美月がどんどん可愛くなってますね。
こういうラブコメ作品の場合
ある種ヒロイン・・・というか「妹ちょ。」の場合は主人公でもありますけど
相手役の男性に対する好きになるきっかけというか説得力の描写もある程度大切だと思うんです
その点だともうこの作品は完璧と言っても差支えないんじゃないか?ってくらい今週も良かったですね
何がって、さりげなく勉強を見てくれる&勉強が出来る頼れるお兄ちゃんって所がね(笑
料理も美味くて、優しさも誠実さもあってこういう部分でも頼りになるという
凄く少女の理想が詰まってて有り体にニヤニヤしちゃいました
美月は多分全般が苦手ではなく
数学が苦手・・・って感じなんでしょうけど
そんな風に見た目美少女ですが弱点も多々あるのが可愛らしいですね
美月が寂しさを匂わせてたからこそ自ら家族観を演出してくれたり本当に良いお兄ちゃんですわ
正直美月が彼を意識しだすのも好意を持ち始めるのもしっかりと段階を踏んで伝わってくるんで
その意味だと本当にラブコメとして真っ当に面白いなあ、なんて感じてます
モジモジしながら勉強を見てくれた事に感謝したり
彼の笑顔を見てテレたりと
今週もまた以前よりも美月がしっかりと可愛くなってて観心地良好でした
なんだかんだいいつつきちんと「家族」になれてる感覚が観ていて心地良かったですね
勿論某縞パン(笑)のシーンも兄のテレ顔あり縞パン自体も眼福だったり相当イイ感じでしたけどね
あれはあれでかなり羨ましいな・・・と思いつつ
原作での描かれ方はまた少し違うので気になったら4巻チェックして見て欲しいッス
原作だとナレーション入ってるんですけどアニメだと流石に不自然になるからカットされてましたね
それはそれで雰囲気を保つという意味合いでは正解かな。結局二人とも抜けてるんだよねえ(笑
でも、夕哉お兄ちゃんは夕哉お兄ちゃんで決して完璧なわけでもない
心の底では今はいない母親を想って寂しがる気持ちもあったり
それもまた人間くさくて良かったですけど
それを観た美月の反応もなんだか彼に優しくしてあげよう、って意識の変化を感じられて良かったですね
夕哉も夕哉で過去を引きずりつつも今どうにか頑張ってる―という事実を知れたからこそ
美月も美月で素直にお礼を言える小さな「成長」を遂げられたんだと思います
要するに「相手の気持ちを汲む」というか
そういう繊細な心情の変化が垣間見られたのが嬉しかったですし
また美しかったなあ、とも同時に感じました いつもは見せない優しくて頼れるお兄さんの涙
だからこそつっけんどんに接するだけじゃない「素直になる」という選択を取れた前半の美月は可愛かったなと
その後照れすぎてまたいつもの恥ずかし乙女に戻っちゃったけど(笑
でもまた一歩距離は近づいたと思います
このエピソードもまた「妹ちょ。」ならではの少しづつ進むメソッドが効いてて面白かったですね
夕哉お兄ちゃんの安定した頼りになる兄貴っぷりにそんな彼の本心を知って少し素直になる美月っていう。
あと「こたつ」っていうのもこの時期にピッタリ合っていてその点でも良かったと思います
季節感出てるなあ、っていうか。
それと今やすっかり日和とは仲の良い姉妹みたいなものだね(笑
原作でもこのエピソードは大好きだったので単純にアニメ化されて嬉しかったです
原作者が女性だからか時折乙女の気持ちになって観れるのがいいですねー。
後半も後半で面白かったです
前半のエピソードの後に観ると確かな美月の成長も感じられますね
いつも尽くしてくれたり自身も寂しいのに頑張ってくれてるからこそ
そんな気持ちを返そう、と
何気に健気なヒロイン(主人公)でもあります
だけど、だからこそ「残した」という事実が胸に刺さってモヤモヤしてしまう
適当にやってて結果が奮わなければ「まあそうだよね」って思えるけど
自分なりに頑張ってて結果が奮わなかったら「う~ん」って動揺しちゃう気持ちもあるわけで
その辺中々にリアルだったと思います
どう見ても美月ちゃん料理頑張ろうとしてましたもんね
でもそんな風にイジけるって事自体夕哉への想いの片鱗が感じ取れて良かったな、とも思いました
結果が奮わなくて残念っていうのは裏を返せばそれくらい想いが強かったという事ですから。
でも、それはただ単に美月が勝手に判断して勝手に落ち込んでただけで
雪那姉さんの温かい言葉だったり
夕哉お兄ちゃんのその後の弁解だったりで
実はかなり嬉しく感じてた事が判明したのが良かったです
人間不安になりやすいからついつい悪い方悪い方に考えちゃったり
無意味だなんて安易に思っちゃったりもしますけど
自分がしっかりと頑張ってるって自覚さえあれば、気持ちが全く伝わってないって事もないですから
個人的に雪那姉さんの頼れる姉貴っぷりに感動したのと同時に
美月は色々と恵まれてるな、と
昔は母親が男に騙され自身も寂しい暮らしを送っていた美月が
今や色々な人に支えられてどんどん素直に健気になっていってる様が個人的に堪らないです
支えられて、そして支えて・・・っていう実に真っ当なドラマが繰り広げられてたのが良かったですね
雪那さんは一応恋のライバルに当たる方ですけど別にギスギスもライバル視なんかもなく
普通にいち女子と女子の関係性なのが観てて心地良さを感じますね
今週は彼女の優しさにもグッと来てしまいました
本当に「頼れる年上」がいっぱいのアニメだなあ、と。
夕哉お兄ちゃんも別に美月の料理がまずかったから食べなかったわけじゃなく
ただ単に量の問題で残してただけですししっかりと美月の気持ちは受け取っていた
そして美月もそんな気持ちを嬉しく思う兄の本音を聴かせてもらって
気持ち的に救われた・・・と
これまた美しい流れでしたね
これもまた一歩ずつ一歩ずつ、、、と思ったら
まさかの裸エプロンオチで二歩下がりましたけど(笑
でも少し素直になって兄貴の為に頑張ろうとした美月の想いがちゃんと結実していた~って
流れはとてもきれいに決まってて今週もまた良い出来栄えだったように感じました
過程の描写も相当しっかりしてる印象ですしやっぱり原作ファンとして「妹ちょ。」が一番楽しいな、と
そうやって少しずつニヤニヤ成分が増えていくのが「妹ちょ。」の本質だと思っています
やっぱり今期はこの二人の様子を眺めるのが一番好きみたいです。
誠実な兄貴にいじらしい妹・・・実に最高です
個人的にはそれに加えて「桜Trick」のカップル達を観るのも大好きですが(笑
色々な人に支えられて少しずつ成長していく美月の様子がツボだった9話目でした。
アニメで気に入った方は原作も面白いので是非読んで欲しいですね
原作のがどっちかと言えば少女漫画成分強いので見方も多少違うかなと
それにしても正太郎の回想はアニメオリジナルだったんですが
若はげネタを再び引っ張って来たセンスに感心しました(笑
確かにワカメ云々は原作でも言いそうな感じがしますし中々良い仕事してるな~、と。
益々正太郎と萌亜ちゃんの話がアニメでも観たくなってしまった・・・!