何度も備忘録として次の著書のタイトルを書いてきたが、そろそろ最終案を打ち出そうと思う。
それは『意識・生命・時間』というものである。
このように三つの語を中黒(・)で結んだタイトルは好き嫌いが分かれる、と思う。
私自身もこれまで『時間・空間・身体』 (1999) と『心・生命・自然』 (2009) というこの種のタイトルの本を二冊上梓している。
なんか安直なタイトルのつけ方のような気もするが、意外とこれが内容にジャストフィットしているのだ。
まだ決定したわけではないが、最も書きたくて、かつ最も書きやすそうなのをタイトル化すると『意識・生命・時間』となるのだ。
実は2007年の『自我と生命』の最終章のタイトルが「生命・時空・意識」となっている。
これを大幅に改変し内容を増幅すれば件の本になる。
基本的に意識哲学と生命哲学と時間哲学の三位一体構造を体系構築的に論じるつもりである。
なお、空間の問題も論じることになると思うが、今回はわき役に徹してもらうので、時間のほうを前面に押し出した。
また、件のタイトルを副にして主タイトルを「哲学の最後の輝き」ないし「哲学の究極」とすることもできる。
その他「存在の深淵」とか「存在の深み」とかでもよい。
すると件の本のタイトルは『哲学の最後の輝き - 意識・生命・時間 - 』となる。
こっちのほうがいいかも。
Life is short. Art is long.