ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

祇園祭 曳き初め(2022)夕食編

2022-07-16 09:24:41 | 旅行 お出かけ


長刀鉾の曳き初めを見て、一旦ホテルに帰った。
夕飯は、錦の市場近くにある鰻専門店「旻(そら)」に6時に予約している。

きっと、ホテルからそんなに遠くないはずだけど、地理に疎いねこ吉なので、スマホを見てもイマイチ判らず・・・。
錦の市場の近くらしいので、市場の中に入った。
途中で焼き鳥屋さん?の人に聞いたけど、お店は知らないけど住所を見て方向は教えてくれた。

何とかお店について、三人とも天空うなぎとやらの1/2尾のうな重を注文した。
1/2しか鰻が入っていない。あとの1/2は、錦糸卵が入っていた。

あっさり香ばしく美味しかったです。



行きがけに、錦の市場の中を通ったら、シャッターに伊藤若冲の絵が描いてあった。
確かガイド本に書いてあって見てみたいと思っていたけど、夜に錦の市場に行く機会は無いので、見ることは諦めていたんだけど。
帰り道にじっくり見ることが出来てよかったわ。味気ないシャッター通りが、豪華絢爛?



伊藤若冲の作品で、最も有名かな・・・。
「樹花鳥獣図屏風」右双
モザイク状なのは、升目描きと言われる描き方です。
ちょっと、お風呂屋のタイル絵みたいですが・・・。



ねこ吉は、「鷲図」の鷲の精悍さも好きです。



竹虎図
何ともユーモラスな虎です。
何故かシャッターの前には、古びた段ボールが・・・。
「ここに、ゴミを置かんといて。」と虎が言ってたわ。



ねこ吉はこの雑誌で伊藤若冲のことを知った。
若冲は錦の市場の青物問屋の家に生まれた京都のブルジョア階級の人だった。
そんな訳で、今、錦の市場のシャッターに伊藤若冲の作品が描かれているんだね。

今回、鰻屋さんが市場の近くだったことが幸いして見ることが出来た。


追記

BRUTUSは、2006年発行。12年も前に買ったんだな。



その中に描いてあった山口晃の漫画風の伊藤若冲の一代記。
双六仕立てになっているんだけど、子ども時代の若冲の絵が「如何にもさもありなん。」と言った感じで大好きです。
可愛いので、絵を指で撫で繰り回してます。

以来、ねこ吉は山口晃先生のファンになったのです。




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