心と神経の哲学/あるいは/脳と精神の哲学

心の哲学と美学、その他なんでもあり

一月も終わりに近い

2015-01-29 08:15:43 | 日記

一月も終わりに近くなった。

毎年一月はいまいましい。

正月三が日はまだいいが、それ以外は忌々しい。

とにかく寒い。

「冬来たりなば春遠からじ」という言葉があるが、私としては「一月すぎればもう春だ」と言いたい。

二月もまだ寒い日が多いが、暖かい日が混じり始め日も長くなるので、春の間近さをより実感できる。

梅も咲き始め、本格的な春である三月がすぐやってくる。

それに対して一月は寒く暗い。

その一月も残すところ三日となった。

二月は旧暦的には春である。

特に立春以降は寒くても春を感じ始める。

ここ二、三年はなかったが、数年前に二月に20℃以上の日が二日ぐらい出現することがあった。

最高は24℃ぐらいであり、冬の中にぽっこりと本格的な春(ゴールデンウィーク頃の陽気)が現れた感じであった。

二月にはそういう楽しみがある。

また二月の下旬は、順調に行けば「晩冬」を満喫できる。

晩夏と晩秋という言葉は誰もが慣れ親しんでいるが、晩春と晩冬のほうは印象が薄い。

しかし、それらにも実質は確かにあるし、それは誰もが納得するものだと思う。

「晩冬」という言葉はとても趣が深い。

行く冬を惜しむのか、それとも来る春をまじかに感じてわくわくするのか。

なんか「余裕ぶっこいている」という感じが半端ない。

その晩冬を感じされる写真を過去のブログ記事から拾い出してみよう。

2009年の2月の下旬に大宮公園で撮った紅梅の写真である。

梅こそ晩冬の象徴である。

早ければ上旬から咲くが、遅いと3月上旬となる。

 

 


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超高層ビルも倒壊する

2015-01-18 22:16:25 | 日記

さっきNHKスペシャルを観終わった。

最後のところで超高層ビル倒壊を取り上げていた。

1970年から東京を中心として多数の超高層ビルが建てられ始めた。

そして超高層ビルは撓む構造なので、むしろ地震に強い。

他のビルが倒れても超高層は無事だという神話が生まれた。

しかし、今その神話は崩壊しようとしている。

新宿や汐留や大阪の超高層ビルが3秒サイクルの地震動によって倒壊する可能性が出てきたのである。

その被害は想像を絶する。

次のweb記事に簡潔な説明があります。

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n65921

ちなみに、さいたま新都心の合同庁舎2棟は1550億円を投じて2000年に竣工したが、あらゆる災害に耐えうるように設計されたという。

この2棟だけは大丈夫なのだろうか?

 


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開成と学芸大附属の私立医進学状況

2015-01-10 09:23:53 | 受験・学歴

東京の有名進学校2校の私立医学部への進学状況です(2014年春)。


開成高校→私立医進学 26名
http://www.kaiseigakuen.jp/kaiseihp/shinro/shinro25.htm

      合格 進学
順天堂医 19   6
慶應医  15   5
慈恵医  15   5
昭和医   5   2
日本医科  4   2
杏林医   2   2
兵庫医   2   2
日大医   3   1
北里医   1   1


学芸大附属→私立医進学 18名
http://www.gakugei-hs.setagaya.tokyo.jp/pdf/2013kekka.pdf

     合格 進学
北里医  6   3
慈恵医  5   3
順天医  7   2
日大医  4   2
日本医科 3   2
慶應医  2   2
聖マリ   6   1
昭和医  5   1
東京医科 4   1
東邦医  1   1

 

この2校のうち開成は灘、筑波大駒場とともに日本のトップを競う進学校です。

学芸大附属もまたかつてその地位にあり、現在でもそうとうなものです。

この2校からご覧のように東京周辺の私立医学部に多数進学しているのです。

東京の進学校は東大がダメだと一ランク落として一橋か東工大、あるいは私立の早慶にするのが慣例であり、地方の旧帝、国公立志向は強くない。

医学部に関しても同様で、東大理Ⅲがダメだと国公立で医科歯科か千葉か横浜市立になるが、地方旧帝や国公立志向はあまりない。

お金があれば理Ⅲと慶應医の併願から慶應医に進学で、その一つ下のランクに医科歯科と千葉がくる。

その少し下に横浜市立がきて、ここと慈恵が並び、その下に日本医科、順天堂がくる。

それから諸々の私立医学部がくるが、これらのほとんどが早慶理工より難易度が高い状態となっている。

これは20年以上前には考えられなかった状況であり、かつての私立医のイメージを引きずっている人は要注意である。

とにかく、東京の進学校では理Ⅲ、医科歯科、千葉、横市医がダメだと、地方の国公立医(駅弁)ではなく、東京周辺の私立医を選ぶのである。

慶應医はここでも別格であり、お金があれば医科歯科と千葉を100%蹴る。

お金に余裕がない家庭のみ両方合格の場合、医科歯科か千葉を選ぶのである。

もちろん慶應医のほうが難しくて、両方合格するのは少ないが。

上の2校の私立医進学状況を見ると、私立医はおそらく東大の下位学部、早慶のすべて、一橋、東工よりも上に見られているように思われる。

そして地方の国公立は京大、阪大などの旧帝で研究医を目指す場合以外には眼中にない、という感じである。

古い私立医のイメージに囚われている人には信じがたいであろうが。

 

* 両校が地方の国公立医を無視しているというのは言い過ぎで、実際にはパラパラと進学していますが、率的には東京の私立医を選んでおり、これらを高く評価しているように思われまつ。


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