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ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

夏のしつらえに・・・。

2018-04-22 20:44:36 | 日常のこと
(近所のつつじが満開です。

昨日、今日と温度がどんどん上がった。

家のホットカーペットはフローリング調だから、ビニール素材で出来ている。
暖かくなって、ホットカーペットが必要のない季節になっても、ビニール素材なので電源を入れていないと足が冷たい。

今日はホットカーペットを外そう。
巻いて、ひもで縛って冬まで立てかけておく。何ともかさ高く、場所ふさぎなカーペットである。

例年なら、カーペットだけ外して、ソファーの位置は5月か6月頃夏仕様にする。
2009年は6月19日、2015年は6月13日に夏仕様にしたブログを書いている。

今年は、ついでにソファーの位置も変えてしまった。

我が家の「夏のしつらえ」とは、ソファーが掃き出し窓の前から、リビング中央に移動するだけであるが、行き届かない掃除のせいで、いつもより念入りに掃除機をかけたり、重たいソファーを持ち上げたり、ねこ吉には面倒、かつ大変な仕事なんである。

ほぼ毎年、一人で移動する。たぬ吉に頼めば、やれ、〇〇を持ってこい、やれ、そこの掃除が足らん、など命令ばかりされるのが嫌なので、絶対一人でやる。

しかし、今日は腰が痛かった。いつまで一人で出来るやら・・・。
それどころか、その内共倒れという事態にもなりかねない。

夏のしつらえ・・・。美しい言葉である。
ネット検索したら、「京町家」のページが出てくる。

写真を見ると、「よし障子」「簾」「網代」「籐莚」何とも涼しそうな美しい部屋。

あ、これは、西井のおばちゃんの家と同じや。

ねこ吉は、尼崎の路地奥の長屋で育った。

隣には、「西井のおばちゃん」と呼んでいた一人暮らしの人が住んでいた。
母と仲良しで、お互い助け合って、いや、助けてもらうことの方が多かったような・・・。

西井さんは、自分に厳しく、世話好きで綺麗好きな人だった。

同じ間取りの長屋に住みながら、西井さんの家は、京町家みたいだった。

まさに、「夏のしつらえ」というにふさわしい家だった。

ほんとに、ねこ吉が育った家とは大違いだった。

長火鉢もあった。

家にお邪魔したら、その前でお茶を入れてもらってお菓子をご馳走になった。


「夏のしつらえ」という言葉が、「西井のおばちゃん」の思い出を連れてきた。
半世紀以上昔の話である。


夜になれば、足元がスース―する。早くに片づけすぎたわ。

追記

もう一つ思い出したこと・・・。

まだ、ねこ吉が6,7歳だった頃、西井のおばちゃんの家の庭に、「白蛇が出た!」というので、近所の人と一緒に見に行った。

白い蛇を見たような、見なかったような・・・。
ボンヤリした子だったねこ吉は、「何処にいるの?」と聞きもせず・・・。


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