今、来年の春に出版される次著『新たな哲学の創発 22世紀に向けての超-哲学入門』の原稿を書いている。全部で九章構成だが、第七章まで書いた。
筆が走っている。
そこで、今書いている原稿が出来上がって一息ついたら、次の本をすぐ書きたくなっている。
『神経質の哲学 心の臨床哲学の試み』というタイトルになりそうだ。
「神経質」とはいわゆる普通の意味での「神経質」ではなく、「感覚質(クオリア)」と似たような意味での「神経の質」あるいは「神経的な質」のことである。
カタカナで表記するとニューロニアないしノイロニアとなる。
これは私の造語である。
繰り返すがナーバスと言う意味ではない。
しかし、芥川龍之介についても論じるので、ナーバスも関係してくるであろう。
何よりも私自身がナーバスだし。
ニューロシス(英語)、ノイローゼ(ドイツ語)は神経症。
ニューロニア、ノイロニアは神経質である。
タイトルは『神経の現象学 心の臨床的経験の学』でもいいかな。