NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」の今日の放送でかわいい猫が出ていた。
ネット上でも大評判で、「猫がかわいすぎて話の筋が分からなかった」という意見が続出した。
この猫は意地悪な和枝の飼い猫で、白黒である。
とにかく、この猫、いい演技してた。
こういう猫はテレビ用に調教されているので、観ていて安心である。
いつもながらすばやい画像upのキャプチャ職人に感謝、感謝。
NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」の今日の放送でかわいい猫が出ていた。
ネット上でも大評判で、「猫がかわいすぎて話の筋が分からなかった」という意見が続出した。
この猫は意地悪な和枝の飼い猫で、白黒である。
とにかく、この猫、いい演技してた。
こういう猫はテレビ用に調教されているので、観ていて安心である。
いつもながらすばやい画像upのキャプチャ職人に感謝、感謝。
昨日、大宮駅エキナカの書店で『高学歴女子の貧困』(光文社新書)という本を買った。
2月20日初版第1刷と奥付に書いてあるから、発売直後に買ったことになる。
『高学歴ワーキングプア』その他でこの分野の売れっ子の水月昭道が監修で、三人の高学歴の貧困女子が自らの体験を語っている。
三人の女子の出身大学は、お茶の水女子大大学院博士課程、大阪大学大学院博士課程、東京芸術大学である。
お茶の水の人は筑波大からお茶の水の大学院へ進んだ。
大阪大の人は学部から大学院だろうか。
水月氏は私大から九大大学院博士課程だからロンダ組だが、三人の女子は生粋の高学歴(いわゆる一流大学出身)である。
しかし、水月氏と同様三人の女子は辛酸をなめている。
そもそも大学院重点化と博士量産の政策が文部科学省と東大法学部によって推し進められ始めた1991年以降、特に2000年以降の大学院博士課程修了者は辛酸をなめている。
男子すらそうなのだから、もともと就職率が悪い女子はもっと悲惨である。
そのことを三人の女子が必死に訴えている。
そして、それを水月氏がフォローしている。
もともと、この本の執筆者の女子たちが水月氏に「男子中心の高学歴ワーキングプアばかり論じないで、女子のもっと悲惨な状況を見てほしい」と訴えて、この本が成立したのである。
私は、この人たちを代表とする「高学歴ワーキングプア」ないし「ホームレス博士」の前の世代の人間である。
私は、ちょうど1991年に大学院博士課程を満期退学して、その年に非常勤講師になった。
未だに非常勤講師だが、著書は9冊になる。
しかも通俗的な商業目的の本ではなく、重厚な専門学術書が多い(入門書ないし啓蒙書的な本も二冊書いているが、これも丁寧に書いてある)*。
私の後の世代の博士課程修了者は、前からかなり厳しい情勢にあることを知っていたが、女子の悲惨な状況は十分把握していなかった。
それゆえ、この『高学歴女子の貧困』は大変役立った。
前の記事「現代の貧困」でも女子の貧困がひどいことを語ったが、ここでもそれを確認できた。
私の後輩が「博士さえ取れば就職は紹介する」と大学院の指導教授に言われた、と言っていたが、私はそのことを「胡散臭い」と思っていた。
その後数年してその後輩に久しぶりに会ったとき、彼は非常勤にすら就いておらずアルバイト生活をしていた。
私の後の世代の院生にはこういう人が多くなった。
院生時代には旨い話に乗せられて、アルバイトもせずに奨学金を頼りに博士論文作成に勤しむが、非常勤の口すらないものが多くなった。
私のころの大学院生は9万人なのに対して、昨今は26万人と3倍になっているのだ。
「どげんかせんといかん」と言ってもどうにもならない。
とにかく大学院を封鎖するか、かつてのように10万人程度に縮減するしかないであろう。
それにしても働きながら9冊もの専門書を書いた私は、まさにヒジョウキング(非常勤のkingという意味)講師と言えるであろう。
とにかく、最近貧困問題や福祉国家や増税や少子高齢化社会やジャパンシンドロームといった諸問題に興味をもっている。
今のホームレス博士たちは年金税も十分払えないし、ぱらぱらと払った年金税が還元されるのは70歳からになるのだ。
しかも少額の年金しかもらえない !!
そのころには国民の多くが75歳まで働くことになる、ということが社会学者たちによって指摘されているし。
* サイドバーの「自著紹介」をクリックして、閲覧してほしい。
昨日から降り続けた雪が今朝すごいことになってた。
先週の土曜日の大雪を軽く超えてしまった。
昨日の降り始めにはたいしたことないと思ってたが、夜半からこれはやばいなと思ってたら、このざまだ。
私が住んでる上尾の積雪は35cmぐらいだと思うが、20km離れた熊谷では63cm !! だ。
記録的大雪だー !!
50年か80年に一度のレベルだろこれ。
まじやばいよ。
今まだ起きているが、「夜の意識」について突如思いついたので、書いてみる。
夜勤の仕事をしたり昼夜逆転の生活をしていない限り、我々は昼に覚醒し夜は寝ている。
夜寝ているといっても、深夜から翌朝までである。
夜更かしする人もいるから、午前2時くらいまでが「夜の意識」の時間帯である。
昼の意識に比べて、夜の意識は非活動的で鎮静的である。
それゆえ読書や思索に向いている。
最近ではインターネットにのめりこむ人も多い。
それにしても夜の意識は神秘的である。
特に話し相手がいなくて独りで深夜まで起きているときはそうである。
よく、心配事で就寝中に目を覚まして朝まで考え込んで眠れない人がいる。
そうした夜の意識は忌まわしいが、落ち着いた夜の意識は平安な神秘性をもっている。
まるで涅槃の境地のようである。
今はそうではないが、かつて、特に学生の頃、朝まで起きていることがあった。
それは春休み、つまり今の時期である。
実は、昨日の夕方ビールを呑んで食事をした後、3時間ほどソファで眠りこけた。
その後目を覚まして、まだ眠気がないので、こういうことを書いているのである。
なぜかすごく落ち着いている。
先日少し不安なことがあって夜眠れなかったが、その不快さと対照的である。
不安や心配事で眠れない夜と仮眠後に起きている夜では気分的に雲泥の差である。
冬はあまりビールを呑まないが、夏は毎日のように呑み、PM7時から10時あるいは8時から11時くらいまで眠りこけ、その後AM1時から3時まで起きている。
仮眠から覚めたとき一度散歩に出でからPCに向かう、ということがよくある。
これは快適であり、夜の意識を満喫できる。
また、昼夜逆転のときの朝日も格別である。
とにかく何か日常世界から脱出したような神秘性がある。
今の気分はいい。
眠れない夜と対照的で、天国に近い。
年末ジャンボに代表される宝くじの一等の賞金は莫大である。
5億円~8億円にもなる。
まぁ、5000万円以上獲得すれば高額当選者と言っていいだろう。
もちろん100万円や1000万円でもかなりのものだが。
ところで、今まで目にしたこともなく、一生無縁だと思っていた大金が手に入ったら、その人は幸福になれるだろうか。
宝くじを定期的に買っている人は、みな大金とともに幸福も手に入ると思っているであろう。
しかし、「宝くじの高額当選者は必ず不幸になる」という風聞を意識の片隅にとどめている人も多いと思う。
「そういえば、よくそう言われるよな」という感じであろう。
たとえば、次の引用文はそのことに関して「教えてgoo」に書かれていた意見である。
「宝くじではありませんが、知り合いが五千万円を手に入れました。そのお金でマイホームを手に入れましたが、十分払えたはずなのに、全部現金で払えばよかったのに、魔が差してローンにしました。で、現金は使ってしまいました。あぶく銭、バブルとはよく言ったものです。お金がなくなるのは本当に早いです、ほんとうにおあし、です。
それから一年と少しで、彼はサラ金の上客になりさがり、それからまもなく離婚になり、自己破産になり、もちろんマイホームは競売にかけられ、今では病気で入院中・・・生活保護を受けています」。
この例は確かに宝くじによる大金獲得ではないが、あぶく銭の獲得という点では同じである。
この例での要点はマイホームを買った際に「全部現金で払えばよかったのに、魔が差してローンにしてしまった」ということである。
事業の成功や創作によって大金を獲得した際には、それに至る努力、年月、業績の積み重ね、経歴などがあり、それらを顧慮して、獲得した大金に対処する。
ところが、何の努力もなしに得たあぶく銭は「身に付かないもの」なので、すぐに無駄遣いしてしまう。
苦労なしに得られたもの、能力に応じて得られたものではないもの、それなりの年月を経て得られたものではないもの、これらは計画的に使われることがない。
上の例では、おそらく4000万円以上すると思われるマイホームを1000~2000万円の頭金で買い、後をローンにしたと思われる。
あるいは、よくあるように500万円を頭金にして残りをローンにしたかもしれない。
いずれにしても金銭感覚が麻痺している。
本人は全部現金で払わなかったことを「堅実だ」と誤解しているのである。
「ローン」にするということは、負債を負うということである。
負債に耐えるためには長年培われた金銭感覚が必要である。
ところが、それがないままにローンを組んでしまい、一時金としての大金を浪費してしまったのである。
「一時金」要するに「努力して得られたものではないあぶく銭」は、「計画的に使うことができないもの」つまり「おあし」なのである。
宝くじの高額当選者で不幸になった者、要するに億万長者から極貧に堕ちた人はみなこの轍を踏んでいる。
目の前の快楽や幸福に幻惑されることなく、計画的に大金を使うスキルは、そう簡単に身に付くものではない。
それに成功した者のみが大富豪になり大事業家になっているのである。
ちなみに、このことは中流や下流の家庭の家計維持に関してもあてはまる。
「お金で幸福は買えるのか」という議論は尽きないが、「幸福にはお金で買えるものと買えないものがある」という初歩的認識を基盤として、
最終的には「お金はやはり道具にすぎないのであり、真の幸福はお金では買えない」という真理に到達することが肝要だと思われる。
* 高額当選者の不幸については次のまとめサイトを参照されたい。
です。
スカイブルーと紅梅の紅色と白の時計塔のコントラストが見事な写真ですね。
我ながらよく撮れてると思う。
梅の季節も間近です。
今年の冬は寒暖差が激しい。
昨日、一昨日と春のような陽気だと思ったら、今日は一転して真冬の寒さに逆戻りである。
2007年の1月~3月の暖冬の際にはこれほどの寒暖差はなかった。
その年の1月下旬~2月末は12~14℃の日が多かったのである。
それに対して、今年は真冬の寒さの日と15~18℃の日が2~4日の周期で入れ替わる。
このような気温変動の暖冬はこれまで経験したことがなかった。
単に記憶に残っていないだけかもしれないが。