心と神経の哲学/あるいは/脳と精神の哲学

心の哲学と美学、その他なんでもあり

「花子とアン」で花子が酔っぱらった場面

2014-04-24 20:01:10 | テレビドラマ

NHKの朝ドラ「花子とアン」の第20話(4月22日)で吉高由里子が演じる花子(はな)がワインを飲んで酔っ払う場面が大好評でした。

ネット上でも大変話題となっていました。

花子は葉山蓮子(仲間由紀恵)が「ぶどうで作った薬」と言って勧めたワインを、酒とは知らずに飲んで酔っ払いました。

この場面がとても面白く、また吉高の酔っ払いぶりが「かわいい」と大変好評でした。

キャプチャ職人が素早くupしてくれた画像をここに貼ります。

これは吉高迫真の演技であり、朝ドラ史上に残るものでしょう。

吉高の「酔っ払い」の演技に関しては賛否両論ですが、多くの人は高い評価を下していました。

「先輩、与謝野晶子なんて読んで気取ってんじゃないですよ!」の場面がいいですね。


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美しい女性科学者 水野久美

2014-04-21 02:30:35 | 美人

前に取り上げた女優の水野久美(1937-)さんを再び取り上げます。

水野さんは東宝の特撮映画が全盛期のころ、ヒロインないしマドンナ的役で出演していました。

その中でとりわけ印象深いのは、1966年と1967年の二つの姉妹的な特撮怪獣映画で演じた女性科学者の役です。

『フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン』と『フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ』というのがその作品です。

どちらにも水野さんは白衣を着た女性科学者として登場しますが、化粧が比較的濃く、特にアイシャドウが鮮烈な印象を発してます。

水野さんはこのとき28~29歳であり、まだ若いのですが、昨今の同年齢の女性タレントに比べると非常に大人っぽく見えます。

右端の女性が言うまでもなく水野久美さんです。

もともと欧米の女優のような大人っぽい妖艶さを売り物にしていた彼女の美貌は、白衣を着た化粧の濃い科学者の姿において頂点に達しています。

日本はもとより全世界に大量のファンを抱えていた水野さんの人気を決定づけたのは、この白衣の女性科学者の姿だったのです。

特に欧米の男性に大受けで、彼女の元には多数のラブレターが届き、その中には真剣に求婚しているものもあった、といいます。

しかも、海外の男性からのファンレターは現在もなお彼女の元に送られてきているらしいです。

昭和における東宝の一連の特撮怪獣映画は世界映画史上に残るものだったので、海外のファンは非常に多いし、DVD化されているので現在でもそうなのです。

これで28歳というのは、現在話題となっている30歳の小保方春子さんに比べると、大分大人っぽいでしょう。

というか、本当の大人の色気をもった本格派美人と単なるかわいい系との差は歴然です。

といっても水野さんは女優であり、これらの作品において女性科学者を演じているだけなんですが。

ちなみに、彼女が演じているのは医学系の生物学者というところでしょうか。

フランケンシュタインというのはドイツの科学者が造りだした人造人間であり、ホルマリン漬けの心臓だけから20mの巨大な人間に成長した怪獣です。

つまり、数十年前にES細胞やiPS細胞の話が先取りされていたようなものなのです。

 実際の作品では、ドイツから送られた「心臓」が広島大学附属病院に届いて、開包された時点で原爆投下となりました。

しかし、心臓は生き延び、次第に人間の形に成長したのです。

そして生肉を食う浮浪児として発見され、水野博士が務める研究所に収容されました。

次の画像は、母親のような愛情をもって幼児フランケンシュタインにミルクを与える水野博士の姿です。

しかし、フランケンシュタインは成長すると少し興奮しやすくなり、ときおり凶暴な行動に出るようになりました。

次の画像は、彼が水野博士の光るネックレス に反応して、それを引きちぎった場面です。

水野博士の表情は悩ましいですが、くれぐれも誤解のないように。

まぁ、これに欧米の男性が反応するのは当然でしょう。

とにかく、我々は本当の美人とそうでない人の売り出し戦略に惑わされることなく、真実を見極めたいものです。

 

DVDで観れる1966年の作品『フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン』

一度観てみてください。


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日本の太平洋岸からの移住が始まっている

2014-04-20 10:24:07 | 社会・政治

今朝、NHKで「来たるべき津波の恐怖」についての番組をやっていた。

それによると、2011年の巨大津波、ならびに来たるべき東南海地震への恐怖心から、多くの住民が湾岸部から内陸部に転居しているらしい。

まず、東日本大震災で甚大な被害を被った、岩手と宮城の湾岸部の住民がかなり内陸部に引っ越している。

また、まだ被害を受けていない東南海地区の海岸近くの住民も、近い将来の大津波を危惧して内陸部に転居している。

一般家庭だけではなく、その地区の企業や工場も内陸部に移転しているし、移転を計画している企業も多いらしい。

すると、その地区の自治体は税収が減り、市政と経済に大打撃を被る。

海沿いの地区はもともと風光明媚で居住地や観光地として人気が高かったが、あの大津波の被害を目の当たりにすると,それどころではなくなるのであろう。

たとえば、関東地区、というか東京圏では湘南地区が都心から離れているとはいえ大変人気があった。

しかし、その人気にも陰りが見られ、その傾向は今後ますます大きくなるであろう。

それに対して、内陸部の人気は高まると思う。

たとえば、かつて「ださいたま」と呼ばれた埼玉県は、最近人気が高まっている。

特に大宮を中心としたさいたま市の人気が上がっている。

大宮のすぐ南に、さいたま新都心がある。

この新都心は、東京が大震災で壊滅状態になったとき、首都の機能の一部を担うことになっており、そのために国策で2000年に街びらきしたのである。

その国策は、旧浦和市と旧大宮市、ならびに旧与野市の合併によって、政令指定都市「さいたま市」を造ることであった。

ちなみに、大宮には2500年の歴史を誇る武蔵国一宮・氷川神社がある。

武蔵国とは現在の東京都と埼玉県のことである。

巨大な神社があるところは長い歴史の中で大地震の被害を逃れてきたところが多い。

まるで自然の神に守られているかのようである。

下の画像は氷川神社のシンボル・楼門である。


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エロースとアガペー

2014-04-16 16:56:36 | 哲学

ギリシャ語には「愛」を意味する語が二つある。

一つはエロースで、もう一つはアガペーである。

エロースはギリシャ哲学において提唱された愛の概念であり、プラトンの対話編『パイドロス』において最も深く論じられている。

それに対してアガペーは新約聖書において典型的な愛の概念である。

エロースと聞くと何か性的なものを思い浮かべてしまうが、それは派生的な意味であって本質的なものではない。

エロースは低俗なものから高貴なものへと上昇する一種の向上心を示唆している。

それはまた、醜いものから美しいものへ、弱いものから強いものへ、不完全なものから完全なものへ、それぞれ上昇する精神の志向性を意味する。

それに対してアガペーは弱い者、虐げられた者、貧しい者への慈しみを意味する。

エロースが人間的欲求を示唆するのに対して、アガペーは神の愛を意味するのである。

我々の中には、自らを成長させたり欲求を満足させたりしようとするエロース的要素と、自分を犠牲にしてでも他人を救済しようとするアガペー的要素が併存している。

人によってその割合は違うだろうが、併存している点は共通である。

しかし、この二つが一人の人間の中で併存していることに無頓着だったり、この二つの接点ないし共通点に対して盲目な人も多い。

そこでどっちか一つを重視したくなる。

理想的なのは向上心を堅持しつつ隣人愛を失わないことである。

しかし、現実にはエロースが独り歩きしてアガペーが見失われている例が多い。

またはアガペーを重視すると禁欲的理想主義になって、自然的欲望が著しく抑止されてしまう、と危惧している人も多い。

自民党、特にアベノミクスはどうだろうか。

東京オリンピックは必要だろうか。

原発再稼働は必要だろうか。

何とか細胞を持ち出して利権を確保しようとすることは、本当に病気や障害で苦しんでいる人を救おうとして、そうしているのだろうか。

それにしてはあまりにスキャンダラスなことや過剰な贅沢が多いような気がするが。


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プルーストの『失われた時を求めて』を再び読み始めた

2014-04-14 00:57:30 | 日記

岩波文庫版の『失われた時を求めて』(吉川一義訳)の第1巻を読み始めた。

数年前にちくま文庫の訳で読んだのだが、今度はこれで読む。

有名な、菩提樹のお茶にマドレーヌを浸して食べた時に突如蘇る記憶の箇所がとにかく問題だ。

冒頭の「眠られない夜」の話も興味深い。

混沌から突如秩序が出現するような、過去の記憶の再現。

失われた時、忘却されていた自己と世界の存在の真の意味が突如顕わとなるのである。

しかし、この膨大な小説を全部読もうとは思わない。

数年前と同じで第1巻のマドレーヌの箇所までと最終巻の「見いだされた時」のサンドイッチであろう。

あとは構想力、創作力を働かせて、次の著書『存在と時空』において自説を展開するための糧とするのみである。

私は学者の態度ではなく、一種の芸術家の態度で書きたいのだ。


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檀れいの美 再び

2014-04-13 09:57:39 | 美人

前に取り上げた檀れいを再び取り上げます。

気に入ったものにはとことんこだわるのがこのブログのしきたりなのです。

このブログでは日本一の美人を何度か論じましたが、ここにきて檀さんが急上昇してきました。

つまり、原節子→山本富士子→吉永小百合→松坂慶子→(藤あや子→滝川クリステル)

という日本一の美人の歴史の最後のところに檀れいが入るということです。

あるいは、滝川クリステルを檀れいに置き換えるということです。

滝くりはハーフなので。

まぁ、とりあえず宝塚娘役史上最高の美しさ、と絶賛された檀れいは、この歴史の末尾に位置していることは間違いないです。

日本の美的遺産であり、宝塚的日本美人のレジェンドです。

 

と、まぁレジェンドですね。

これらの画像は彼女の美貌を余すところなく伝えていますが、檀さんは金麦のCMにも表れているようにコミカルな可愛さも有しています。

それを伝える画像を追加しておきます。

黒猫を飼っているらしい。


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今日の花

2014-04-09 17:45:31 | 日記

今日、サイクリング中に目にとまった樹の花を3点。

今年の4月はかなり暖かい方だと思う。

もう桜は葉桜に近いものばかりだし、3月の平均気温が高かったんだな。

それにしても、スカイブルーをバックにしたピンク、赤、白の花は綺麗だねー。

まさに春爛漫といった感じやね。


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不思議な花の画像

2014-04-03 00:29:05 | 美学

2007年9月に撮った不思議な花の画像があります。

アサガオですが、霊妙な美しさですね。


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今日の大宮公園の桜

2014-04-02 18:26:15 | 日記

大宮公園(第一公園)の桜、今日でほぼ満開となっていました。

下の三つの画像は今日私が行って撮ってきたものです。

9分咲きとも言えるので、日曜日までは楽しめると思います。


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