日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

なまはげ等「来訪神(らいほうしん)仮面・仮装の神々」が無形文化遺産に登録(2018.11.29)+なまはげについてイタリア語で話す 

2018年12月31日 | 日本文化紹介

なまはげ等「来訪神(らいほうしん)仮面・仮装の神々」が無形文化遺産に登録(2018.11.29)+なまはげについてイタリア語で話す


仮面・仮装の異形の姿をした者が「来訪神」として家々を訪れ 怠け者を戒めたり 人々に幸福をもたらしたりする行事をひとまとめにして登録を目指しておりました

2018年11月29日(木) モーリシャスで開かれた委員会で「男鹿のナマハゲ」(秋田県)など10件で構成される「来訪神(らいほうしん) 仮面・仮装の神々」が無形文化遺産に登録されました

すでに2009年に無形文化遺産に決まっている「甑島(こしきじま)のトシドン」(鹿児島県薩摩川内市)に加える形ですので 総件数は21件のままです

ニュースは こちら(2018.11.29)

 
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来訪神:仮面・仮装の神々」として無形文化遺産登録された10件のリスト:


甑島のトシドン
(鹿児島県薩摩川内市)

男鹿のナマハゲ(秋田県男鹿市)

能登のアマメハギ
(石川県輪島市・能登町)

宮古島のパーントゥ(沖縄県宮古島市)

遊佐の小正月行事 アマハゲ(山形県遊佐町)

米川の水かぶり(宮城県登米市)

見島のカセドリ(佐賀県佐賀市)

吉浜のスネカ
(岩手県大船渡市)

薩摩硫黄島のメンドン
(鹿児島県三島村)


悪石島のボゼ
(鹿児島県十島村)


なまはげについて:

秋田県男鹿市の「男鹿のナマハゲ」は 大みそかの夜の伝統行事で 国の重要無形文化財です 「泣く子はいねがー」と子供を脅かす姿は有名ですね

なまはげは 「怠け心を戒める」存在で 大みそかに一年の災いを払い落として 仮定に福をもたらす神とされ 家主はなまはげを迎え入れて もてなします

江戸時代には行われていたようですが 今は後継者不足で 未婚男性のみから既婚男性にも範囲を広げて継承しています 

(参考: 毎日新聞2018.11.2 なるほドリ)

詳しくは こちら
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なまはげ*についてイタリア語で話す:

*昔から「なまはげ」と呼ばれてきましたが 登録名は他と合わせてカタカナの「ナマハゲ」です

Namahage: (31 dic), Oga, provincia di Akita.
Uomini mascherati visitano le case in cui vivono bambini, imtimando loro di essere buoni(よい子でいるように命じながら).

I Namahage portano un grosso coltello da cucina(大きな包丁), e un secchiello di legno(木桶).

(出典: il Giappone/le guide Mondadori)


来訪神 divinità visitata* (Visiting God):
*英語を参考に訳しましたが 正式なイタリア語名称が見つかりませんでした

年に一度 人間の世界に来訪するとされる神です
divinità che visita una volta all'anno il mondo dell'umanità.

多くの場合 仮面に仮装した異形の姿で現れ 豊饒や幸福をもたらすとされます
La maggior parte sono apparse con la forma strana mascherata, e vengono pensato portare la fertrità e la felicità.

その地域の住民等が神に扮します
I cittadini della stessa regione si travestono la divinità.


Wikipediaより:

Il Namahage è un rituale che si svolge durante la celebrazione del capodanno, nella penisola di Oga (nord-est del Giappone).

Questo rito comporta la visita nelle case da parte di alcuni membri giovani del villaggio, travestiti con maschere demoniache (悪魔のようなお面) e mantelli di paglia (mino/蓑), i quali recano benedizioni(祝福を運んでくる), ammoniscono(警告する) le giovani mogli, e spaventano i bambini.

Nel momento in cui i Namahage entrano nella dimora(住まい) di qualcuno, vengono ricevuti dal capofamiglia con sakè e pesce.
Dopo aver consumato le offert e(お賽銭), i Namahage elargiscono benedizioni (宿泊を気前よく施す) e profetizzano (予言する) sul raccolto a venire.

サルデーニャにもマモイアーダスという黒い仮面のカーニバルがあるので 似てるなぁ...と感じました こちらは来訪神ではないのですが!

* 写真は 2017年東都生協の食の未来づくりフェスタにやって来た なまはげ!! 


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コメント (2)
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