「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



色々と細かいことを片付けておこうと。

まずは、以前Aliexで買ったグラファイト粉末とダイソー
で買った黒いアクリル絵の具を混ぜ混ぜして、導電塗料
を作って、リモコン類のボタンの導電性を回復しよう
っていう話。

http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/3389.html

こないだはこんな感じだった。

前回、体積比で1対1くらいの分量で混ぜたんだけど、
今回は、そのときに計っておいた重さを元に、グラ
ファイトを2倍分量にしてみた。うまくいけば、
グラファイト同士の粒の距離が縮まって、抵抗値が
半分どころか、もっともっと下がるだろうという
もくろみ。

あまりグラファイトが多すぎると、水分量が少なくなり
すぎて、「塗料」とは違う真っ黒い物体になってしまう
だろうと思うので、その辺の分量が難しい。


やってみた。

…今回は、紙にうすーーーく伸ばして塗ってみたところ、
それでも、前回の実験でやってたときとくらべて、
一桁ほど小さい抵抗値になった。数センチでも数kΩ程度
(実測2~3kΩくらい)だし、1mmくらいの距離だと数十Ω
になった。

表面の接触抵抗もずいぶん小さくなったみたい。いいねぇ。
目論見どおりだった。ここまでうまくいくとうれしい。

で、じゃぁってんで、リモコン適当に分解して、ボタンの
裏側に薄く塗ってみる。で、乾かす。目安としては、
紙にうすーく絵の具の原液塗りました、くらい。ほんと
薄く塗っただけ。

…何の問題もなく、リモコンがサクサク効く。おぉう。
これだ。

筆とか気の利いたものがあればいいんだけど、無かった
ので、とりあえず幅広なマイナスドライバーで縫り広げた
だけなんだけど、平面性は確保できたみたいだな。
厚みはそれほど要らないらしいことは実験からも明らか
なので、薄く平らに塗ればとりあえずいい感じみたい。


ちなみに、グラファイトの分量を2倍にしているんだけ
ども、グラファイトの粉って、体積の大部分が空気
なので、
  「これで本当に混ぜ混ぜして混ざるの?」
とか思ってても、ちゃんとしっかり混ざっちゃうんだな、
これが。やってみると、綿菓子みたいに体積がなくなって
しまう。面白いところ。


この塗料は、リモコンの復活にも使えるんだけど、電気が
通るので、電磁シールド用の塗料としても使えるはず。
エレキギターの内側に塗ってあるような、ああいう塗料。

というわけで、これはこれで色々別途の目論見がある
のだ。
あと、こないだのプラスチックの容器。今日明けてみたら、
中身がすっかり乾いてた。どうやら完全に密閉できる容器
では無かったみたい。残念。なにかいい容器ないかな?





つぎ。
M88って、新しく開発進んでたりしないの?とか思って、
ちょっと調べてみた。

公式版は相変わらず止まってるっぽいんだけど、非公式版
は色々有るみたい。

http://nenecchi.html.xdomain.jp/

ここから、一番新しいM88.7zをダウンロード・解凍して
実行してみる。

…おぉ。メニューのディスクチェンジもなかなか使い勝手
が上がってるし、なにより、F11にpauseの設定が出来る
ようになってる。これすごい便利。

M88って、操作系が洗練されないまま放置状態だったって
いうのがあったんだけど、やっぱり細かいところ色々
改善されてる版があったんだな。





んで、AliexからHDMI/D-SUB/コンポジットの変換基板が
届く前に、あれこれ調べなおしておく。

http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/3215.html

こないだ、動作確認した後にぶっ壊してしまったので、
これをどういう風に扱うかについて、頭の中をちょっと
整理しておく。

Let's NoteのD-SUB端子が左側にあるので、どうやって
繋ぐか考えてみる。デフォルトでは、Linux Mintの
サブモニタは右側なんだよな。(調べてみた感じでは
並びを変えられないっぽいな…)

家にあまってるD-SUBのケーブル探すと、1.5mくらい
ある。長い。

で、程よい長さのD-SUBケーブルをAliexで探してみた
ものの、いいのがあまり見つからない。長かったり、
短かったり。6~70cmくらいがいいと思うんだけどな。

あとは、フォトフレームのケース加工関係だな。
ボタンの位置とか色々。


でも、ほんとは、解像度低い(800×480)っていうのも
あるから、

https://ja.aliexpress.com/item/Free-shopping-HD-LCD-7-inch-monitor-with-VGA-AV-HDMI-Speaker-Up-to-1280-1024/32295934896.html

こういうの買っちゃったほうがいいのかもしれない
けどな。スタンドも付いてるし、加工不要でちゃんと
した形してるし。
ただ、1024×600って書いてありながら、なんか微妙
に怪しい表記もあったりして、このLCDほんとに
1024×600の解像度あるの?…っていう。





あと、BL-5Cバッテリー関係でまたちょっとラジオ+
mp3を物色。

https://ja.aliexpress.com/item/TIVDIO-V-115-Radio-FM-AM-SW-World-Band-Receiver-MP3-Player-REC-Recorder-with-Sleep/32828302864.html


Tivdio V-115。これがなにやら、youtubeで見てみると、
すごいいい感じぽいんだよな。録音も3通り(マイク、
ラジオ、外部入力)使えたり、BL-5Cだったり、
色々よさそうな感じに見える。

ただ、このボリュームボタンがちょっと気になるんだ
よな。例によって、中華製品のボリュームって、電源
オフで初期値(最大音量)に戻っちゃわないか?と
いう話。
調べてみたけど、その辺よくわからなかった…

mp3録音できるんだけど、mp3圧縮じゃなく、非圧縮で
録音できないのかなぁ?データレコーダ代わりに
使えるといいんだけどなぁ。





http://toyokeizai.net/articles/-/213620

直6エンジン、見直されてるみたい。

まぁ、燃費の悪いターボが、ダウンサイジングターボ
って形で見直されたり、直4でもマツダみたいな方向
でイイカンジになっちゃったりとか、最適解なんて
決まりきったものは無いのかもしれないな。





https://www.youtube.com/watch?v=avwZd3bMClo

Arduinoで枯山水。

ほほう。面白いな。これ、X-Yプロッタ的なものとは
ちょっと違うところを見ると、裏から磁石で制御
してるのかなぁ?

模様を描くのはともかく、模様を一旦クリアする
のはどうするのかなぁ?そういう機能は載って無い
のかな?





https://japan.cnet.com/article/35100255/?ref=yj

スマートフォンの次はARとVRってなってるけど、
まぁ、わからんではないものの、VRは主にゲーム用
ってことになるんでしょう?
そうすると、やっぱりARのめがねタイプになって、
電話機能とか、眼前のスクリーンに追加情報とかを
ひょうじするとか、もうすでに知られているような
機能が載るくらいなのかな?

いずれにしても、めがね型ってなると、デザイン
とか、色とか、好き嫌いにどれくらいなじむか
も問題だし、めがね型になっちゃった途端に、どういう
風に操作するの?っていう問題がまた出てくるよな。



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昨日の、導電塗料の続き。やってみた結果とか、
色々考えてみたりしたことをまとめておく。


<実験結果の整理>


(1)抵抗値

昨日のグラフをもう一度。



こんな具合に、距離に比例する成分と、そうじゃ
ない固定部分があるように見えちゃう。
比例成分相当の部分は、だいたい1cmあたり800Ω
位にみえる。

この固定部分は、テスターのプローブの当てかたに
よってコロコロ変わるので、当てかたに注意が必要。

薄く塗った部分に、プローブの先端が刺さる感じに
突き立てて計ったのがこのグラフ。比較的、大きい
抵抗値になったところの計測値。

これがもし、少しだけ塗装の厚い部分にプローブを
あてちゃうと、プローブと接する面積が大きくなっ
ちゃうし、もしくは、プローブを強く押し込んだり
すると、紙に深く食い込んで、やっぱり面積が大きく
なっちゃって、抵抗値がぐっと減る。

できるだけ同じような条件といううことで、点接点
になるように心がけてみた。


固定成分は、2接点で10kΩほどあるようにみえるの
で、片側辺り5kΩほどとみればいいのかな?

これを、もっと厚く塗ってあるところにプローブを
当てて計ってみると、片側1.5kΩくらいまでさくっと
落ちたり、さらに面積広く取ると、1k以下まで落ち
たりする。

ってことは、接点の抵抗をどれだけ小さく抑えられる
かが、実用の上での課題なのかな。
ちなみに、手元のリモコンを分解して、同じように
導電塗料のところをテスターで計ってみたら、
やっぱりけっこうな接点抵抗と、長さに比例する
抵抗の両方があるみたいだった。

で、面積大きくするための方法を2つほど考えてみた
ので、それは後ほど考察で。


(2)耐久性

耐久性といっても、いわゆるロングライフレポート
みたいな事をやるわけじゃなく、表面の硬さとか、
水に溶けないかとか、その手の強度的な話。

なんといっても、アクリル絵の具の特徴は、水溶性
なのに、乾くと強力で柔軟で、水にも溶けないって
いうところ。


まず、紙をぐにゅぐにゅ曲げてみたりしてみた。
厚めに塗ったほうも、パキパキ割れちゃう感じは
無く、紙の曲げに追従しているみたい。強い。

ティッシュペーパー丸めて、表面をごしごし。
薄く黒いものがティッシュに付くけど、ボロボロ
零れ落ちるようなものは無い。強い。

ティッシュを塗らして擦ってみた。やっぱり、薄く
黒いものが付くけど、溶けて落ちるようなものは
無い。強い。

長時間ごしごししたり、雨量センサーみたいに雨に
ずっとぬらし続けるような用途はわからないけど、
あまり神経質にならずに使えそうな感じ。



<いろいろ考察>


(1)混合比

今回は、体積比で大体1対1くらいで混ぜてみたん
だけど、当然、グラファイトが多ければ、その分
「距離あたりの抵抗値」は下がるはず。接点抵抗
も下がるかなぁ?

でも、グラファイトは小麦粉じゃないので、水で
グニュグニュ練っても、これ自体には粘々成分は無い。
なので、多く混ぜれば当然、塗料としての強さは
低くなっていくはず。
重量比だと、絵の具はグラファイトの大体8~9倍
くらい。グラファイトをあと2倍くらいまでは増やし
ても大丈夫なんじゃないかなぁ?と思って、今後
追試験をしてみたいところ。
紙を曲げたり、こすったりしたときに、ボロボロと
くずれたりしない限界くらいを探りたい。


(2)接点の抵抗

紙に薄く塗ったところは、だいたい安定して点の接点
になってるんだけど、すこしでも厚いところは、
塗料がプローブで圧されて変形して、小さく面接点に
なっている。結構、やわらかさ(柔軟さ)を持っている
塗料なんだなぁ、という印象。ゴムシートみたいな硬さ
なんだけど、圧して変形すると元に戻らない、みたいな。

爪楊枝で、グリグリしながら塗ったので、正直いって
あまりキレイに塗れてないんだけど、ちゃんと絵筆を
買ってきて塗ったら、もうちょっとましに塗れるん
だろうなと思う。

いずれにしても、アクリル絵の具自体はドロッとして
いるので、塗ったあと自然にまっ平らに自動的になって
くれたりしない。塗ったときにでこぼこしてると、
だいたいそのままの形で乾く。

どうやってまっ平らにするかが一つの課題。


(3)接点の大きさ

上記(2)と絡むけど、塗料を平面で塗れないと、
金属みたいなのをグリッと押し当てても、点に近い
接点になりそう。

なので、あらかじめ、ある程度広い接点を作って
おいて、そこに金属で(点で)接触しても小さい
抵抗に済ます方法として、2つ考えた。

一つは、IC買うと付いてくる導電スポンジ。あれを
使って面接地できないかな?と。で、導電スポンジ
をテスターに当てて計ってみると…そもそもこの
塗料よりも抵抗値がでかい。2桁近くでかい。MΩ級
の抵抗値と表示される。

まぁ、静電気を逃す程度の導電性があればいいわけ
だから、これで十分なんだろうな。
というわけで、導電スポンジの案は没。


もう一つ。アルミ箔が使えないかなぁ?と。まだ
実験して無いんだけど。
パンチとかでアルミ箔を小さい丸型に切り抜いて、
これの片面に導電塗料を塗って貼る。すると、
塗料とは面接点になる。アルミ部分は点接点でも
大丈夫だろうと。
紙とかなら、反対側から水気が抜けて乾くと思う
ので、それならいけるんじゃないかな?と。
今後の課題。



いずれにしても、接点の触れ方がちょっと変わるだけ
でも抵抗値がコロコロ変わって計りにくい。同一条件
で計測するのが難しいので、あまり厳密な値は取れない
気がするなぁ。
まぁ、どのくらいの桁数の抵抗値なのか、ってあたりは
大体わかった感じ。



<今後の課題てきなもの>

・混合比
・接点抵抗の低減化
・アルミ箔などの利用

といったあたりかなぁ。


P.S.
グラファイトの配合を変えてみたところ、かなりいい
感じになりました。
詳しくは↓。

http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/3528.html




それにしても、このAutoPageのブログサービス。
丸1日近いメンテするとかって、サービス停止した
かと思ったら、それでも全然終わらず、結局さらに
半日くらい伸びるとか。
以前もそんなグダグダメンテがあったから、今回
もきっとそんな感じだろうとか思ったら、やっぱり
そうだった。

しかも、大型のメンテするたびに、ちょっとずつ
機能がバージョンダウンしていくんだよな。また
機能が削れた。

あれだな。もう、他のブログサービスに引越しする
のを考えようか。そろそろ。
前にも考えたけど、もうねぇ…と。

画像データは、ここは最大2GBほど使えるうち、まだ
7%ちょっとしか使ってないし、今後もそんなに多く
使わないと思うので、あまり優先事項じゃないん
だよな。
それより、記事をジャンル分けとか整理しやすいと
いいんだけどな。
そもそも、これまでみたいな、グダグダな書きなぐり
じゃなくて、実験記事とかプログラミングみたいな
(PIC、AVRのサイトのほうに載せない技術的な話)
だけのものと、グダグダ書きなぐり日記とは、ブログ
自体を別にしたほうがいいんだろうな。

まぁ、ちょっと手が空いたら改めて考えよう。



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こないだ入手したグラファイトとアクリル絵の具を
混ぜ混ぜして、導電塗料を作ってみた。




中国から送られてきたグラファイト。




ダイソーで買ってきた25g入りの絵の具。


これを、ダイソーで売ってる、10gごとにクリームを
分ける容器(3個入り)を使って、体積比でおよそ
1対1で混ぜてみる。それぞれ3ccくらいかな?

0.01g単位で計れるはかりを使ってみたんだけど、容器
は1個4.25gと出た。

実測で、グラファイトの粉を0.43g、絵の具を3.65g。

混ぜ混ぜした。爪楊枝で3分くらいよーーーく混ぜた。



仕上がりで、8.28-4.25 = 4.03g。

差分の0.05gは、混ぜ混ぜしたときに重力波として放出
された質量。





コピー用紙に、幅1cmくらいで薄く線を描いたのと、
細いけど厚みのある線の、2種類を描いてみた。
描いてから、1日置いて乾かしたものを使って実験。



いわゆる抵抗(カーボン抵抗とか)を使わず、5V電源
とLEDを、この線を途中に挟んで配線してみると、
一応LEDが光る。



で、色々と実験してみたんだけど、顕著に特性がわかり
そうな結果をグラフにしてみた。



縦軸が抵抗値、横軸が距離。

パッと見て、比例関係にある成分と、表面の接触抵抗
が合わさっているようなものに見受けられるかなぁ…

というか、かなり接触抵抗が大きいし、テスターの
プローブのあて方によって、コロコロ抵抗値変わる。

というわけで、色々と考察してみた結果は、また明日。



P.S.
グラファイトの配合を変えてみたところ、かなりいい
感じになりました。
詳しくは↓。

http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/3528.html



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