超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

デッドマン・ワンダーランド 第2話「解毒剤-キャンディ-」 感想

2011-04-24 03:51:44 | アニメ






るーるぶっくを忘れちゃえ♪・・・とは行かないですよね。





諸事情で更新が遅れました。
さて、今週まず分かった事は丸太は特別な人間、って事ですね。
彼にだけ監視が付いたりと重要人物なのは間違いなさそうです。となると
例の大量殺人も誰かの差し金のような気もしてきました。
そこらへんはどうなんでしょうね。

ん~それでやっぱり・・・
デッドマン・ワンダーランド観戦はキツいものがありますよね。首輪の寿命を延ばすためにアメを得なければ、
その為にイベントに出て金を稼ぐ。なるほどこれは分かりやすいシステムなんですけど
そこでネックになるのが観客の問題ですよね。
なんであれで楽しめるんだ?っていう。
それで誰かが過酷なイベントで死んだら「どうせ犯罪者だから」って・・・。
しかもまだ若いウチからそういう考えなのは本当に危ない、っていうか
だからこそこういう内容も必要なんですよね。
他人の不幸を喜んでるんじゃねえ、と。
反面教師みたいな。
 ただ、それでもやっぱり観ていて良い気分ではない。といいつつ普通に面白く観てるあたり
私も私で結局はそういう一面があるってことなんでしょうね。少なからず。人でなしの素質がね。
だからこそ、それを表に出したくはない、押さえつけたいなって考える訳なんですが。

そんな過酷な囚人サーカスに於いて助けになっているのがシロの存在。
彼女は何の因果なのか主人公の事をよく庇ってくれて
そこにも理由はあるんでしょうけど
それでも自分の身体を犠牲にして助けてくれて。
死にたい、消えたいって思っている時に一番頼りになるのはそういう肯定してくれる存在で。
彼にとって彼女はきっとそういう存在、になっていくんでしょうね。
利益よりも彼女を助けることを選んだシーンもまた良かった。


自分のプライドを曲げてまで笑って、自分を助ける為に仕方なくルールを守って。
それって日常の自分にも言える事で
笑いたくなくても人間って平気で笑えちゃう生き物なんですよ。
例えどれだけ相手に反感を持ってたとしてもね。

それでも、そんな状況にあっても、シロの存在もあってか自分を貫き通す事を決意した丸太。
見せ掛けの部分は譲っても、一番大切な部分
「俺はやってない」
って部分だけは決して失わない。そんな彼の決意が垣間見れた2話目でした。キツいけど、面白いとは思う。





個人的にこういうジャンルの作品も必要だと思います。暴力的な表現に触れることで得られるものもある。





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