでホームページも開設されています。そして酒を飲む約束をしてきました。

遼君がアメリカでゴルフを楽しむをいう。それで思いついたのではないですが、仏教を楽しむという世界をもっと強調してもいいと思う。浄土真宗は生き方です。わたしの最近のHPのキャッチフレーズですが、生きる、楽しむ、もっともっと生活の中で仏教を感じていきたい、そんな思いがこのキャッチフレーズになっています。

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