マツリセイシロウ「ひみChuの文子さま」1巻読了。
タイトルとか紹介文の時点ではどういう話かよく分からないんですが
これは格式高いお嬢様が、一般人のオタクである廉太郎と同人ゲームを制作するという話。
それに文子の護衛を勤めるハジメや頭のおかしい教師の嵐、その教え子で同系統の壊音も加えて
ドタバタやオタクネタを散りばめつつ、皆で一緒にゲームの完成を目指して頑張る的な。
とはいっても1巻ではほとんど遊んでるだけなんですけれど(笑)。
ラブコメ要素も薄いし、本番は2巻以降で繰り広げられそうです。
この1巻は顔見せ的な印象が強いかな。
割とどの話もテンポが良くてサクサク読める感じ
個人的にいまいちだと思った話は特になかったし、設定は至極シンプルなんでとても気軽に読めます。
あとはやっぱりキャラの個性が強いですかね。
メインである文子(「あやこ」と読む)はS入ってるけど基本的に陽性で可愛らしい感じだし
側近のハジメは所謂ツンデレ系なんですかね?スペックは一番高いですね。
嵐と壊音に関しては、もう完全に2次元の世界に侵食されてますね(笑)。最後の話ちょーバカバカしかった。
確かに読んでると心がモヤモヤしてくる話だなあ。
しかし一番の常識人、ツッコミ役の廉太郎も正直アレな部分が大きいような。
まず高校生であの部屋は、ない。
あんなん人に見られたら憤死すると思う。
あと「オタク以外の誰が2次元のみんなを幸せにするんだ!?」って発言もかなりキマってる。
人の事とやかく言えねぇ(笑)。
個人的に一番笑ったのはおまけページの設定画だったり。
黒染福って本来出る予定だったキャラがいるのだが、これはもう明らかに人気出ないだろ!と思うようなキャラで
本当に没になって良かったと思う。
・・・出たら出てたである意味面白いかもしれないけれど。でも嵐とかと微妙にカブるかも。
しっかし表紙見てると本当にどういう漫画なんだか見当がつかないなあ。でもすっごく煌びやかだな。
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