BRAHMANがインディー時代の作品を新しく録音しなおし、
一つのアルバムとしてまとめた「ETERNAL RECURRENCE」をリリース。
音源としては去年の「Antinomy」以来1年4ヶ月ということで
彼らにしては異例の早さでニューアルバムが出たことになります。
とはいっても新曲は入ってないんですが。
で、この作品を聴いた印象としては大まかに二つのトピックがあって、
まず一つに変わってない、という印象を持ちました。
どういうことかというと、確かに新録されて音も良くなっているんですが
雰囲気だとかアレンジとかは見事にそのまんま。
あの時の空気感を完全に再現してるのかのような出来映えです。
細かく聴けば変わっている部分もあるんですが、
基本的にはあの内容を保ったまま、新アルバムに移項したという感触です。
なので、ファンのイメージを裏切らない、アレンジが変わっちゃってガッカリ、ということは一切無い
ある意味ファンを大事にしているアルバムかなと。
「A MAN OF THE WORLD」が改めて良い作品だったなという事も判ります。
ちょっと懐かしいかも。
で、もう一つは時代性のなさ。
後半に入ってる「ARTMAN」「THE SAME」なんかは10年以上前の曲なんですが
驚くほど今となんら変わりない表現をしてるんですよね。
新曲として出しても大丈夫なくらい。
曲が全然色あせてなくて。
それが今作ならではのクリアな音で聴けるわけですから、
確かにこのアルバムを作った甲斐はあったと思います。
「Wait and Wait」はそこまで音は良くなかったんだよな~。迫力不足というか。
「A MAN OF THE WORLD」で改善されてたけど。
でも聴いたの随分前だから今聴けば印象も変わってくるとは思いますが。
最後には隠しトラックも収録。いきなりヘッドフォンから「あ~」って声が聴こえてきてびびった・・・(笑)。
ただやっぱり17曲もあるので、通して聴くとやや重たいかも。
「時の鐘」で区切って2枚組みで出しても良かったのでは?と思わないでもない。
ただやっぱり音の迫力とTOSHI-LOWの歌の深みは半端ないね。
そういえば「CHERRIES WERE MADE FOR EATING」が以前よりもずっと良く聴こえた。
改めてこういう機会をもって聴くとやっぱり新たに好きになる曲とかあって楽しいです。
メロディ的には「SEE OFF」と「TONGFAR」がやっぱりパンク以上の叙情性があって好きだなあ。
BRAHMANの場合、パンクに加え民族音楽的なメロディーセンスも感じられるので
通常のパンクやメロコアが苦手な方でも聴けるんじゃないかな、と思います。
あと初回版には超分厚い楽譜が付いて来ます。全曲載ってます。
写真も少々載ってます。
もちろん歌詞も英訳付きで掲載。
しかし「A MAN OF THE WORLD」からもう10年経つのか・・・。
早いなあ。ってかあの頃いたパンクやメロコアのバンドってほとんど解散してますよね。AIRJAMに出てた面々とか。
HUSKING BEE、POTSHOT、REACH、PENPALS、THUMB、CAPTAIN HEDGE HOG、
KEMURI、そしてHi-STANDARDやSCAFULL KINGは活動休止状態だし。
SNAIL RAMPも当時オリコン1位とったりして盛り上がってたんだけど今やすっかり過去のバンドみたいになってるし。
逆にBEAT CRUSADERSはあの頃はそこまで売れてなかったけど遅咲きで今売れている状態ですね。
あ、でも「FORESIGHTS」はインディーチャートで1位取ってたんだっけ。
それを考えると未だに最前線にたって、多数のライブをこなし、1年に一枚は何らかのアイテムをリリースしている
BRAHMANは凄いなあ、と。
最近じゃホルモンとよく一緒にライブしてますね。
このままパンクシーンの生きる伝説になって行きそうな予感。
あとはシングルの「deep」がオリコン6位になった時はかなり驚いた。
レコード店でもそれについて語ってる人がいたし。
あれは一種の革命だったのかもしれない。
という訳でブラフマンの新作についてだらだら書いてみました。
今週リリースされた4枚のアルバムについてのレビューはこれでコンプリート。
中々濃ゆい感じでした。
一つのアルバムとしてまとめた「ETERNAL RECURRENCE」をリリース。
音源としては去年の「Antinomy」以来1年4ヶ月ということで
彼らにしては異例の早さでニューアルバムが出たことになります。
とはいっても新曲は入ってないんですが。
で、この作品を聴いた印象としては大まかに二つのトピックがあって、
まず一つに変わってない、という印象を持ちました。
どういうことかというと、確かに新録されて音も良くなっているんですが
雰囲気だとかアレンジとかは見事にそのまんま。
あの時の空気感を完全に再現してるのかのような出来映えです。
細かく聴けば変わっている部分もあるんですが、
基本的にはあの内容を保ったまま、新アルバムに移項したという感触です。
なので、ファンのイメージを裏切らない、アレンジが変わっちゃってガッカリ、ということは一切無い
ある意味ファンを大事にしているアルバムかなと。
「A MAN OF THE WORLD」が改めて良い作品だったなという事も判ります。
ちょっと懐かしいかも。
で、もう一つは時代性のなさ。
後半に入ってる「ARTMAN」「THE SAME」なんかは10年以上前の曲なんですが
驚くほど今となんら変わりない表現をしてるんですよね。
新曲として出しても大丈夫なくらい。
曲が全然色あせてなくて。
それが今作ならではのクリアな音で聴けるわけですから、
確かにこのアルバムを作った甲斐はあったと思います。
「Wait and Wait」はそこまで音は良くなかったんだよな~。迫力不足というか。
「A MAN OF THE WORLD」で改善されてたけど。
でも聴いたの随分前だから今聴けば印象も変わってくるとは思いますが。
最後には隠しトラックも収録。いきなりヘッドフォンから「あ~」って声が聴こえてきてびびった・・・(笑)。
ただやっぱり17曲もあるので、通して聴くとやや重たいかも。
「時の鐘」で区切って2枚組みで出しても良かったのでは?と思わないでもない。
ただやっぱり音の迫力とTOSHI-LOWの歌の深みは半端ないね。
そういえば「CHERRIES WERE MADE FOR EATING」が以前よりもずっと良く聴こえた。
改めてこういう機会をもって聴くとやっぱり新たに好きになる曲とかあって楽しいです。
メロディ的には「SEE OFF」と「TONGFAR」がやっぱりパンク以上の叙情性があって好きだなあ。
BRAHMANの場合、パンクに加え民族音楽的なメロディーセンスも感じられるので
通常のパンクやメロコアが苦手な方でも聴けるんじゃないかな、と思います。
あと初回版には超分厚い楽譜が付いて来ます。全曲載ってます。
写真も少々載ってます。
もちろん歌詞も英訳付きで掲載。
しかし「A MAN OF THE WORLD」からもう10年経つのか・・・。
早いなあ。ってかあの頃いたパンクやメロコアのバンドってほとんど解散してますよね。AIRJAMに出てた面々とか。
HUSKING BEE、POTSHOT、REACH、PENPALS、THUMB、CAPTAIN HEDGE HOG、
KEMURI、そしてHi-STANDARDやSCAFULL KINGは活動休止状態だし。
SNAIL RAMPも当時オリコン1位とったりして盛り上がってたんだけど今やすっかり過去のバンドみたいになってるし。
逆にBEAT CRUSADERSはあの頃はそこまで売れてなかったけど遅咲きで今売れている状態ですね。
あ、でも「FORESIGHTS」はインディーチャートで1位取ってたんだっけ。
それを考えると未だに最前線にたって、多数のライブをこなし、1年に一枚は何らかのアイテムをリリースしている
BRAHMANは凄いなあ、と。
最近じゃホルモンとよく一緒にライブしてますね。
このままパンクシーンの生きる伝説になって行きそうな予感。
あとはシングルの「deep」がオリコン6位になった時はかなり驚いた。
レコード店でもそれについて語ってる人がいたし。
あれは一種の革命だったのかもしれない。
という訳でブラフマンの新作についてだらだら書いてみました。
今週リリースされた4枚のアルバムについてのレビューはこれでコンプリート。
中々濃ゆい感じでした。