超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

3LDKの花子さん 第40話(最終話)「花子さんがいればきっと大丈夫」 感想

2014-03-13 18:40:07 | 漫画(雑誌感想)

















コンビニで傷心状態。

















毎週掲載順を確認してから購入してたんですけど
後ろから2番目かあ、なんて思いつつ最後のページを観たら「次回作にご期待下さい」って・・・。
コンビニの中で思わず傷心状態になってレジで会計する時も動揺を隠すのに必死だった
目の前が真っ白になる感覚、こんなにショックなのはいつぶりだろうか?
ジャンプで応援してもダメ、
チャンピオンで応援してもダメ
はっきりと敗戦続きでなんかもう辛いですね
でも、やっぱり今のチャンピオンだとこの漫画を読むのが個人的には一番楽しみだったし
キャラクターもめちゃくちゃ気に入ってたんですけどね こんなに可愛い子久々だった花子さん
お調子もののこっくりさんに残念美人の詩ちゃん 変態の愛神にダメダメだけど憎めない信や大久保さん
正直最初からハマってた訳じゃないんだけど(感想も途中からだったしね)
でも確かに木曜の一番の楽しみが自分はこれでした
もうこの漫画を応援出来なくなる、そして花子さんに会えなくなると思うとただただ残念です
基本的には安定してたと思うんだけど、時々ケンカ話や過去話など大きく琴線を揺さぶる話が来るのが好きでした
そして先日の100%の出来だと思えた銭湯回・・・
まあ位置的に言えば最下位は結構取りましたし
かと言って単行本が好調!って訳でもなかったので
というか先日切られた777と同程度って時点である程度覚悟はしてたんですけどね
でも最終回予告を必ず行うチャンピオンで予告なしカットだったので余計にショックが強かったです
ジャンプですら時々「クライマックス」って煽りを入れるくらいなのに・・・心の準備出来てねえっつーの。

ぶっちゃけ絵の上手さ、読みやすさならピカ一だと(私は)思ってただけに
これはキツいですわ
まあこの雑誌も基本的にはベテラン・長期連載優遇ですから
スタートダッシュが抜群でなかった時点で命運は決まってたのかもしれません
それでも結局話数的に3巻が出る可能性は限りなく低い訳で・・・
あれか、数話カットして2巻の最後を過去話にしてたのはその為だったんですかね
少しマイナー気味なチャンピオンの、それも1年持たなかった連載漫画って時点で地位は低いと思いますが
それでも私はこの漫画が大好きでした。ずっと花子さんの様子を見守っていたかったけれど
まあ客観的に考えれば位置・売上的にはしょうがない部分もありますから
受け入れるしかないんですけど
ただまあ哲弘さん的には恐らくこれでアウトなんでしょうね
でも今回ので本当にキャラも話も洗練された印象を持てたので
これから先の活躍に期待をしていたいですね 今はもうそれしかないです
そしていつか完全版的なものを出して頂ければもう何も言う事はないですね
ありがとうございました。


扉絵は初めて?ゲームをしている花子さん
やっぱり可愛いなあ・・・と感じつつ
もったいないなあ、とも思いつつ(笑
性格も変にスレた部分がなくてそこもいいんだよね
プレゼントをもらって素直に喜べる純真無垢な心が素晴らしい
何が素晴らしいって「プレゼントしてくれた」事を一番喜んでくれてる訳で
それって今一番大人が忘れかけてる事なんじゃ?とも思うんですよね
この「浄化される感覚」が最大の個性でした
もっと泣ける系の良い話読みたかったなあ・・・
本当に悔しくて仕方がない
けど、いくらアンケートだして単行本複数購入してお手紙出しても負ける時は負ける
それを改めて思い知れた気はします なぜそこまで?と自分でも思いつつ
好きなもんは好き、としか結局は答えられる答えはない
よく「○○は天使」という形容を見ますが花子さんほどその形容が似合うキャラも中々いないと思う
ここまで献身的な女性キャラクターは数年に一度出会えるか出会えないかのレベルです
信や他人の為に一生懸命頑張って想って、他人の幸せを純粋に喜べる彼女が大好きだった
ファンとしてそんな花子さんをスターダムに押し上げられなかった事が悔しいし力不足でした
作画も回を増す毎に磨かれていってたので余計に口惜しいですね
表情の豊かさや時折見せる毒など
どこを切っても素敵な主人公だったと思います
結局最後まで信と恋仲にはならなかったなあ・・・
それはまあ大久保さんの役目って事ですかね 最後の最後においしい部分持っていったな彼女(笑)。

でも「信を幸せにする」っていうのが花子さんの役割やしたかった事ならば
最後に最高のファインプレーを出来たという話にも見えますね
実質告白みたいなもんですからね
その意味じゃ、まあ完結と言えば完結なのかもしれない
信も彼なりに3倍返し頑張ったと思うしね・・・最後の花子さんの笑顔が素直に眩しかったです
色々と思うところもありますが取り敢えず約1年間お疲れ様&ありがとうございました。私は大好きでした。
















「面白い漫画」は溢れているけれど
「面白い漫画」と「好きになる漫画」は明確に違います
だからこそ後者を大切にしたかった訳で・・・
花子さんに関しては過去話で今年初めて泣いてしまったという思い入れもあるし
ストーリー的にも見所があって好きな上に感じるものも個人的には多かった漫画でした。
3巻はチャンピオンだからどうせ出ないだろうけど一応キリの良い部分で単行本は〆られてるので
その意味じゃ単行本的にも私個人的な裁量で最後に推しておきます。
今現在のアイドル事情に冷静な突っ込みを入れてたり毒的な部分でも面白かったんだけどな。

なんか本当にショックだし、落ち込むし、寂しいですわ。
世間がどう思うかは関係なく、それが自分の本音です。はあ。