千葉の誇り、俺妹。
さて、今回から新展開としてサブキャラの掘り下げです。具体的には黒猫さんの高校入学と
BL好きの赤城の妹の登場で。なんか今回は丸々新作だった為
観た時の新鮮感が前回以上で、かつ何度も笑ってしまうくらい楽しい話でした。
ただ、桐乃不在はちょっと寂しかったけどね(笑)。
自分は桐乃派なので。
それはさておき、黒猫さんの高校入学。
彼女の本名は「五更瑠璃」という。
ごこう?はて、どっかで聞いたな・・・と思ったら
千葉の松戸市に五香って駅があるんですよね。それと同じ読み方で似てる漢字、
という事でそこから取ったのかな?
黒猫さんは松戸市民って設定も聞きますし。「更」は木更津からかなー、と深読みしてみる。全部妄想ですが。
桐乃が居なくなってから、京介はどこか寂しそうで
でもそれも当たり前で。
きっと前回の頃には愛情も出来てたと思うんですよね。それを埋める為に黒猫さん達と
仲を深めた、深めようとした、彼女らを助ける事でその穴を埋めようと思った。
それはそれで間違いないと思うんです。
ただ、桐乃のお陰で京介は死んだ魚の目を卒業出来た、っていう事実もあって。
1話とは違って、誰かの為に何かをする事を覚えた、というか頑張れるようになったというか。
それもまた間違いではないんだよね。
黒猫さんは桐乃の代用品として使われてる?と疑心暗鬼でしたが
そういう気持ちが全くないとは言い切れないとは言え、でもそれ(心配)も京介の本心ではあると思ってて。
それが伝わったのか
京介と一緒に居る事で楽しい、って気持ちが芽生えたのか
最後の方には分かってくれたっぽいですけどね。桐乃を中心に回ってる世界。
その主役が居ない事で寂しさはあったけど
でも残されたキャラだけでもここまで面白くする事も出来るんだね。
黒猫さんも、沙織も、今や京介の大切な友人になってきて。その関係性の温かさが本作の魅力ですよね。
だからこの作品が好きなんだなあ、ってしみじみ思います。
とはいえ黒猫さんは惚れちゃう可能性も高いかもしんないけど(笑)。今や彼もすっかり成長したからね。
今回、そんな黒猫さんとの関わりの中で一緒にゲーム研究部に入るわけですけど
そこに待っていた人物の一人として前述の赤城妹の存在があって。
まあ・・・京介的にはもう本性知ってますよね。
その本性を隠して活動する彼女を見て思うところがあったのか
京介が彼女をハメてBL好きを暴露、それに黒猫さんも便乗してすっかり本性丸出し状態(笑)。
ここのパートはめっちゃ笑ったんだけど
同時に吐き出せて良かったね、というのもあるよね。
これで結構黒猫さんとの仲も縮まると思うし。彼女無類のBL好きで、その手のゲームもやるし
テニミュも観に行くし、部員でBL妄想したりするし、何かもう色々極めちゃってる人で(笑)。
この振り切れっぷりも中途半端じゃなくて良い。
桐乃との絡みも今から楽しみです。あるかな?こっちの妹はお兄ちゃんに対して素直みたいですね。
これはこれでまた。
これからも京介のおせっかいは続く。彼の人を助けたい気持ちは嘘じゃない。
その湧き上がる気持ちは、元々桐乃が(結果的に)教えてくれた事。
黒猫さんも黒猫さんで可愛かったけど
京介も京介でどんどん男らしくなってるな、と。鉄板の良回でした。次回も楽しみです。
その頃にはBlu-rayの4巻出てるかな。