ミニC-LCDのフレキが断線しちゃったので、
ストックを半田付け。
今回は細軸のピンを使用。普通の太さのピンだと
抜き差しが硬いので、どうしてもフレキを触って
断線しちゃうっぽいので。
細軸は細軸で、抜き差し時に脚が折れたりする
から扱いが大変なんだけど、フレキの断線よりは
扱いやすそう。
あとはaitendoで買ってきた極小C-LCD用の変換基板
に半田付け。コントロール用は普通に14ピンを
生やしておいて、残りのLED用2ピンは上からピン
ソケットで生やすことにしてみた。これなら普通の
14ピンに挿せる。
そういえばこのバックライト用LEDって、何Vで
何Ωの抵抗で制限掛ければいいんだろう?イマイチ
良くわかんないんだけど、まぁ、バックライト無し
でもこのLCDなら見えるからとりあえずいいや。
あと、スイッチング用に使いたいトランジスタと
して、Vce(sat)が小さい2SC2500と2SC5000をゲット
しておいた。2SC5000は大きめでヒートシンクを
取り付けられる形状だからまぁいいとして、
2SC2500はどのくらいの負荷に耐えるのかについて
改めて整理してみる。
2SC2500はちっちゃいし、ヒートシンクも付けられ
ないから、そこそこの負荷しか掛けられないんだろう
と思いつつ、データシートの数値を眺める。
Ic:2Aまで。Vce(sat):最大0.5Vでtypicalは0.2V。
ってことは、例えば単3ニッ水4本で4.8Vを元にチョッパ
回路で昇圧し、電圧降下はtypicalの0.2と考えるなら、
(4.8V-0.2V) × 2A
として、変換効率=7割程度と考えると、最大で6.4W程度
を搾り出せそう。まぁ、効率はインダクタの特性にも
よるだろうから、もう少し小さくなるだろうな。
(追記:本当?チョッパだから2A連続で流し続けるわけ
じゃないから、そんなに高出力にならないなぁ…
NJM2360のデータシート、あとで読み直そう)
で、最大電圧はどのくらいかなぁと思ってみてみると、
Vce:最大10V。
うーん。ストロボ用トランジスタはVce(sat)が小さい
代わりにVceが高くないんだな。実用できるのは何だ
かんだで9V程度までかなぁ。
負荷インダクタンスにも因るけど、例によって
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02769/
これみたいな1相あたり68Ωのステッピングモータ
をPWM使って1.5相励磁(相当)で9V掛けて動かす
と考えると、ザックリで1.8W程度まではなんとか
動かせそうかなぁ。モータの定格が2Wだから
ギリギリで最大負荷で動かせそう。
注意しないといけないのは、いつもの赤道儀用
回路の昇圧部分。電圧調整用抵抗の設定範囲に
よってはトランジスタのコレクタに掛かる電圧
が10V越えちゃうので、半田付け終わって
最初の電源オンでいきなりトランジスタが
吹っ飛ぶ恐れがあるってことだな。
あらかじめ抵抗値を真ん中あたりに調整して
から半田付け、電源オンしてから慎重に電圧
を調整しないといけないな。
っていうか、2SC2500はこの手のチョッパ回路
での昇圧にはあまり向いてないってことかな。
応用回路を色々探してみると、あまりチョッパ
回路で使ってる例はないっぽい。
http://elm-chan.org/docs/xe/xenon.html
ChaNさんの回路だと、フライバック式がいいよ、
と書かれている。なるほど。トランスかぁ。
やっぱ自分で巻くのかなぁ?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3045097.html
いつか読もうと思ってた「トロイダル・コア活用百科」
かぁ。
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